世界ランク現在6位(2016年11月18日現在)の松山英樹は、今や日本ゴルフ界を牽引するスーパースター。しかしグランドスラマーでメジャー9勝を誇るゲーリー・プレーヤーが挙げる“真のスーパースター”の条件によると、松山はまだまだスーパースターとはいえないみたいで……。

ミケルソンやセベ、エルスですら“スーパースター”ではない!?

ゲーリー・プレーヤーは「メジャー6勝以上が真のスーパースター」という独自の定義を持っている。その定義を当てはめればゴルフ界のスーパースターはジャック・ニクラス(18勝)、タイガー・ウッズ(14勝)他、アーノルド・パーマー(7勝)、ベン・ホーガン(9勝)、トム・ワトソン(8勝)、ニック・ファルド(6勝)など10数人しかいないことになってしまう。フィル・ミケルソン(5勝)やセベ・バレステロス(5勝)、アーニー・エルス(4勝)でさえそのカテゴリーに入らないのだ。

画像: 全世界のツアーで91勝挙げたセベ・バレステロスですら、“スーパースター”の条件には当てはまらない

全世界のツアーで91勝挙げたセベ・バレステロスですら、“スーパースター”の条件には当てはまらない

翁(プレーヤー氏)の言葉の裏には「ちょっと勝ったくらいでスターだ、スターだと囃し立てるな。ちやほやするから長続きしないんだ」という教訓が込められている。

ここ最近の松山は“スーパースター”級の活躍

とはいえ我らが松山英樹のこの1カ月の戦いぶりには、スーパースターの要素が満載ではないか! 

帰国していきなり国内最高峰メジャー、日本オープンに優勝。すると翌週には米ツアーの2016-17シーズン開幕第2戦のCIMBクラシックで単独2位入賞。迎えた世界ゴルフ選手権(WGC)ではローリー・マキロイやヘンリク・ステンソンといった大物を抑え、後続に7ストロークの大差をつけてアジア勢初のWGCチャンピオンに輝いたのだ。
 

画像: アジア人として初めて世界ゴルフ選手権優勝を果たした松山英樹 jp.pgatour.com

アジア人として初めて世界ゴルフ選手権優勝を果たした松山英樹

jp.pgatour.com

さらに1週空けて出場した三井住友VISA太平洋マスターズでは、初日から首位を明け渡すことなく自身初の完全優勝を達成。これら4試合の獲得賞金の合計はおよそ3億円5千万円。いやはやもの凄い数字である。

画像: 「三井住友VISA太平洋マスターズ」では、大会レコードを更新する圧勝だった

「三井住友VISA太平洋マスターズ」では、大会レコードを更新する圧勝だった

世界ランクもアダム・スコットを抜いて6位に浮上。早くも欧米メディアでは「ヒデキは“出来すぎる男”。飛んで曲がらず、ショートゲームにも秀でている。彼がマキロイやジョーダン・スピースと並んで世界のトップ5あるいはトップ3に入る公算は大きい」と最大限の賛辞を送りはじめている。

だがそんなおだてに乗ってはならない。松山本人が常々口にしてきた「メジャーに勝ちたい」という夢を実現するためにも、周囲の雑音には耳をふさぐべきだろう。

画像: 現在世界ランク6位松山にかかる期待は大きい

現在世界ランク6位松山にかかる期待は大きい

ちなみに始まったばかりの2016-17シーズンで松山は現在、賞金ランキング、フェデックスカップポイント、平均スコア、バーディアベレージの主要部門で1位を走っている。24歳の若武者がいずれメジャー6勝以上を挙げ、プレーヤー氏から真のスーパースターに認定される日はやってくるのか? その日が来ることを信じ、我々は彼を“上げすぎず”“下げすぎず”じっくり静かに見守っていきたい。

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