いつでも2パット、ときどき1パットで上がるためには「正しい軌道でスクェアにヒットすることが大切」と話すのは、ショートゲームの名人・石井忍プロ。プロも実践している3つのドリルで、スクェアインパクトを目指そう!

真っすぐ上げて、真っすぐ下ろす

いくらライン読みやタッチが完璧でも、目標へ正確に打ち出すことができなければ意味がない。真っすぐインパクトするにはどうしたらいいんだろう?

「フェースの開閉を最小限に抑え、インパクトの前後では、限りなく真っすぐな軌道でヘッドを動かす。真っすぐな軌道を徹底的に磨くんです」と石井忍プロ。そんな真っすぐ上げて、真っすぐ下ろす“スクェアインパクト”を身につけるのに効果的な3つのドリルを教えてもらった。

画像: 「グリーンを制する者が、ゴルフを制する」と言われるほどパットは大事だ

「グリーンを制する者が、ゴルフを制する」と言われるほどパットは大事だ

ドリル 1:スマホで撮影! 真っすぐ上がるかチェック

スマホの動画機能を使って、テークバックのヘッド軌道をチェック。

「極端にインサイドやアウトサイドに上がってないか、定期的にチェックする習慣をつけましょう。スロー再生すると、軌道がはっきり分かりますよ」(石井、以下同)

カメラはヘッドの真後ろ、地面から10センチくらいに設置する

ドリル 2:ヘッドの位置を確認してから打つ

テークバックで右つま先の前あたりまでヘッドを上げたら、ヘッドの位置を目で確認。

「ボールに対して、フェース面が真っすぐ向いているかもチェック。ヘッドを真っすぐ動かす感覚がつかめます」

画像: アドレスから始動して“ヘッドの位置を確認してから”インパクト

アドレスから始動して“ヘッドの位置を確認してから”インパクト

ドリル 3:『ティ支え』クラブ下抜きドリル

ボールの先にセットしたグリップに、ヘッドが当たらないように、低く真っすぐフォローを出す。「インパクトでボールを押している時間が長くなるので、転がりがよくなると同時に、距離感も合いやすくなります」

画像: ボールの先に、ティの上に乗せたクラブをセット。クラブに当たらないように、ヘッドを通す

ボールの先に、ティの上に乗せたクラブをセット。クラブに当たらないように、ヘッドを通す

プロのようなショットを打つのは難しいけれど、パットなら真似できる。3パットを減らせば、確実にスコア縮まる。3つのドリルを実践してスクェアインパクトを身につけよう!

写真/増田保雄

(週刊ゴルフダイジェスト2016年5/3号より抜粋)

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