各社が主力級の商品を投入し、大混戦の様相を呈した2017年のドライバー市場。その中でスタートダッシュに成功したのがキャロウェイの「GBB EPIC」だった。なぜ GBB EPICは売れたのか。ヒットの秘密を、ゴルフ5プレステージ日本橋店の小口貴彦店長に聞いた!

2017年に「大ヒット」が生まれるのは“データ”が予言していた!?

ーー2017年はドライバーの「当たり年」という印象ですが、販売の現場ではどのような状況だったでしょうか?

小口店長(以下、店長):なんといってもキャロウェイのGBB EPICの登場が大きかったですね。非常に大きな話題となって、ウチのお店はフィッティングが売りの店舗ですが、実際に“指名買い”がとても多かったです。

画像: 2017年彗星のように現れたGBB EPICスター(左)とGBB EPICサブゼロ(右)。「緑のドライバー」は一時品切れになるショップも出るなど、売れに売れた

2017年彗星のように現れたGBB EPICスター(左)とGBB EPICサブゼロ(右)。「緑のドライバー」は一時品切れになるショップも出るなど、売れに売れた

指名買いでなくとも、とりあえず試打してみたいというお客様は非常に多くいらっしゃいました。まずEPICを打って、その後に他のクラブを試打する、という流れですね。

ーーたしかに、2017年のゴルフギア業界はGBB EPICで幕を開けたという印象があります。その要因はなんだとお考えですか?

店長:売れた要因はいくつか考えられますが、まずはここ最近、ゴルフギアに“大ヒット”がなかったことが挙げられます。ここ数年、「2015年問題」という言葉もあったくらいで、残念ながらゴルフ人口は減っています。そして、実はゴルフ人口の減少比率以上に、ゴルフクラブの販売数量の下落率が高かったんです。

これはなぜかというと、一言でいえばヒットクラブが出なかったから。お客様が「買い控え」をされていたということです。こういうデータが出るときって、多くの場合大ヒットが生まれる前夜なんです。業界全体に話題が少なく、そろそろ来るだろう! という期待感があるなかで、うまく話題作りに成功したのがヒットにつながったと思います。

画像: 発表会でも強調された初速を高める「二本の柱」などが、発売前から話題となった

発表会でも強調された初速を高める「二本の柱」などが、発売前から話題となった

ーーたしかに、「みんなのゴルフダイジェスト」もそうですが、多くのメディアで発売前から話題になっていました。

GBB EPICは、2016年末に世界を股にかけて大活躍した松山英樹が使用していたドライバー「グレートビッグバーサ」の後継モデルであることでも大きな話題となり、年が明けてからはテーラーメイドと契約する前だったロリー・マキロイが使用したり、こちらもクラブ契約フリーの池田勇太が実戦投入するなど、話題に事欠かなかった。そこに、ある方法方法で「ガソリンが注がれた」と小口店長は分析する。

店長:特に上手いと感じたのが販促戦略です。展示会が非常に凝っていて、そこにブロガーを多く招き、展示会直後からネットに情報が溢れていました。ネットやSNSに映える「いい写真」を撮るための工夫がありましたよね。ネット上でものすごく情報が拡散されているのを見た瞬間に、「このクラブは売れる」と確信しました。火に油を注ぐという言葉がありますが、火にガソリンを注いだような印象でしたから。

店長:実際に打っても初速性能が高く、それも多くのお客様の購入につながったと思います。売り上げ比率としては「スター」が7に対して「サブゼロ」が3といったところでしょうか。一番売れているのは、おそらくGBB EPICスターの9.5度じゃないかと思います。

テーラーメイドのM1、M2がEPICを猛追した

ーーほかのクラブはいかがでしょうか。

店長:EPICに次ぐのは、なんといってもテーラーメイドのM1とM2ですね。M1とM2が出てくるまではそれこそEPICの一人勝ちでしたが、EPICがスペック的に上手くハマらない人などが、Mシリーズに流れるという感じになっていました。マスターズでガルシアが勝ったこともあり、現状ではその2モデルが二強といったところでしょうか。マキロイ、タイガーがテーラーメイドと契約する前から使っていたというのもポイントが高かったですね。彼らが契約外で使用した「旧M」と、「新M」を打ち比べたいという方もいましたから。

画像: 契約プロのセルヒオ・ガルシアがマスターズを制するという追い風もあり、EPICを猛追したMシリーズ

契約プロのセルヒオ・ガルシアがマスターズを制するという追い風もあり、EPICを猛追したMシリーズ

ただ、EPICもMシリーズも基本的にはプロモデルなので、もっと軽くてヘッドスピードがなくても打てるものを求める方には、グローレF2、マジェスティのロイヤルやバンキッシュなどがよく売れています。反対に、比較的若くて、思い切り叩きたいゴルファーにはピンのGシリーズも好評ですね。それと、ミズノのMPタイプ1、タイプ2は試打希望が多いです。

基本的には海外メーカーのクラブが元気だったので、今後は国内メーカーにも頑張ってもらいたいですね。(談)

発売前からの話題作りに成功したことでロケットスタートを切り、その初速性能の高さで売り上げを拡大したGBB EPIC。この勢いはこれから先も続いていくのか、ウォッチしていきたい。

今回お話を聞かせてもらった小口店長のいるゴルフ5プレステージ日本橋店はJR新日本橋駅の真上。2500本という驚異的本数を誇る試打クラブと、商品知識抜群の精鋭スタッフ、売れ筋の王道商品から、ここでしか買えないマニア心をくすぐる一品までが取りそろった最注目ショップだ。最新のクラブ事情はここに来ればすべてわかると言って過言ではない。ぜひ一度、足を運んでみよう。

画像: ゴルフ5 プレステージ日本橋店のご紹介 www.youtube.com

ゴルフ5 プレステージ日本橋店のご紹介

www.youtube.com
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