2017年4月のパナソニックオープンで、6打差をひっくり返して逆転優勝を飾ったベテラン・久保谷健一。そんな久保谷はもちろん、クラブにも強いこだわりがある。今季絶好調の彼を支える相棒たちとは?

つかまる顔してつかまりすぎない、こだわり抜いた6代目

アイアンの名手としても知られている久保谷健一。そのぶんクラブに対するこだわりも強い。

「アイアンは、打感や弾道はもちろん大事。でも、それ以上に“顔”が大事です。ほぼ2年おきに新しくしているので、このアイアンは6代目。とことん顔には注文をつけさせてもらっています」

画像: 自信をもって、ピンをデッドに狙えるアイアン。4I~PW「アキラ プロトタイプ KS-601」

自信をもって、ピンをデッドに狙えるアイアン。4I~PW「アキラ プロトタイプ KS-601」

「基本的にフェース面はつかまるように見えるけれど、ヘッドの機能としてはつかまりすぎないものが好きです。ただ、構えたときにつかまらない印象が出てしまうのは嫌なので、見た目はつかまるように工夫しています」(久保谷)

画像: 「つかまえたくないけれどつかまるように見える」という久保谷の要望に最大限応えた1本

「つかまえたくないけれどつかまるように見える」という久保谷の要望に最大限応えた1本

では、その工夫とは具体的にいったいどんなものなのだろうか?

「トップラインのトウ側の部分の削りを抑えて、少し厚くしています。そうすることで構えたときにフェースで球を包み込むように見えます。ただ、リーディングエッジは真っすぐに向いているので、かぶって見えることはありません」(久保谷)

ウッドは球を“上げてくれる”クラブをチョイス

「年齢とともに球が上がりづらくなってきた」と話す久保谷。使用するドライバーはヘッド性能はもちろんだが、ロフト10度にして球を上げやすいクラブに仕上げているという。

画像: ドライバー「アキラ プロトタイプ H-510」(ロフト10度)

ドライバー「アキラ プロトタイプ H-510」(ロフト10度)

画像: 「球はラクに上がってくれますが、だからといって吹き上がらないので使いやすい」((久保谷)。5W「アキラ プロトタイプ TV-317」、UT「アキラ プロトタイプ ix-H21」

「球はラクに上がってくれますが、だからといって吹き上がらないので使いやすい」((久保谷)。5W「アキラ プロトタイプ TV-317」、UT「アキラ プロトタイプ ix-H21」

画像: 「慣れ過ぎて替えるのが怖い」という3+W「キャロウェイ スティールヘッド」

「慣れ過ぎて替えるのが怖い」という3+W「キャロウェイ スティールヘッド」

細部にまでこだわりを見せる、まさに久保谷らしいセッティングを垣間見ることができた。

さらに詳しいスペックは、週刊ゴルフダイジェスト7月18日号「pro's spec」をチェック!(写真/姉﨑正)

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