2017年7月11日ピンが新製品「G400」を発表した。ドライバー、フェアウェイウッド、ハイブリッド(ユーティリティ)、クロスオーバー(アイアン型ユーティリティ)、アイアンからなるフルラインナップでの展開。「前作から大きく変化した」この新製品をレポート!

445CCと“小型化”しつつ、やさしさがアップした「G400ドライバー」

G400は今回でGの名のつくモデルの9代目。そのドライバーの、前モデルである“G”と比べてもっとも大きな変更点は、ヘッドサイズが445CCと、フルサイズである460CCから15CC「小型化」したことだ。それでいて同社史上もっとも重心位置が低く・深いというのがウリ。慣性モーメントも大きくなっており、見た目はシャープでありながら、打つとやさしいモデルとなっているという。

画像1: 445CCと“小型化”しつつ、やさしさがアップした「G400ドライバー」

2017年の全米オープンの月曜日に選手に渡しはじめたが、13人の契約プロがその週からの使用を開始したというから、その性能には期待が持てる。ちなみに、セガサミーカップで優勝したチャン・キムはいち早くこのG400にスイッチした選手で、同ドライバーの“世界初優勝”だったとか。

画像: 発表会で紹介されたチャン・キムのG400弾道データ。飛距離363.8ヤード……!

発表会で紹介されたチャン・キムのG400弾道データ。飛距離363.8ヤード……!

「まずお伝えしたいのは空気抵抗について。G400は、前作のGドライバーよりも大幅な空気抵抗の削減に成功しています。その分だけ速く振ることができ、それはボールスピード、飛距離に直結します。次に、ボール初速、慣性モーメントにも関わってくるのがフェーステクノロジーです。鍛造の新素材フェースを使用することにより、USGAの(反発性能の)リミットギリギリに作ることができるんです。それに加えてヘッドがたわむことにより、より安定した初速が得られます」と、ジョン・K・ソルハイム社長は胸を張る。

画像: クラウンを薄肉・軽量化しつつ、内部のリブにより打音にもこだわったという

クラウンを薄肉・軽量化しつつ、内部のリブにより打音にもこだわったという

打球音・打感も大きく変化しているといい、今回は“前作から大きく変化している”というメーカーの発言も頷ける。こちらもすっかりお馴染みとなったが、スタンダードタイプ、つかまりのいいSFテック、スピン量を抑えたLSテックと、3モデルがラインアップされている。

画像2: 445CCと“小型化”しつつ、やさしさがアップした「G400ドライバー」

シャフトが50グラム台(Rは45グラム)、60グラム台、70グラム台の3モデルが標準シャフトとしてラインアップされているのも嬉しい。スピーダーエボリューション4、アッタスCOOOLといった注目シャフトも選べる。

画像: 見た目にも締まってシャープな印象になった

見た目にも締まってシャープな印象になった

9番ウッドがうれしい。飛び性能の高い「G400フェアウェイウッド&ハイブリッド」

3タイプのヘッドがあるのはフェアウェイウッドも同じ。スタンダードタイプ、SFテック、LSテックの3タイプが選べる。ドライバー同様、ヘッドがブレず、新採用のフェースにより反発力がアップして初速が上がるという特徴はドライバー同様。それに加えて前作同様のフラットなソール形状により楽に振れて球が上がるとメーカーは主張する。

画像: こちらはスタンダードの5番ウッド。かなり“平べったい”形状で、いかにもボールが上がりそう

こちらはスタンダードの5番ウッド。かなり“平べったい”形状で、いかにもボールが上がりそう

ちょっとうれしいのがSFテックに7番ウッド、スタンダードに9番ウッドがラインアップされている点。近年ユーティリティに押されてすっかり存在感がなくなってしまったショートウッドだが、これが合う人も多い。選択肢が増えたのは大歓迎だ。

また、ハイブリッドも今回は「飛距離系」だという。プラス5ヤード飛ぶというからありがたい。ロフトは17度、19度、22度、26度、30度の5パターン。フェアウェイウッドの多様化もあって、同社自慢のフィッティングシステムが活かせそうだ。

画像: 毎度評価の高いピンのハイブリッド。今回は飛距離も出るそうな

毎度評価の高いピンのハイブリッド。今回は飛距離も出るそうな

フラットソールで抜けが良くなった。「G400クロスオーバー」

クロスオーバーという聞きなれない言葉は、「アイアン型ユーティリティ」を表す“ピン用語”。アイアン型ユーティリティ=難しい、という印象を受ける方もいるかもしれないが、ピンらしい絶妙なグースネックで、打ちやすそうな印象を受ける。ロフト設定は19度、22度、25度。

画像: クロスオーバーの3番(19度)

クロスオーバーの3番(19度)

こちらは前作に比べてバウンスを少なくし、フラットソール化。ソール幅を狭くしつつも接地面積が増え、摩擦を分散させているという。ソールが滑って抜けがいい、というわけだ。また、G400シリーズ全体の特徴として、こちらも飛距離性能が高いとのこと。

ストロングロフト化! 飛ばせる「G400アイアン」

G400の大きく変化した点は打感。ヘッド後方のバッジにより深低重心化するだけでなく、インパクト時の振動を抑えて打感を良くしているのだという。

画像: G400の6番アイアン。ストロングロフト化して、飛距離アップに舵を切った

G400の6番アイアン。ストロングロフト化して、飛距離アップに舵を切った

ピンとしては異例だと思うが、今回のシリーズはアイアンでも「飛び」をアピールしている。「球が上がらないからストロングロフトにはしない」という従来の考えを、今回のモデルは球が上がるからという理由で変更。ストロングロフトを採用し、“飛ばせる”アイアンとなっているという。

画像: ヘッド上部もカットされ、フェースの反発性能は高そう

ヘッド上部もカットされ、フェースの反発性能は高そう

シリーズを通じて「飛び」を強くうたったピンの「G400」シリーズ。2017年9月7日の発売を楽しみに待ちたい。

画像: 発表会には永野竜太郎(写真中)、亀代順哉(左から2番目)、塚田好宣(右から2番目)といったツアープロたちも集結。その性能に太鼓判を押した

発表会には永野竜太郎(写真中)、亀代順哉(左から2番目)、塚田好宣(右から2番目)といったツアープロたちも集結。その性能に太鼓判を押した

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