目標だったメジャー制覇は2018年以降にお預けとなったが、松山英樹にはまだ米ツアー年間王者のチャンスがある。年間王者のボーナスは驚くなかれ1000万ドル(約11億円)! しかも、松山はその年間王者に今もっとも近い選手。そこには、タイガー・ウッズとの“意外な共通点”が……?

2017年、4大メジャーすべてで予選を突破したのはわずか「13名」

今季メジャー4試合すべてで予選を突破した選手はツアー全体でわずか13名。そのなかにはもちろん松山英樹が含まれている。

4大会を通じてもっとも安定した成績を残したのはブルックス・ケプカで全米オープン優勝のほか、全英オープン6位、マスターズ11位、全米プロ13位。順位を合計して大会数で割り出す平均値は7.75でトップ。優勝はなかったがトップ10に3回入ったマット・クーチャーも同じ7.75でトップに並んだ。

松山はマスターズ11位、全米オープン2位、全英オープン14位、全米プロ5位タイ。平均値8でケプカ、クーチャーに続いて3位に入った。平均値にあまり意味があるとは思えないが1つの目安にはなるだろう。

画像: PGAツアーでは、獲得賞金とは別にポイントによる年間王者争いが繰り広げられる。シーズン最終戦を終えて年間王者に輝いた選手に贈られるボーナスは1000万ドル! 現在ポイントトップの松山は日本人初の年間王者になることができるか?(写真:2017年全米プロゴルフ選手権 最終日)

PGAツアーでは、獲得賞金とは別にポイントによる年間王者争いが繰り広げられる。シーズン最終戦を終えて年間王者に輝いた選手に贈られるボーナスは1000万ドル! 現在ポイントトップの松山は日本人初の年間王者になることができるか?(写真:2017年全米プロゴルフ選手権 最終日)

全米プロで勝ったジャスティン・トーマスは全米オープンで予選落ちしているし、マスターズ覇者のセルヒオ・ガルシアは全米プロで予選突破ならず。ジョーダン・スピースは全英オープンで勝ったが残りの3試合はトップ10圏外。

世界ランク1位のダスティン・ジョンソンに至っては階段から落ちて負傷しマスターズを欠場。全米オープンは予選落ち、続く2つのメジャーも54位、13位と振るわなかった。

これらの数字から、いかに松山が安定したゴルフを展開しているかがよくわかる。目下9億円近くを稼いで賞金ランクトップ、年間王者がかかるフェデックスカップポイントランクも1位と文句のつけようがない。

全米プロでは無念の敗戦に涙したが、メジャー獲りを果たせなかった悔しさを晴らすためにも、ボーナス1000万ドル(約11億円)がかかる年間王者のタイトルを狙ってもらいたい。

松山とタイガーには意外な共通点があった

そしてここに来て松山にさらなる力を与える材料ができた。7月に誕生した第一子の存在だ。

タイガー・ウッズには2007年の全米オープンで2位タイに入った翌日、待望の長女サム・アレクシスちゃんが誕生している。すると全米プロでメジャー通算13勝目をゲット。

画像: タイガー・ウッズもメジャー大会のすぐ後、長女が誕生した(写真:2007年全米オープン 最終日)

タイガー・ウッズもメジャー大会のすぐ後、長女が誕生した(写真:2007年全米オープン 最終日)

さらにBMW選手権とザ・ツアー選手権に勝ってその年初代フェデックスカップ王者=年間王者に輝いた。第一子誕生のパワーはかくも大きいのである。

ちなみに07年のタイガーは松山が今年勝ったWGCブリヂストン招待にも勝っており、こじつけといわれようが松山とタイガーの共通点を感じずにはいられない。

タイガーがフェデックスカップ初代王者に輝いてから11年。今年11代目の年間王者になるのは松山だ!

写真/姉崎正

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