2017年の「ホンマツアーワールドカップ」最終日は、JGTO発足以来では史上初の4日間ノーボギーで宮里優作が優勝、今季3勝目を挙げた。初日に10バーディノーボギーで圧巻の“61”をマークし、4日間で22個のバーディを量産した宮里優作のアイアンショットを見てみよう。

右手の人差し指の付け根で押し込む

写真は宮里優作プロが2017年6月の全米オープンで練習ラウンドした際のものです。このショットは球を通常よりも右足寄りに置いて、低く風に強い球を打っていましたが、注目してほしいのは、フォロー(写真1の右側)でもフェースの向きが保たれている(ターンさせていない)点です。まるでフェースでボールをターゲット方向に押し込むようなスウィングですね。

近年の弾道解析機の発達で、アイアンショットにおけるボールの打ち出し方向は、インパクトの瞬間のフェースの向きに75%影響されることがわかっています。軌道の影響もありますが、基本的にはフェースの向いた方向にボールは打ち出されていくのです。

画像: 球を自在に操るように、風に強い低い弾道を打つ宮里優作(写真1)

球を自在に操るように、風に強い低い弾道を打つ宮里優作(写真1)

では宮里プロは、正確なアイアンショットのキモであるフェースの向きをどこで感じているのでしょうか。写真2右の、インパクトの瞬間を拡大した画像をご覧ください。右の人差し指の付け根でシャフトを押しているように見えませんか? 

このように、右の人差し指の付け根でフェースの向きを感じ、シャフトを押し込むように使うことで、ハンドファーストでインパクトをし、フェースの向きをキープすることを実現しているのが見て取れます。

画像: 右の人差し指の付け根でフェースの向きを感じ押し込むように使う(写真2)

右の人差し指の付け根でフェースの向きを感じ押し込むように使う(写真2)

アイアンショットの方向性が安定しない人は、宮里優作プロのように右手の人差し指の付け根でシャフトを押すように使うとフェースの向きをコントロールできるはず。それだとイメージできないという人は、左手の甲の向きで感じても構いません。要は、フェースの向きを意識するポイントを自分なりに持つこと。そうすれば、フェース面をコントロールする感覚が養われ、次第に方向性を安定させることが可能になります。

シーズン3勝目を挙げ、賞金王レースを一歩リードするカタチになった宮里プロの勝者のアイアン、ぜひ参考にしてみてください。

写真/大澤進二

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