皆さんは何を基準にウェッジを選んでますか? ウェッジを選ぶときに大事なこと、それはソール形状です。ここを間違わなければ、グリーン周りのミスはグッと減るんです。

例えば、ローリー・マキロイはアプローチショットでは、主にリストを使います。体の回転で打つというよりも手先でボールを操っています。マキロイの打ち方の特徴は、上からソールをぶつけるようにしてアプローチショットを行います。

2016年 全米オープン

今回はそのようなアプローチショットを“マキロイ型”と呼ぶことにします。アマチュアゴルファーにもアプローチにおいては、手先でクラブを操作するという人も多いのではないでしょうか。

マキロイが使用するエンゲージ デュアルソール 
ソールの“幅広部”が様々なショットに対応してくれる

では、“マキロイ型”(手先を使って、打ち込むタイプ)の人にはどのようなソール形状のウェッジが合うのでしょうか?

正確なアプローチを駆使しツアー通算7勝の今野康晴プロがその疑問に答えてくれました。

今野康晴プロ

打ち込むタイプは断然幅広ソール

「コックを使って、ヘッドを上からぶつけて打ち込める人は幅広ソールのウェッジが合います。なぜかというと、ソール幅が広いと地面に刺さりにくいんです」(今野プロ)

上から打ち込む“マキロイ型”アプローチには、ソール幅が広いウェッジが合うのです。では、そのポイントをレッスンしてもらいましょう。

“マキロイ型”アプローチのポイント

ポイント1 コックを使って上げる

手首が親指側に折れている

バックスウィングでコックを利かせるので、スウィングアークは小さめ。グリップが腰の高さの時、ヘッドは肩くらいまで上がる。

ポイント2 鋭角にクラブを入れるイメージ

インパクトがV字軌道になる

インパクトにかけて、ヘッドが入射角を鋭角的に=上から打ち込むイメージ。いわゆるV字型のインパクトになります。ソールが広いと、地面に潜り込んでしまう恐れが少なく、ザックリしないんです。

ポイント3 フェースをあまり開かない

フェースの開閉は抑えている

ハーフウェイバックで、フェースが斜め下を向く=フェースが開かない。フェースを開くと、幅が広いソールが邪魔になって、跳ねてしまいます。

なるほど( ..)φメモメモ 幅が広いソールは、ボールよりも手前にヘッドが落ちても、地面に刺さらずに“ソールが滑って”ボールを捉えてくれるんですね。まさにダフり知らずのウェッジなんです!

今回は、"マキロイ型”いわゆる「手先の感覚を重視して、ソールを使う意識が強いゴルファー」を対象にしたアプローチレッスンでした。今回のレッスンを参考に、自分の打ち方に合ったソール形状のウェッジを選んでみてはいかがでしょうか。

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