月刊ゴルフダイジェスト9月号では、年に1度の名物企画である「D-1グランプリ2016」を掲載しています。みんなのゴルフダイジェストでは、本誌では詳しく掲載できなかった戦いの模様をお伝えします。
今回ご紹介するのは、Bブロック1回戦の「ナイキ・ヴェイパーフレックス440」と「ヤマハ・RMX16」の対決です。
テスター3人をご紹介!

横田英治プロ
"飛ばし"に燃えるD-1隊長は今年もビッグドライブを見せる
ヘッドスピード 49m/s

金子未来プロ
男子のアマチュアと同じくらいのヘッド速度で16本を試打
ヘッドスピード 40m/s

勝又優美プロ
ゆったりしたスウィングで高いミート率を誇る
ヘッドスピード 37m/s

ボールはナイキ・レジンツアー プラチナムを使用
「D-1グランプリ」計測ルール
・各テスターの10球中ベスト3球の平均飛距離を算出する
・クラブスペックは9.5度・純正Sシャフト。(9.5度がないものは、9度、10度で対応)
・調整機能付きモデルはノーマルポジションで試打
・1ヤード以内はプレーオフ(決勝のみ)
アスリートモデルガチンコ対決

ナイキ・ヴェイパーフレックス440
クラブ重量 318g
長さ 45インチ

ヤマハ・RMX116
クラブ重量 302g
長さ 45.5インチ
日米のアスリートモデル同士の戦いとなったナイキ「ヴェイパーフレックス440」とヤマハ「RMX116」の対決。
ヘッド体積が「ヴェイパーフレックス440」が440cc、「RMX116」が445ccと両者とも小ぶりで操作性の良さが魅力です。
また「ヴェイパーフレックス440」は薗田峻輔プロが使用、「RMX116」は藤田寛之プロと谷口徹プロが使用しています。まさしく"アスリート"モデル同士の対決となりました。
果たして結果は・・・
奇抜な見た目でダークホース的存在の「ヴェイパーフレックス440」でしたが、実力は本物!決勝16本の中で最重量のヘッドから放たれる打球は"重く"、そして高弾道です。打音も独特で、「飛んでいる」という感じはしないのですが、実際は飛距離が出ているという不思議なドライバーです。
対する「RMX116」は、"想像通りの球筋が操れる"モデルというだけあって、試打した3名それぞれ違う弾道で飛ばしていきます。飛距離もしっかり出ていて、試打者も満足そうな様子です。
「ヴェイパーフレックス440」が247.3ヤード(試打した3人の平均飛距離)だったのに対して、「RMX116」は257.1ヤードを記録。ベスト8進出は「RMX116」に決定しました。
両者ともに優れた飛距離性能を発揮していました。しかし「RMX116」の方がアスリートモデルでありながら、"寛容性"が高くミスヒットに強かったため、平均飛距離という点で「ヴェイパーフレックス440」を上回りました。
現場スタッフの目
「RMX116」は試打者によって様々な弾道で飛んでいましたが、飛距離のバラつきは少ない印象でした。"ぶっ飛び"というよりは全体的にまとまった完成度の高いドライバーといった感じです。
「RMX116」がこの後どうなったのか。月刊ゴルフダイジェスト9月号で掲載しています。
バックナンバーは↓↓↓
今年のぶっ飛びドライバーを探せ!『D-1グランプリ2016』
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