グリーンにカップの穴が空いてるのは当然だろって? いや、そうじゃなくて、グリーン上に規則正しく無数の小さな穴が開いているのを見たことはないだろううか? ベテランゴルファーが「今日のグリーン、エアレーションしてんだな」とか言ってるアレ。なんのための穴なのか実はわかっていないという人、意外と多いのでは?

エアレーション。それはグリーンを元気にする作業

画像: 無数の小さな穴が開いているグリーン

無数の小さな穴が開いているグリーン

主に、春先や秋口に行われることが多いエアレーション作業。グリーンに無数の小さな穴をあけることで、普段のプレーで押し固められてしまったグリーンに芝が成長するためのスペースを生み、同時に芝の成長に必要な酸素が根に十分に行き渡るようにする。

画像: バーチドレンというメンテナンス作業機で、グリーン上にエアレーションを施していく

バーチドレンというメンテナンス作業機で、グリーン上にエアレーションを施していく

この作業の後、穴に肥料などが混ざった砂を入れ、成長を待つというわけ。要するに、グリーンを元気にするための作業というわけだ。

画像: エアレーション。それは転がりのいいグリーンを保つための、大切な作業

エアレーション。それは転がりのいいグリーンを保つための、大切な作業

長くゴルフをやっている人の中には、「今日のグリーン、エアレーションしてるのか〜。どうりで重い(転がりが悪い)わけだ!」などと愚痴ったりする人もいる。

しかし、この作業はみんながベストなグリーンでゴルフを楽しむための大切な作業。文句を言わず、「芝よ、元気に育ってね」と心の中でつぶやいて、粛々とプレーするのが大人のたしなみと言えるだろう。

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