ツアープロの母親のキャディを務めるゴルフ未経験の息子の言葉がゴルファーの胸に突き刺さる! 伝説のゴルフ漫画『カラッと日曜』より、ゴルフを変える日曜語録を抜粋しよう。今回は、パター練習に関する語録だ。
なぜゴルファーは2メートルの距離を練習したがるのか

2メートルは「入れ頃外し頃」。だからしっかり練習する。これが“ゴルファー側”の理屈だ

これが「ゴルフをしない」息子の意見。その真意は……?
「2メートルのパット練=失敗体験の積み重なり」

そう、入れ頃外し頃であるがゆえに、2メートルのパット練習に失敗はつきものだ

2メートルの練習をすればするほど「カップに入れられなかった」体験は積み重なる

失敗体験が心に降り積もることでやってくるのは……そう「恐怖心」だ
自信をつける。自信を失わない。そんな練習をするべきだ。

50センチなら確実に入れられる。5メートルなら外しても気にならない
どんなに上手くなったって、2メートルを100%沈めることはできない。ならば…
もちろん初心者のうちは、2メートルのパターを練習する必要があるだろう。しかし、極論とはなるが、仮に世界一パットが上手くなったとして、それでもなお2メートルを100%沈めることはできないはずだ。
ならば、確実に沈められて心に自信が積み重なる50センチや、ストロークをしっかりと整えたいならば、外しても別になんとも思わない5メートルを練習するべき。外した時にいちいち心に小傷がつく「入れ頃外し頃」は、練習しなくてもいいのか。