月刊ゴルフダイジェストで連載中の「迷わず“コレ”でしょ!! ギア図鑑」から、ゴルファーが思わず手に取りたくなるような逸品を紹介。今回は昔からキャディさん御用達の「アラジンの水筒」だ。

一家に一台。キャディさんの水筒といえばコレだった

画像: ステンレスタンブラー(300ml/価格4000円)

ステンレスタンブラー(300ml/価格4000円)

赤のチェック柄の水筒、懐かしくないだろうか? 60~70年代の日本の高度成長期に魔法瓶水筒の代名詞のようにいわれていた米国のアラジン社の水筒だ。昔からキャディさんが持っている水筒でもあった。

1900年代の初めに創業したアラジン社は、1943年にビクター・S・ジョンソンJr.の代で魔法瓶の生産と電気ランプで世界のトップブランドになった。魔法瓶の名前の由来は多数あるが、アラジン社の「アラジンと魔法のランプ」から魔法瓶になったという説まであるようだ。

割れない。冷めない。時代に合わせて進化していた

画像: 懐かしい「赤いタータンチェック柄」

懐かしい「赤いタータンチェック柄」

画像: ステンレス二重構造で壊れにくい

ステンレス二重構造で壊れにくい

保温効果の高い魔法瓶だが、当時のものには欠点もあった。魔法瓶の内瓶の構造は鉄の型を使ってガラスをふくらませる二重の真空構造。そして、外側にプラスチックや金属の外装が組み合わさっていいる。落としてしまい、水筒の中のガラスが割れて中身と混じってしまった、という読者の方もいるのではないだろうか。欠点は衝撃に弱かったのだった。

50年代に登場したレッドチェック柄は、子供から老若男女に至る幅広い層が持てることを前提にデザインされたもの。その後、アラジン社の水筒は生産停止となったが、紆余曲折を経て、再び登場した現在、水筒の内瓶はステンレス製となり、落としても割れることはほとんどない。また、飲み口部分にシリコンを使用しているので、ぴったりと蓋をすることで、外気を入れず、保温性能もアップしたようだ。

もうすぐ冬本番を迎える。今年は温かいドリンクを持参でラウンド、おすすめだ。

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