ツアープロの母親のキャディを務めるゴルフ未経験の息子(日曜)の言葉がゴルファーの胸に突き刺さる! 伝説のゴルフ漫画『カラッと日曜』より、ゴルフを変える日曜語録を抜粋しよう。今回は、ゴルファーを縛る、「思い込み」について。
プロでも、自分のスウィングに悩みを抱えている……

クラブが下から入ってしまう、と悩む母ちゃんこと“天草すみれ”。20年近くシードを守ってはいるものの最近成績がパッとしない女子プロだ。
「右腰が流れるせいでクラブが下から入る」と悩むツアープロの母・すみれ。レベルは異なれど、スウィングの悩みを抱えながらゴルフしているという点では、我らアマチュアと変わらない。そんな花に、息子の日曜はズバリこう言う。

息子、日曜はゴルフ未経験。だからこそ、素朴な疑問が出てくる
「いつも同じスウィング」をする必要って、本当にあるの?

自分の思い込みは自分じゃ気付けない
ゴルファーは、いつも同じボール位置、同じ構え方、同じスウィングで「なければならない」と考えがち。そのために練習場で必死に球を打ったり、複雑怪奇なルーティンを確立したりする。大事なことだと思ってやっているけれど、それは本当に必要なのかと日曜は問う。
考えてみれば当たり前のこと。いつも同じようには「打てない」

私たちは傾斜やライに合わせて、無意識にスウィングを変えている

いつも同じスウィングじゃないといけない、と思っていないだろうか
100が切れないゴルファーだって、上手くいくかどうかは別として、傾斜やライに合わせて無意識にスウィングを変えている。「そんなの、当然だよ」って? ならば、「いつも同じスウィングでなくちゃ!」と思うこと自体が矛盾しているということになる。
よそ見をしても球には当たる。「思う」だけでスウィング軌道も変化する。

打ちたい球をイメージする。あとは体が勝手にやってくれる
「いつも同じスウィングで打とう」という言葉で己を縛るより、「こういう球を打ちたいな」という「思い」を大切にゴルフしてみよう。もしかしたら、意外な好結果が待ってるかもしれない。