数々の難コースや強敵を相手に戦い続けるトッププロたち。そんな彼らが選ぶ14本には、もちろん理由がある。今回は、2016年が飛躍の1年になったという下川めぐみのバッグの中身を拝見! そこには彼女のこだわりがぎっしり詰まっていた。
その理由は「スピン」より「高さ」で球を止めるため

ドライバーはプロギア、3Wはキャロウェイ、5W、7W、9W×2本はゼクシオ、UTはヤマハ
3年前からこのセッティングになったという下川めぐみ。
「私は腕力があるほうではないので、ロングアイアンではグリーン上でなかなか思うように球を止めることができなかったんです。そこでスピンで止めるというよりは、球の高さで止める方向にしたんです」
高さが出しやすいクラブを選んだ結果、このウッドが6本という答えに行きついたのだという。

ウッドのシャフトはスピーダー569のRで統一。つかまりやすく自然にドローが出るそう
他にも、通常のロフト23度の9Wに加え、レディス仕様の26度の9Wも入っている点もおもしろい。
「26度の9Wを5UTにするという選択もありましたが、強さでは5UTですが私は高さがほしかったのでレディスの9Wを使っているんです」(下川)
また、「無理して6番アイアンを選ぶよりも得策」と、見た目も打った感じもやさしい6UTを入れている。
構えた瞬間スクェアに見えるのが気に入っている
「ドライバー プロギア ナブラRS」

下川めぐみ(しもかわ・めぐみ)
2013年から2年連続2度のエースを決め、一躍「ホールインワン女王」の称号を手に。精度の高いショットに定評があり、2016年の日本女子プロ選手権では惜しくも2位。初優勝への期待がかかる。156cm・56kg
詳しいスペックは、週刊ゴルフダイジェスト 1/10・17号「pro's spec」をチェック!