「瀬田ゴルフコース 北コース」といえば2005年にUSLPGA公式戦「ミズノクラシック」の舞台となったこともあり、名匠・井上誠一渾身の設計コース。そこで開催された全日本ダブルスゴルフ選手権初戦に、関西地区を中心に集まった61ペア(122名)が参戦。地区決勝大会への30枠を争った。

見事に予選を通過した、パットを決めた浅原 克浩さん(写真右)とパートナーの中水 滋己さん(写真左)
競技方法は「4ボール」。二人一組でプレーし、ホールごとに良かったほうのスコアをチームのスコアとする方式だ。一人が攻めて一人が守ったり、後半になれば二人がかりでバーディを取りに行ったりと、その日のゴルフの調子や個人の腕前だけでなく、チームプレーならではの戦略が、スコアに大きく影響を与えるのが、ダブルス競技の面白いところだ。
そして、もちろんスコアは普段よりいいスコアが出やすい。今回も、難コースを相手にアンダーパーでラウンドしてくるチームが続出するという結果となった。
メダリストはトータル5アンダーの家田・池田ペア
トータル5アンダーで2ペアが並んだ今大会。マッチングスコア(スコア状況により優劣を決める)方式によりメダリスト(予選第1位)は抜群のコンビネーションで前半・後半共に3バーディの家田直也さん・池田有毅さんペアとなった。
「瀬田ゴルフコース 北コースは初めてのラウンドでしたが、いい結果を出すことが出来た。地区決勝もこの勢いで行きたい」と家田さん。地区決勝の鳴尾ゴルフ倶楽部での活躍を期待したい。

見事メダリストに輝いた、家田直也さん(左)、池田有毅さん(右)
なんとホールインワン達成者も現れた。16番、180ヤードのパー3で山根英彦さんが達成。「運がよかった!」とご覧の笑顔。余裕の3位通過を果たし、フロントでのホールインワンの手続きに余念がなかった。

16番 180ヤード・パー3で見事ホールインワン!! 山根英彦さん(左)・太田浩之さん(右)
結局、予選通過は4オーバーまでという、初戦からいきなりハイレベルな争いとなった。

+4(30位)までが地区決勝進出
ライバルは最強のパートナー
大会はまだまだ始まったばかりで、各予選会場共に若干の余裕あり。だが、人気のコースはキャンセル待ちになってしまう可能性があるため、早めのエントリーがオススメだ。普段はライバルのゴルフ仲間でもペアを組んだら最強のパートナーになるかも。エントリーはお早めに。
