クラブを買ってからグリップ交換したことありますか?
こんにちは! バンキシャM子です('◇')ゞ 突然ですが、みなさんのゴルフ歴は何年ですか? そのうち、グリップ交換は何回しましたか? 「自分は月1ゴルファーだしクラブそんなに酷使してないから」と言っているあなた、もしかしたらその認識間違っているかもしれません。
「グリップの素材には大きく2種類あります。ラバーと樹脂です。このどちらかによって、手入れの仕方も変わってきます」
というのはイオミックのツアーサービス担当の永田千也さん。どう違うのでしょうか?

プロたちの手元を支えるグリップ
「ラバーのグリップは経年劣化があります。なので、『月1ゴルファーだからまだ交換しなくていい』というのは通用しません。本来であれば半年から1年程度で交換するのが理想的です。また、経年劣化以外にも、見た目にテカりが出てきたら換えたほうがいいと思います」(永田さん:以下同)
どうですか? お手元のグリップ、テカってないですか? さて、では樹脂系のグリップの交換時はどう見極めればいいんでしょう?
「樹脂のグリップに関しては、経年劣化はしにくいのが特徴です。ただ、使えば使うほど握っている部分がへこんだり、摩耗してしまいます。見た目にへこんできたりしたら交換のタイミングと言えるでしょう」
なるほど……グリップはすべて同じだと思っていましたが、そんなことはないんですね。
「この2つの素材の特徴から、ラバーグリップはどのグリップにも経年劣化が起こるので、交換は使用頻度に関わらず、すべて同じタイミングです。一方の樹脂グリップは摩耗したものだけを交換するようにしてください」
ちなみに、劣化したグリップを使い続けているとどうなってしまうんでしょうか?
「劣化したグリップは硬くてすべりやすくなっています。手の中ですべると、フェースの開閉が生じてしまい、インパクト時に影響がありますね。これは劣化しているグリップを使っていなければ防げるものです。またすべるグリップを強く握ることで肩に力が入ってしまい、体を痛めることもあると思います」

グリップの専門家のお話は勉強になりました!
では、正しい手入れの仕方はありますか?
「樹脂グリップは水をはじくので、台所用洗剤などで丸洗いしていただけます。あとは水分を拭きとって終わりです。ラバーグリップも丸洗いできるのですが、十分に水分を拭きとって、直射日光を避けた陰干しで乾かしましょう。ラウンドの前にやってしまうと、ラバーグリップは水分を含んでしまいクラブのバランスが変わってしまうので要注意ですね」
とのことでした。正直グリップに関してはあまり重要視していない方が多いかと思いますが、ぜひこの機会にご自身のグリップをチェックしてみてくださいね!