2017年、ギア通ゴルファーの間で「かなりいいらしい」と噂になっていたアイアンがある。テーラーメイドの700シリーズがそれだ。世界のトッププロが使用して結果を出し続け、2018年のゴルフ界を席巻するかもしれない最強アイアンにクローズアップした。

テーラーメイドのアイアンといえば、ドライバーと同じく「M1」、「M2」が大人気。しかし、その一方で実力、人気ともに急上昇中のジョン・ラームやジャスティン・ローズらが愛用中のアイアンがいま注目されている。

画像: 右上から時計回りにP730、P790、P770、P750

右上から時計回りにP730、P790、P770、P750

J・ラームをはじめ多くのプレーヤーが使うのは「P750」。軟鉄鍛造ボディのトウ側にタングステンを埋め込むことで(#3〜#7)重心を最適な位置に設定。操作性のよさにやさしさが加わった、そのパフォーマンスはプロの成績を見れば明らかだ。

そしてアマチュアアスリートにオススメなのが、シャープな顔つきで中空構造とは思えない「P790」。性能と顔の良さがかつてないほど高いレベルで両立されている。ツアープロだけのためではない、誰でも使えるツアーアイアンである。

画像: J・ローズは「P790」と「P730」、R・マキロイは「P750」と「P730」を組み合わせて使っている。

J・ローズは「P790」と「P730」、R・マキロイは「P750」と「P730」を組み合わせて使っている。

700シリーズがプロたちの支持を集める最大の理由は、構えただけで弾道をイメージできる、アドレスでの美しさ。バックフェースのデザイン性の高さも魅力で、ギアへの感度の高いゴルファーたちがいち早く飛びついたのも、機能面は勿論だが、所有感を満たす「カッコよさ」が大きな要因となっていることは間違いがない。

また、700シリーズはモデル毎にヘッドの大きさやMOI(慣性モーメント)の値が異なり、さまざまなゴルファーが使えるツアーモデルとなっているのも魅力だ。ここからは、そんな700シリーズを、モデルごとに見ていこう。

シャープな形状が魅力の700シリーズだけに、その構えた顔に注目してもらいたい。

カッコいいのにやさしい! 「790」に大注目

さて、700シリーズの中でもっとも注目のクラブを挙げるならば、それはP790になるだろう。中空構造にドライバーで培った飛びのテクノロジーを搭載。やさしさと飛距離性能と顔の良さを兼ね備えた次世代のプロモデルアイアンといえるのがこのクラブ。ジャスティン・ローズは4番アイアンをこのモデルにしているように、UT代わりにやさしく打てるロングアイアンを入れるのもアリだろう。

画像: ●ロフト角 #5:23.5度 #6:26.5度 #7:30.5度 #8:35度 #9:40度 PW:45度 ●シャフト ダイナミックゴールド ●価格 15万5520円(#5~PW 6本セット)※写真は7番

●ロフト角 #5:23.5度 #6:26.5度 #7:30.5度 #8:35度 #9:40度 PW:45度 ●シャフト ダイナミックゴールド ●価格 15万5520円(#5~PW 6本セット)※写真は7番

見た目的には、中空構造のアイアンとは思えないシャープな顔つき。コントロールのしやすさと振り抜きのよさがイメージできる。

「スッと構えやすくてトップラインの厚みもシャープでいいですね。高くて風に強そうな球が出ます。プロが使用するアイアンでやさしいモデルを探している人にオススメです」(小暮、以下同)

画像: ロフトはストロングで、飛ばせる

ロフトはストロングで、飛ばせる

ロフトは5番アイアンで23.5度のストロング設定。スピードポケットとタングステンウェートの効果で高くて強い弾道になる。ヘッドの長さもコンパクトでフェース面のコントロールもしやすい。それでいて、見た目から想像できないやさしさを持つのが最大の特徴だ。

トッププロ御用達のブレードアイアン「P730」

700シリーズの中でもっともシャープな形状をしているのが、ブレードタイプのP730。

「とにかく打感がいい。フェースの芯でボールをとらえるのがクセになりそうです。コンパクトでフェース面のコントロールがしやすくラフからの抜けのよさも魅力のひとつです」

画像: ●ロフト角 #5:27度 #6:31度 #7:35度 #8:39度 #9:43度 PW:47度 ●シャフト ダイナミックゴールド ●価格 16万2000円(#5~PW 6本セット)※写真は7番

●ロフト角 #5:27度 #6:31度 #7:35度 #8:39度 #9:43度 PW:47度 ●シャフト ダイナミックゴールド ●価格 16万2000円(#5~PW 6本セット)※写真は7番

コンパクトなヘッドならではの操作性の高さ、ライへの対応力の高さが魅力のモデルと言えそうだ。

トッププロが認めた鍛造キャビティ「P750」

冒頭に挙げたように、ラームやローズなど、テーラーメイドの看板プロたちがこぞってバッグに入れているのがP750だ。

「コンパクトな軟鉄セミキャビティ。コントロール性は高いですが、ほとんどマッスルに近い性能です。ミート率が高い人が使うとその性能を上手く引き出せると思います」

画像: ●ロフト角 #5:26度 #6:30度 #7:34度 #8:38度 #9:42.5度 PW:47度 ●シャフト ダイナミックゴールド ●価格 15万5520円(#5~PW 6本セット)※写真は7番

●ロフト角 #5:26度 #6:30度 #7:34度 #8:38度 #9:42.5度 PW:47度 ●シャフト ダイナミックゴールド ●価格 15万5520円(#5~PW 6本セット)※写真は7番

シャープな形状に、ほんの少しやさしさを加える。この絶妙なさじ加減が、プロに支持される最大の理由だろう。

やさしさと操作性を両立させた「P770」

700シリーズのもうひとつのキャビティタイプがP770だ。

「『750』より少しだけヘッドが大きく、タングステンの効果でやさしく仕上がっています。こちらのほうが使えるゴルファーは幅広く、ヘッドスピードが42m/sくらいのゴルファーから使えますね」

画像: ●ロフト角 #5:26度 #6:29.5度 #7:33度 #8:37度 #9:41.5度 PW:46度 ●シャフト ダイナミックゴールド ●価格 14万2560円(#5~PW 6本セット)※写真は7番

●ロフト角 #5:26度 #6:29.5度 #7:33度 #8:37度 #9:41.5度 PW:46度 ●シャフト ダイナミックゴールド ●価格 14万2560円(#5~PW 6本セット)※写真は7番

こちらは、750だと少し難しいかも……という人にピッタリのモデルと言えるだろう。

最も注目すべきアイアンである「P700」シリーズ。PGAツアーのトップ選手たちが愛用する理由を、ぜひ手にとってたしかめてみてもらいたい。

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