まずは好みのヘッド形状を選ぶところから

これがタイトリスト公式サイト内にある「正しいウェッジの選び方ガイド」
100ヤード以内が苦手な私・編集部Aにとって、「正しいウェッジ選び」はまさしく喫緊の課題。ということで、わらにもすがる思いで、「正しいウェッジの選び方ガイド」にアクセスしました。

フォージドウェッジも魅力的。だけど、ここはやっぱり発売されたばかりの「SM7」を選ぶしかない!
まず最初は【STEP1 好みのヘッド形状を選ぶ】工程から。ここはやっぱり3月23日に発売されたばかりの「SM7」をチョイス!
PWのロフトを基準に、ウェッジの本数とロフトを決める

ピッチングウェッジのロフトが基準。自分のPWのロフト角、把握していますか?
次に行うのが【STEP2 ロフトセッティングを決める】工程。自分の使っているピッチングウェッジ(PW)を基準に、その下に入れるウェッジの本数と、それぞれのロフト角を決めていきます。編集部AのPWは45°なので、それを選択。

ピッチングの飛距離を選択すると、オススメのセッティングを提案してくれる
次に聞かれるのがPWの飛距離。だいたい105〜110ヤードくらいのイメージですが、ここで見栄を張っても仕方がないので、105ヤードと入力します。ちなみにタイトリストのアイアンを使っている場合は、モデル名をクリックするだけでOK。

飛距離の目安も表示されるので、選びやすい
編集部Aが推奨されたのは、「50°-54°-58°」「48°-52°-56°」「50°-56°」の3つの組み合わせ。今使っている「52°-58°」のセッティングは、なんと候補にも挙がらないという結果に!
画面上にはそれぞれの組み合わせを選んだ場合の飛距離の目安も表示され、とてもわかりやすくなっています。3パターンどれも魅力的ですが、今回は「48-52-56」のセッティングをチョイス。これなら飛距離の階段がバッチリできる、はず。
バウンスとグラインドを決めて、いざ実打!

52度ウェッジでもバウンス角が選べるのは多彩なバリエーションを誇るSM7ならでは
セッティングが決まれば、最後に【STEP3 ソールのバウンスとグラインド(削り方)を決める】工程へ。
まずは52度のウェッジに関して、「上級者向け」のローバウンス(08度)モデルか、「多くの人に使いやすい」ハイバウンス(12度)モデルかの選択画面。迷わず「多くの人に使いやすい」と表示されている12度をクリック!

56度は3つのグラインドから選べる
次は56度ウェッジに関して、Fグラインド、Sグラインド、Mグラインドの3つからグラインドを選ぶ画面に。ここは「バンカーで脱出しやすい」という言葉に惹かれ、Fグラインドを選択しました。これですべての設問に回答完了!

これが編集部Aの“正しいウェッジセッティング”! うーん、早く使いたい
選ばれたのが、48°、52°、56°、すべてFグラインドのウェッジです。シミュレーション的には完璧ですが、果たして実際に使ってみてどうか、コースに持ち込んでテストしてみました。
いざ実打! 「飛距離の階段」がしっかりできたのは……?
コースボールを使い、弾道計測機「ミーボ」でそれぞれの番手の飛距離をチェック。その結果がこちらです。
【48度】キャリー 97.3Y スピン量 9411回転
【52度】キャリー 88.2Y スピン量 10377回転
【56度】キャリー 79.8Y スピン量 10946回転
45度のPWの飛距離が105〜110Y(くらい)なので、そこからほぼ約10ヤードピッチでの“飛距離の階段”が見事にできるという結果に。
しかも、今まで使っていたサンドウェッジ(ボーケイ SM4のロフト角58度、バウンス角9度)と打ち比べた場合、56度のFグラインドはロフトが2度少なく、かつバウンス角が5度大きいことで、格段に打ちやすいこともわかりました。ダフリに強く、バンカーからの脱出も容易で、いいことずくめです。

右がSM7の56度(バウンス角14度)。左のマイウェッジ(SM4の58度、バウンス角9度)に比べ、ソールがより大きく盛り上がっているのがわかる
というわけで、編集部Aのウェッジセッティングは、45度のマイPWに48°、52°、56°のSM7を加えた4本体制に! これで苦手な100ヤード以内が大いに改善されそうです。バウンスの大きいFグラインドにしたことで、やさしさも大きく向上しています。

この3本に決定!
ウェッジで距離感が合わない、どうもミスが多く、安定しないといった悩みを持っているなら是非タイトリストのウェッジ選び方ガイドを使ってみるのがオススメ。きっと、自分にピッタリの「SM7」の組み合わせが見つかるはずですよ!