ボーケイ氏に直接指導を受けたスタッフたちがフィッティング
2700本もの試打クラブを揃え、ドライバーやアイアンだけでなく、パター、グローブなどありとあらゆるフィッティングができるのが「ゴルフ5プレステージ新宿」の強みだが、なかでも他店にないスペシャルなサービスが、「Vokey Wedge EXPERIENCE(ボーケイ ウェッジ エクスペリエンス)」というウェッジフィッティングだ。
これは、タイトリストの誇る人気ウェッジブランド「ボーケイウェッジ」の最新モデル「SM7」を使って、自分に最適なウェッジを見つけてくれるというもの。タイトリストが開発、運用している「ボーケイウェッジフィッティング」のシステムを使ったフィッティングで、「ボーケイウェッジ」の生みの親である巨匠ボブ・ボーケイ氏から直接指導を受けたゴルフ5のスタッフがフィッティングを行う。

フィッティングスタッフが、ボブ・ボーケイ氏から直接指導を受け、ボーケイウェッジフィッティングのDNAを引き継いでいる
その内容は、ロフトからバウンスまで、多岐にわたる要因を細かく診断していくもの。近年アイアンがストロングロフト化してショートゲームの難しさが増しているが、それを補うロフトセッティングを見つけるとともに、スイングタイプに合ったソール形状、バウンス角のモデルを選んでいくのだという。
タイトリストのデータに基づくロフトセッティング
百聞は一見に如かず。ゴルフクラブが大好物のライターSが、実際にそのフィッティングを受けてみた。
まず最初に行うのは、「100Y」の距離を打てるロフトを見つけること。アイアンのストロングロフト化で、PWで120Y前後飛ぶ人が増えているため、その下の番手としてまず100Yを正確に打てる番手を探すのだ。

まずは100Yをピッタリ打てるロフトを探すところからスタート
ライターSは、普段は47度のピッチングウェッジ(PW)で120ヤード程度打っていると申告したところ、52度のウェッジを渡されて数発試打。概ね100Yの距離が出たことから、ここからロフトセッティングを考えていく。
タイトリストは、ヘッドスピードとロフトの関係性の緻密なデータを持っているため、100Y打つロフトさえ決まれば、打ちたい距離によって最適なロフトを瞬時に算出できるのだ。

ライターSは52度で概ね100Yぴったり打てたことから、それを基準にSWのロフトもチョイスしていく
そのうえで14本のセッティングのなかでバランスを取りながら、PW以外にウェッジを3本入れるウェッジ4本体制にするのか、2本加えて3本体制にするのかを考慮し、ウェッジセッティングを詰めていく。ライターSの場合はウェッジは3本体制で考えているため、PWの下に入れるのは52、58度の2本とすることにした。
このほか、たとえば100Yを50度で打つ人の場合、その下に54、58度の2本を加えてウェッジ4本体制にすることもできるし、100Yを52度で打つがPWのロフトがストロングで43度くらいだったりすれば、PWと52度の間に48度のウェッジを足し、PW、48、52、58度の4本態勢というような選択肢も出てくる。
ソールの抜けを実体験できる!
ウェッジの本数とロフトピッチが決まったら、次はソール形状とバウンス選び。これはSWでのショットをスタッフが見ながら、スウィングタイプやヘッドの入れ方、ソールの接地音などを考慮して提案していく。
「ボーケイSM7」には、6種類ものソール形状と、それぞれにバウンス角のバリエーションがあるため、誰もが最適のソールを見つけることができる。バリエーションが多く用意されているということは、「最適」にたどり着くのが一苦労ということでもあるが、そこは腕利きフィッターにお任せというわけだ。

「ボーケイSM7」には6種類のソールバリエーションがあり、そのなかから自分に最適なものを選べる
さて、現在は、PGA(米男子)ツアーでもバウンス多めのモデルが好まれる傾向にあり、ボーケイ氏もそれを推奨しているという。
ライターSの場合、ハンドファーストが強めでヘッドの入射角も鋭角なので、バウンス量が多めの「Dグラインド」と「Kグラインド」を提案され、実際に打ち比べてみることに。
ここでは、毛足の長い人工芝のマットを使ってソールの抜けの違いを実際に体感し、本人のフィーリングやフィッターの分析によって選択肢を絞っていく。このソールの抜けを実体験できるフィッティングシステムは、『Vokey Wedge EXPERIENCE』ならではの特徴だ。

毛足の長い人工芝マットで実際にボールを打ち、ソールの抜けやフェースの開きやすさなどを体感できる
その結果、トウとヒールのバウンスが少し削られていて、フェースを開いて使いやすい「Dグラインド」が最適ということで、本人とフィッターの意見が一致した。

ライターSの場合は、バウンス多めながらトウとヒールが少し削られてフェースを開きやすい「Dグラインド」がベストマッチ!
ウェッジはスコアメークの要であるにもかかわらず、あまり正確なフィッティングを受ける機会は多くなかったが、「ゴルフ5プレステージ新宿店」の『Vokey Wedge EXPERIENCE』なら、ベストマッチのウェッジに出会えること間違いなし。

フィティングでベストな1本が見つかったら、すぐに買って帰って試したいもの。圧巻の品揃えを誇るゴルフ5プレステージ新宿どんなフィッティング結果が導き出されても安心だ
「ゴルフ5プレステージ新宿」オープンまであと少し時間があるのだけがもどかしい点だが、オープン後には是非受けることをお勧めしたい『Vokey Wedge EXPERIENCE』。新宿南口にゴルファーの新たな聖地が誕生する日を、首を長くして待ちたい。