1ヤードでも飛距離を伸ばしたいと思っているゴルファーにとって、風にも強くランが出やすいドローボールは喉から手が出るほど欲しいもの。そこで、“ノリー”こと教え上手の堀口宜篤プロにドローボールを打つための方法を解説してもらった。
アドレスを変えるだけでドローボールを打てる
ノリーによれば、ドローを打とうとしてインサイドからクラブを下ろそうとしたり、インパクトゾーンでフェースをターンさせようとするのはむしろ逆効果。スウィングのバランスを崩し、プッシュアウトのミスや、いわゆるチーピンが出てしまうという。
変えるべきはスウィングではなく、アドレスだとノリー。
![画像: 安定したドローボールを得意とする2018年マスターズ王者、パトリック・リード](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782728/rc/2018/06/29/5e62bdb9cd41f52de58e0ae8a601aa5692c3d38c_xlarge.jpg)
安定したドローボールを得意とする2018年マスターズ王者、パトリック・リード
では早速、ドローボールを打つための正しいアドレスを教えてもらおう。
「ターゲットと平行に構えたら、スタンスの向きをまずは少し右に向けます。このままターゲット方向にスウィングするとフェースは開いた状態でのインパクトになってしまいますから、ターゲットに対してフェース面はまっすぐ向ける(スタンスの向きに対しては“かぶせる”)。そのままスタンスにそって振ることで、右方向にドロー回転がかかたボールを打ち出すことができるんです」(ノリー)
![画像: スタンスは時計回りに右を向き、フェースはターゲットに対してまっすぐ向ける](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782728/rc/2018/06/29/b308f8e5992791ed83cb45228dedb29deb0ae4d4_xlarge.jpg)
スタンスは時計回りに右を向き、フェースはターゲットに対してまっすぐ向ける
無理にスウィングを変えるのではなく、ドローボールのためのセットアップを正しくつくることが、習得のための近道というわけだ。むしろ、スウィングはいつもの通りでオッケー。動画では、より詳しい解説と練習方法合わせて紹介。是非チェックしよう!
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