オリジナルブランドだからここまでできた! ヘッドスピード別ラインナップ
今回は、ゴルフ5のオリジナルブランド「トブンダ スーパーD」のドライバー3モデルを、ゴルフ5のクラフトマン三須得至さんとともに試打を行った。

三須クラフトマン(右)とマーク金井(左)が試打
今度の新しい「トブンダ スーパーD」は、3モデルがラインナップされ、そのすべてが高反発のルール非適合モデル。しかもヘッド体積もルール上限の460ccを超えるというおどろきのドライバーだが、マーク金井は「3つのモデルが対象ヘッドスピード別にきちんと設計されていて、すごくターゲットがハッキリしている。ボク、こういうクラブ好きですよ」と、そのコンセプトを高く評価する。

ヘッド体積480ccのトブンダ「SUPER-D GOLD ex」はヘッドスピード~35m/sのゴルファー向けモデル。7万4065円+税
前モデルの「トブンダ トライフィット スーパーD」も、ヘッドスピード別に40m/s以下を対象とした「ゴールド」と40~43m/sを対象とした「ブラック」がラインナップされていたが、ニューモデルではヘッドスピード~35m/s向けの「ゴールド ex」、~38m/s向けの「ゴールド」、そして42m/sまでの「ブラック」と3モデルに増え、さらに細分化が進んだ。
「どのモデルも、構えた顔の印象や重さ、シャフトの挙動などが『このヘッドスピードで振ってください』って語りかけてくる感じがするほど、ターゲットにジャストフィットしています。ゴルファーをよく研究して作っているのがわかりますね」(マーク金井)

ワッグルするだけで対象ターゲットがわかるほど、モデル別にしっかりと作り込まれている
三須クラフトマンによれば、各モデルとも、対象ヘッドスピードで打ってヘッドが割れないギリギリのところまでフェースを薄くすることで、最大限の反発力を得ているのだという。
「新しい『スーパーD』は、ターゲットを絞ったからこそできる設計が随所に凝らされています。ヘッド体積も『ゴールド ex』が480cc、『ゴールド』と『ブラック』が485ccなのですが、ヘッドを大きくしてやさしさを増す一方で、大きく見えすぎない工夫や重心位置の設計も、とても緻密に行っているんです」(三須クラフトマン)

ヘッド体積485ccのトブンダ「SUPER-D GOLD」はヘッドスピード~38m/sのゴルファー向けモデル。7万4065円+税
「なるほど、ヘッドサイズをここまで大きくできたのも、高反発ならではですよね。ヘッドを大きくすると、どうしてもフェース側が重くなって重心が浅くなり球が上がりにくくなるんですが、高反発の薄いフェースならフェースの重量を抑えて深重心にできる。この辺もホントによくできていると思います」(マーク金井)

ヘッド体積は485ccと大きいが、ディープフェースなせいで構えると460ccモデルよりも少し大きいくらいの印象。これもフェースの軽さの恩恵の1つ
実際に打ってみても、高反発ならではの高初速で、驚くべき飛距離が出た。ヘッドスピード36.3m/sで打った「ゴールド ex」がトータル200ヤード越え、39.7m/sで打った「ゴールド」が230ヤード越え、そして42.4m/sで打った「ブラック」は驚異の250ヤード越えを実現している。

上からゴールド ex、ゴールド、ブラックの値。適正ヘッドスピードで打ったときに最大の性能が発揮される「スーパーD」シリーズ。実際に試打して最適モデルをチョイスしたい
「実際、すごく飛びます。ただ単にフェースが弾くというだけでなく、ロフト設定やつかまり具合、シャフトのしなり具合などがすべて対象ゴルファーにピッタリなので、つかまった球でビッグキャリーが打てる。その意味では、『ゴールド ex』や『ゴールド』は強めのフックフェースですが、食わず嫌いをせずにそのまま振れば、ちゃんとクラブが球をつかまえてくれるんです」(マーク金井)
「高反発ドライバーというと、シニア向けのものと思われがちですが、『ブラック』なら、軽すぎないので比較的若い方でもしっかり振れます。ぜひ、シニア層以外の方にも試してもらって、飛距離アップの喜びを体験してほしいですね。軽量シャフトで振り抜きやすいためヘッドスピードが制限を少し超えているということは、ヘッドスピードアップも期待できるシャフトということです」(三須クラフトマン)

ヘッド体積485ccのトブンダ「SUPER-D BLACK」はヘッドスピード42m/sまでのゴルファー向けモデル。7万4065円+税
「ゴルファーに夢を与えてくれる」というこの「トブンダ スーパーD」は、10月5日発売予定。ゴルフ5各店舗ではすでに試打クラブが用意されているので、ぜひ足を運び、実際に試打してみよう。このドライバーなら、「夢の250ヤード」も現実になるかもしれない!