ぶっ飛び系アイアンの火付け役「インプレスUD+2」のニューモデル登場
「いままでより2番手飛ぶ」という驚異的な飛距離が売りのアイアンで人気が出た「インプレスUD+2」。その最新モデルのアイアンとドライバーを、ゴルフ5西葛西店の花森友哉店長代務とともに試打を行った。

花森店長代務(右)とマーク金井(左)が試打
「インプレスUD+2」は、2014年にアイアンの初代モデルが発売されたが、その驚異的な飛距離性能に人気が沸騰。「ぶっ飛び系アイアン」ブームの火付け役となる大ヒットとなったことから、2016年の2代目モデルからはフルセットに拡大され、今年10月5日に待望の3代目モデルが発売される。

ぶっ飛び系のパイオニア、UD+2のニューモデルは、前作よりさらにスリムな印象になった
まずは注目度の高いアイアンから試打。7番アイアンを打ったマーク金井は、その弾道データに舌を巻いた。
「ドライバーで約43m/秒くらいになるヘッドスピードで打ちましたが、トータル187ヤード! ホントに僕のアイアンよりも2番手以上飛んでます。これはもちろんロフトが立っているからなんですけど、もう7番ではなく“+2”、つまり正々堂々と2番手上の番手だよと言っているところは、潔くてむしろ好感が持てますね」(マーク金井)

キャリー174ヤード、トータル187ヤードと、5番アイアン以上の飛距離が出た
7番アイアンでロフト26度と非常に立っているが、低く深い重心設計によって、打ち出し角15度でバックスピン5755rpmと球の高さは十分に出ている。
「超ワイドソール、肉薄フェースの効果ですね。構えたときにバックフェース側が見えるデザインは、初代モデルなどでは『気持ちが悪い』と言うお客さまもいましたが、いまは十分認知されて、みなさん抵抗がなくなってきているようですね」(花森代務)
「実際、その形状のおかげで飛んで上がるわけですからね。フェースの弾きなんかもまるでUTみたいですから、UTだと思って打てばいいんじゃないですか。本当に合理的ですよ」(マーク金井)

超ワイドソールで低重心&深重心になっており、ロフトが立っていても球が上がりやすい
低重心&深重心は、飛んで上がることに加え、ミスへの許容度を広げる効果も大きい。
「ソールが広いからダフリにくいですし、低重心だからハーフトップ気味に当たっても球が浮きます。シャフトも軽いので、“トップでOK”と思って打つと結果がいいと思いますよ」(マーク金井)
ドライバーの飛距離性能は?
アイアンは従来モデルの性能を上回る飛距離性能を持つことがわかったが、ドライバーはどうか。試打したマーク金井は、ドライバーも低重心&深重心というコンセプトがアイアンと共通していて、高い飛距離性能を誇ると話す。

ドライバーにも「飛距離性能」は健在
「パワーのない人やスライサーにとって球をつかまえられる工夫が、とても上手に施されています。つかまりやすいフックフェースなんですが、少しグースネックっぽく感じるネックのデザインで、フックフェースが強く見えすぎないようになっているんです。やはり初速アップには、球がつかまるということがすごく大事。そこをきちんと追求していますね」(マーク金井)

グースネックに見えるような形状にすることで、フックフェースに見せない工夫が凝らされている
花森代務は、オリジナルシャフトの完成度も高いと評価する。
「45.75インチと長めですが、Rシャフトで45グラムとかなり軽量。総重量も279グラムとかなり振りやすくなっています。先端側が重めの『チップウェートテクノロジー』の効果なのか当たり負けする感じもないですね」(花森代務)
「そうですね。シャフトはやわらかくてタイミングが取りやすいしちゃんと走りますが、暴れる感じがない。すごく振りやすいシャフトですよね」(マーク金井)

スムーズにしなってやわらかく感じるが、ヘッドが暴れず振りやすい
「カチャカチャ機能もなく、ソールのデザインもシンプルですが、ターゲットがハッキリしているから余計なことをする必要がない。同メーカーの『RMX』シリーズとの住み分けもできていて、すごくわかりやすい。『とにかく飛距離がほしい』という人は、ぜひ試してほしいですね」(マーク金井)

飛距離性能は、自分のクラブと打ち比べてみるとわかる
10月5日に発売する「インプレスUD+2」シリーズは、ゴルフ5各店舗で試打できる。
「『どうせロフトが立っているだけでしょ』とおっしゃる方もいるんですが、ご自分のアイアンと打ち比べてみると、弾道の高さなどの違いもわかって驚かれると思いますので、ぜひお店に足を運んでほしいですね」(花森代務)
試打クラブはすでにゴルフ5全店に用意されている。とにかく飛ばしたいという人は、今週末、ゴルフ5に試打に行って「インプレスUD+2」を打ってみよう!