国内の男女ツアーで多くの契約プロをサポートし、アマチュアのアスリート系ゴルファーからも人気の高いHONMAのニューモデルドライバー『TOUR WORLD TW747』が、11月16日にいよいよ発売開始される。TOUR WORLDシリーズといえばアスリートゴルファー限定という印象があったが、その“手強い”イメージを一新。早速、試打してみよう!
画像: ゴルフ5ではHONMAのTW747ドライバーの50-80g台で、FD・FPシリーズのシャフトが試打できる

ゴルフ5ではHONMAのTW747ドライバーの50-80g台で、FD・FPシリーズのシャフトが試打できる

“生まれ変わった”と評判の新しいTOUR WORLD。これは打ってみなくては始まらない! と、国内外メーカーの試打クラブが充実している大手ゴルフ量販店の「ゴルフ5」板橋本町店を訪問。みんなのゴルフダイジェスト編集部員でプロゴルファーの中村修が、ニューモデル「TOUR WORLD TW747」ドライバー2モデルの実力を、前作との比較なども交え、じっくりとテストした。

画像: 投影面積が大きく、やさしく高弾道で飛ばせる TW747 460

投影面積が大きく、やさしく高弾道で飛ばせる TW747 460

新発売の『TOUR WORLD TW747』ドライバーは、“ねじれの少ない強弾道で思いのままに飛ばす”を実現した『TW747 455』と、“圧倒的な高弾道&低スピンでシンプルにどこまでも飛ばす”を実現する『TW747 460』という、ヘッド体積の異なる2モデルがラインナップされている。

まずはヘッド体積460ccの『TW747 460』を中村が試打。同ドライバーには専用設計の「VIZARD For TW747」の他、弾き系で飛距離重視の「VIZARD FD」(以下FD)、粘り系で叩ける「VIZARD FP」(以下FP)という2タイプのオリジナルシャフトが用意されている。中村はまず、“粘り系”の「FP」6Sシャフトを装着した『TW747 460』をテストした。

画像: 「TW747 460」に粘り系シャフトの「FP 6S」を装着してテストしたプロゴルファー中村修

「TW747 460」に粘り系シャフトの「FP 6S」を装着してテストしたプロゴルファー中村修

「打感がとてもソフトですね。打音も心地よくて、カーボンクラウンのドライバーを打っている感じがしません。そして、『FP』シャフトはしなりに癖がなく自然で、とても振りやすい! ショットの計測データを見ると、15.3度と高い打ち出し角でバックスピン量も1960回転と低スピン。サイドスピンも少なく、直進性の高い飛ばせる弾道をやさしく打つことができますね」(中村)

画像: TW747ドライバー460の試打データ。超低スピンかつ高打ち出しで、飛ばせる弾道になっている(計測はサイエンスアイによるもの)

TW747ドライバー460の試打データ。超低スピンかつ高打ち出しで、飛ばせる弾道になっている(計測はサイエンスアイによるもの)

従来のカーボンクラウンのドライバーは打感がやや硬めで、こもったような打音になりがちという印象があるが、「この『TW747』ドライバーには、同社開発の世界最軽量カーボンクラウンが採用されているんです。私も試打しましたが、打感の柔らかさや打音の良さに、その効果が表れていますよね」(ゴルフ5板橋本町店・クラフトマンの濱田慶佑さん)

画像: HONMA TW747ドライバーを手に取るゴルフ5板橋本町店のクラフトマン濱田慶佑さん

HONMA TW747ドライバーを手に取るゴルフ5板橋本町店のクラフトマン濱田慶佑さん

次に、ヘッドは同じ『TW747 460』で、シャフトを“弾き系”の「FD」に交換してテスト。

中村に打ってみた印象を聞いてみると、どちらも劣らぬ性能であることに驚いた様子。

「弾き系のシャフトということで、『FP』に比べると、手元にしっかり感がありますね。インパクト付近で先端が走って、球をしっかりつかまえてくれます。『FP』と『FD』、どちらのシャフトもヘッドとの相性が抜群に良いので、プレーヤーの好みで自分に合うものを選ぶといいですね。トップからの切り返しが強い人は、手元がしっかりしている『FD』、ゆっくり切り返すタイプの人は、手元側がしなる『FP』を選ぶと、タイミングが取りやすく、好結果に繋がると思います」(中村)

画像: こちらは『FD』シャフトを装着しての試打データ。高打ち出し・低スピンの飛び弾道なのは変わらない

こちらは『FD』シャフトを装着しての試打データ。高打ち出し・低スピンの飛び弾道なのは変わらない

中村は、このドライバーからHONMAの“変化”を強く感じたという。

「これは、今までHONMAのドライバーを“難しそう”と敬遠していたゴルファーにこそ打ってもらいたいですね。ヘッドはやさしく、直進性も高い。非常に低スピン性能が高いので、ヘッドスピードに応じてロフト角10.5度を選んだり、軽い重量帯のシャフトを選んであげることで、誰もが“新生・HONMA”の飛びを体感できると思います」(中村)

生まれ変わった「460」、進化を果たした「455」

次に、ヘッド体積455ccの『TW747 455』で、同じように『FP』と『FD』のシャフトを装着してテスト。『TW747 460』との違いを中村に聞いてみた。

「まず『TW747 460』が新生・HONMAだとしたら、『TW747 455』はこれまでのHONMAのイメージを踏襲しつつ、従来のHONMAユーザーが違和感なく使える、アスリート向けモデルだと言えます」(中村)

HONMAならではの洋ナシ型のシャープな顔つきは流石の一言。ただ、ネックには調整機能“ノン・ローテーティング・システム”が採用され、ライ角やフェース向きをシャフトを回さずに調整できるようになったほか、ウェートがトウ寄りに配され、直進性を高める工夫がされていたりと、最新バージョンへとリファインされている。さて、実際に打ってみた感想はどうか。

画像: HONMAらしい精悍な顔つきの通り、しっかり叩けて、ボールをコントロールできる『TW747 455』

HONMAらしい精悍な顔つきの通り、しっかり叩けて、ボールをコントロールできる『TW747 455』

「まずヘッド形状が前作モデルのものと近いので、旧モデルから新モデルへの買い替えを考えているユーザーは、こちらのヘッドのほうが違和感は少ないかも。打ってみた印象としては、やや抑えめの強い弾道で上級者好みだと思います。打感は『TW747 460』と同じで柔らかいですが、打音はややしまった感じ。これもやはり上級者好みですね。低スピン性能は『TW747 460』と同じで、弾道はやや抑えめなので、普段ボールが上がりすぎる人やバックスピン量が多いタイプのゴルファーと相性が良さそう。しっかり高さを出したい人は、ロフト大きめのヘッドを選ぶといいでしょう」(中村)

ヘッドスピードが速めでパワーヒッターの、前出スタッフ濱田さんは、この『TW747 455』がお気に入りだという。

画像: ヘッドスピード52m/sあるという濱田さんの気に入りのスペックは「TW747 455」の9.5度に、シャフトは「FP8S」だ

ヘッドスピード52m/sあるという濱田さんの気に入りのスペックは「TW747 455」の9.5度に、シャフトは「FP8S」だ

「ボクは球が上がりすぎる傾向があるので、弾道を低く抑えられる『TW747 455』がいいですね。粘り系の『FP』シャフトを選べば、しっかり叩いても左に行きにくいので、コースでも安心して振っていけます」(濱田さん)

また、今回のニューモデル『TW747』ドライバーが、前作モデルからどんな進化を遂げているのか。前作『TW737』ドライバーの460ccと455ccの2モデルを中村が打ち、ショットデータを計測して、比較してみた。

「前作モデルの2タイプのヘッドを打ってみましたが、こちらはフルチタンなので、打感の柔らかさは同じですが、打音はやや高めですね。新旧を比べてみると、カーボンクラウンが採用された新モデルの打音の良さが、改めて分かりますね。ショットのデータを見ると、新モデルではバックスピン量がかなり減っていますね。新モデル「TW747」は初速が速く飛距離も10ヤードぐらい伸びています。これはかなり飛距離性能がアップしていますね」(中村)

初速が上がってバックスピン量が少なくなったことで距離は10ヤード前後伸びている。シャフトが力みをなくしてくれ、ヘッドがスピードを効率良くエネルギーに変換してくれているのがわかる。前モデルは3000回転近くスピン量が出ているのに、ニューモデルは2000回転を切っていることも、大きく影響している。

画像: A1が新モデルTW747ドライバー460でA3が旧モデルTW737ドライバー460.B1が新モデルTW747ドライバー455でB3が旧モデルTW737ドライバー455

A1が新モデルTW747ドライバー460でA3が旧モデルTW737ドライバー460.B1が新モデルTW747ドライバー455でB3が旧モデルTW737ドライバー455

全国に展開する「ゴルフ5」の全店舗では、この本間ゴルフのニューモデル『TW747』ドライバーをじっくり試打することができる。しかも、「全店舗で粘り系の『FP』、弾き系の『FD』のどちらも、50g台から80g台までの重量帯で、フレックスの異なるシャフトを、それぞれ10タイプずつ用意しています」(濱田さん)

画像: 粘り系の「FD」と弾き系の「FP」の50g台のRから80g台のXフレックスまでと50g台の中調子「VIZARD for TW747」のすべてのラインアップがゴルフ5全店で試打できる

粘り系の「FD」と弾き系の「FP」の50g台のRから80g台のXフレックスまでと50g台の中調子「VIZARD for TW747」のすべてのラインアップがゴルフ5全店で試打できる

「ゴルファーにとっては嬉しい限りですね。これなら必ず自分にピッタリのヘッドとシャフトの組み合わせが見つけることができますよね」(中村)

前作モデルからの買い替えや、他モデルからのチェンジを考えているゴルファーは、近くの「ゴルフ5」店舗に出掛けて、じっくり試打してみるといいだろう。生まれ変わったHONMAの実力は、一発打てば必ずわかるに違いない。

画像: www.alpen-group.jp
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