データ解析で3本に絞り、実際に打って感覚や好みも加味して決める
パッティングはスコアの約40%を占めるスコアメークの要。しかしアマチュアゴルファーの多くは、感覚頼りのパター選びをしているせいで自分に合わないパターを使いスコアを崩している。
ゴルフ歴20年のアマチュアゴルファー古長泰宏さんも、平均パット約40と、パッティングがスコアメークのネックになっているが、「どんなパターが自分に合っているかわからない」という。クラブフィッターの鹿又芳典さんに相談したところ、パターフィッティングを勧められ、「ゴルフ5市原五井店」にやってきた。

専用の機器を使ったパターフィッティングで最適な1本を見つけられる
ゴルフ5では、専用機器を使ったパターフィッティングで、自分に合ったパターを手軽に見つけてくれる。その内容は、店内で5球打つだけ。その結果から打点のズレやストロークの特徴を分析し、最適パターを選んでくれる。
フィッティングの流れはこう。5球打つときに感圧紙で打点をチェック、そのクセによってヘッドの大きさの相性を診断する。そのあと専用アプリでフェースの開閉をチェック、重心アングルの相性を診断する。最後にストロークのテンポをチェック。これらの結果を見て最適パターを絞り込むのだ。

古長さんの打点は安定はしているがトウ側に外れがちだった
古長さんは、打点は安定しているもののややトウ側に外れがちで、フェースの開閉量は標準との診断。それに加えてストロークのテンポの診断結果から適正な重さを加味し、蓄積されたデータから、コンピューターが適正パターをリストアップしてくれる。
そのなかからベテランクラフトマンの増川輝一さんが3本をピックアップ。データ化されたパタースペックを参照し、コンピューターが候補パターをリストアップ。そのなかかから、うまく特徴が分かれるようにバランスを取って増川さんが3本をチョイス。ゴルフ5で数多くのフィッティングを取り扱ったクラフトマンの経験が生きる。

3本をチョイスして、最終的には本人の感覚で1本に絞り込む
この3本をじっくり試打する。提案された3本は、どれを選んでも古長さんとの相性はバッチリ。実際に打ち比べて、構えやすさや打感などの好みでベストの1本を選び出す。古長さんが試打した結果、ベストマッチパターは「オデッセイオーワークス 2ボール」という結果になった。

「オデッセイ オーワークス2ボール」(写真左)がベストマッチという結果に。このパターは自分に合っていると思えば、自信を持ってパッティングに臨めるというもの
2ボールが「真っすぐ引きやすく構えやすい」と古長さん。実際に打ってみた結果、カップイン率もいちばん高かった。
最終的には複数本を試打させて、本人の打った感覚も重視するのがゴルフ5のパターフィッティングだ。ベストな1本を探しているパター迷子の人は、ぜひ一度気軽に体験してみよう!