オフの間に行われるイベント。その中にはプロに直接質問できるものも多い。コラントッテの契約プロであるイ・ボミがゴルフ5西葛西店で行ったインストアイベントでは、参加者のお悩み解決即席レッスンが行われたので紹介しよう。

横振りを縦振りに直すにはどうしたらいいの?

まず最初は男性ゴルファーからの「スウィングするときにどうしても横振りになってしまう。あおり打ちになったり、それを直そうとするとアウトサイドインになったりしてしまう。縦振りに直すにはどういうところに気を付けたらいいんでしょうか?」という質問。これに対するボミの回答が以下だ。

「正直ダウンスウィングのことを考えると私もできないので、(みなさんが考えるのは)もっと難しいと思います。体が覚えて打つのが一番いい練習だと思うんですけど、例えば後ろにお尻の角度を(つけて)前に行かないようにしたら(クラブが)寝て下りるのは直ると思います」(ボミ・本人発言ママ、以下同)

画像: 自分でクラブを当ててレッスンをするイ・ボミ

自分でクラブを当ててレッスンをするイ・ボミ

とプロでも意識してやろうとするのは難しいと回答。そのあと実際にお尻にクラブを当てて、練習方法を説明した。

「私もたまにボールを打つとき力を入れたら体が前に行くのがあります。(体が)前にいったらクラブは後ろに行くしかないから、ちゃんと(お尻の)角度を後ろにして、手が前にきて、アドレスの時のシャフトの位置にならないと方向が悪くなるから、お尻の角度をキープキープキープしてフィニッシュまでいく練習をします」

画像: お尻がクラブから離れないようにキープすることが大事だと話した。写真はお尻が離れたダメな例

お尻がクラブから離れないようにキープすることが大事だと話した。写真はお尻が離れたダメな例

と話した。質問者だけでなく、参加者全員が納得の回答だった。続いての質問はバンカーが苦手な女性から、「バンカーがすごく苦手なので、バンカー練習で最適な方法があれば教えてください」という質問。

「バンカーは多分、出たらいいんですよね。バンカーに入った瞬間から『ああどうしようー!』そういう気持ちになるから、どうしようになる(笑)」

と、バンカーが苦手なアマチュアの気持ちをまずは代弁。その上で、こうアドバイスした。

画像: グリップしてからオープンにするのではなく、オープンにしてからグリップすると良いと話した

グリップしてからオープンにするのではなく、オープンにしてからグリップすると良いと話した

「バンカーはちょっと(ボールの)後ろを打つから、アドレスを作るのが大事です。フェースはオープンにしてオープンしたままグリップを持つ。構えて(からクラブを)回すんではなく、オープンしてからグリップを持つ。ちょっとだけ上から下に打つから、ちょっとだけ体を起こしてます」

さらに、ボール位置やスウィングについてもアドバイス。

「ボールの位置も真ん中より左にして、重心は少しだけ左に乗ったままオープンしたところにあげて下りる。力を入れなくて、ヘッドの重さをわかって、ドン。頭もブレないように左に乗ったままに上から下、バウンスで打ちます。でもメンタルですよね。『どうしよう!』になると固くなるからできると思ってアドレス作って上からバウンスで(打ちましょう)。できると思います!」

とまとめた。プロとは言え、アマチュアの苦手意識にまで配慮が及ぶのはさすがボミ。直接プロと話す機会があるのもオフならではの楽しみだ。

This article is a sponsored article by
''.