新年早々衝撃のニュースが飛び込んできた。世界ランク2位のジャスティン・ローズと本間ゴルフが、クラブ使用契約を結んだというのだ。世界のトップ中のトップ選手がMade in Japanのクラブを使う……この快挙の裏側に迫った!

なぜ本間ゴルフはローズを選び、ローズは本間ゴルフを選んだのか

あのジャスティン・ローズだ。全米オープンチャンピオンにして、リオ五輪のゴールドメダリストにして、現在世界ランク2位の世界のトップ中のトップ選手。

あのローズが、日本は山形県酒田市にある本間ゴルフの酒田工場で作られたクラブを手に、世界のツアーで戦う。まるで初夢のようなビッグ契約のニュースが、新年早々もたらされた。イギリスが誇る名手は、今後本間ゴルフのクラブを手に、PGAツアーを、メジャーを戦う。もしかしたら、来年の東京五輪もイギリス代表として、日本製のクラブを手に五輪2連覇に挑むかもしれない。考えるだけでワクワクが止まらない。

この歴史的とも言えるクラブ契約はいかにしてなされたのだろうか? 早速、本間ゴルフの副社長である菱沼信之氏に直撃した。

画像: 本間ゴルフのキャディバッグに寄り添って笑顔のローズ。キャディバッグに「ジャスティンローズ」とカタカナで名入れされているのがお茶目だ

本間ゴルフのキャディバッグに寄り添って笑顔のローズ。キャディバッグに「ジャスティンローズ」とカタカナで名入れされているのがお茶目だ

「本間ゴルフが世界戦略を進める上で、グローバルな影響力を持つプレーヤーとの契約は悲願でした。もちろん、ローズのような世界のトッププレーヤーとの契約は一筋縄ではいきませんが、『今よりも挑戦したい。今よりも上手くなりたい。今よりも勝ちたい』というローズ自身の目指しているゴールと、本間ゴルフが60年続けてきたモノづくりの姿勢が一致しことから、契約に至ることができました」(菱沼副社長)

ローズとの契約は、本間ゴルフとHONMAブランドがグローバルブランドであることを強く印象付ける。世界戦略を強力に推進する本間ゴルフにとって、ローズとの契約が小さくないステップとなるのは間違いないだろう。

ローズは「TW747」を手に世界で戦う

さて、多くのゴルファーが気になるであろう、どんなクラブを使うのかについても聞いてみた。

「ドライバーはTW747の“460”。アイアンはマッスルバック形状のプロトタイプ、ウェッジはTW-Wフォージド。中空タイプの3番アイアンも既にバッグに入っています。もちろん、それ以外のクラブも気に入れば使うことになると思います」(菱沼)

ローズが使用するTW747といえば本間ゴルフのフラッグシップモデル。その性能は、従来の日本人プロが求めた操作性と打感、顔の良さだけではなく、グローバルモデルに必須となっている飛距離性能、ミスヒットへの強さを併せ持つ、本間ゴルフの世界戦略を担うクラブ。ローズを迎え入れるのに相応しいプロダクトだ。

画像: 本間ゴルフのグローバルモデル「TW747」。ローズは460CCの「TW747 460(写真右)」を使用する

本間ゴルフのグローバルモデル「TW747」。ローズは460CCの「TW747 460(写真右)」を使用する

そして、ローズのツアーにおけるサポートは本間ゴルフのアメリカ現地法人が、日本の酒田工場と連携して行うのだという。ローズのリクエストをアメリカのサポートチームが酒田工場と共有。それを受けて調整されたクラブは、直ちに海を渡ってローズの元へと届く。国内ツアーでは当たり前の本間ゴルフならではの手厚いプロサポート体制が、今後はグローバルで展開されるというわけだ。

実際、ローズ自身が本間ゴルフを選ぶ過程の中に、モノづくりへの驚き、そしてサポート体制への信頼感は少なくない影響を与えたのだという。さらに、どうやら本間ゴルフのモノづくりに惚れ込んだ世界のトップ選手はローズ一人ではないらしいのだが……。

それにしても、異国のトップ選手だったジャスティン・ローズが、日本で作られたクラブを手に戦っているというだけで途端に身近に感じられる不思議。2019年シーズンはジャスティン・ローズと、彼の手に握られる本間ゴルフのプロダクトの世界の舞台での大暴れが楽しみだ!

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