2019年から施行されたゴルフの新ルールをめぐる話題がまだまだ続いている。今週アラブ首長国連邦で開催されている欧州ツアー「アブダビHSBCゴルフ選手権」ではベテランのリー・ウエストウッドが、“はじめてのひざからドロップ”に挑戦する様子が、同ツアーのtwitterで紹介されている。

世界で43勝を挙げている歴戦の名手でも、やはり「初体験」は緊張するものなのだろう。欧州ツアーが公式ツイッターに投稿した動画では、アブダビHSBCの初日、リー・ウエスウッドがドロップはひざの高さから行うという新ルールを初めて実行するにあたり、競技委員に細かく質問する様子が映し出されている。

画像: The European Tour on Twitter twitter.com

The European Tour on Twitter

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「これは自分にとって初体験。アイムアヴァージン」と競技委員に“告白”すると、ひざのあたりにボールを構え、こんな感じかなあといった様子のウエストウッド。競技委員から「脚を真っすぐ伸ばすように」と忠告を受け、慌ててひざをピシッと伸ばす様子は、世界ランク1位にも輝いた名手とは思えぬ初々しさ。

画像: 競技委員に「初体験」であることを告白した45歳のウエストウッド。「初体験は決して忘れられないものだ」と欧州ツアーのツイッターはコメント(写真は欧州ツアー公式ツイッターの画面キャプチャ)

競技委員に「初体験」であることを告白した45歳のウエストウッド。「初体験は決して忘れられないものだ」と欧州ツアーのツイッターはコメント(写真は欧州ツアー公式ツイッターの画面キャプチャ)

もちろん、最終的には1回でビシッとドロップを決めてみせ「これであなたのボールはインプレーだ」とお墨付きを得たウエストウッド。初体験の大成功に気を良くしたからかどうかは定かではないが、初日6アンダーで6位タイと、上々のスタートダッシュを決めている。

新ルールをめぐるアレコレ、まだまだ世界各地で続きそうな気配だ。

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