アマチュアゴルファーが参考にすることも多い女子プロたち。彼女たちは一体どんな練習法をして上手くなったのか?それを知れば我々も効率良く上手くなることができるはず……というわけで、ワールドレディスチャンピオンシップサロンパスカップの会場で、練習日に「ジュニア時代から続けている練習はある?」と質問してみると……意外な答えが返ってきた!

「昔から続けているものはないです。練習法は結構変えるので、これといって続けているというものはないです」(小祝さくら)

画像: ジュニア時代から続けている練習法はないという小祝。「たぶんみんなそうだと思うんですけど、練習法はけっこう変えます」

ジュニア時代から続けている練習法はないという小祝。「たぶんみんなそうだと思うんですけど、練習法はけっこう変えます」

「ジュニア時代から続けている練習はある?」と質問したのは、小祝に加え、三浦桃香、新垣比菜、三ヶ島かな、吉本ひかる、松田鈴英の6人。6人全員の答えは実は同じで、「ジュニア時代から続けている練習はない」というものだった。

5人が口を揃えたのは、練習法をコレと決めるのではなく、その時々の課題を解消するような練習を行っているということ。ツアーを戦い抜く上では、つねに練習法を工夫し、調子を整えることが求められるようだ。

ただ、「ジュニア時代から」と限定しなければ、定番として続けている練習は各プロあるようだ。

「ハーフスウィングで打点を合わせる練習はよくやります」というのは吉本ひかる。松田鈴英は、「
高くティアップしたボールをアイアンで打つ練習はいつもやっています」と教えてくれた。

画像: ジュニア時代からはないものの、ハーフショットで打点を合わせる練習を続けていると話す吉本

ジュニア時代からはないものの、ハーフショットで打点を合わせる練習を続けていると話す吉本

実際、女子ツアーの練習場をウォッチすると、吉本のようにハーフショットを黙々とする選手、
片手打ちを繰り返す選手など、スウィングの幹を鍛える練習を淡々とこなす女子プロたちを目にす
ることができる。

三ヶ島かなの言葉が印象的だ。

「(特別な練習は)いいな〜と思って試すんですけど、結局続かないんです。だから、特別な練習ではなく、地道な練習を地道に続けています」

画像: 特別な練習法はなく地道な練習を続けているという三ヶ島。スティックを使ってアライメントを意識しながら、黙々と練習していた

特別な練習法はなく地道な練習を続けているという三ヶ島。スティックを使ってアライメントを意識しながら、黙々と練習していた

練習の虫で知られるシン・ジエは、練習グリーンに数時間居座り、お喋りもせずにひたすらボールを転がしている。華やかな舞台で華やかに戦う女子プロたち。その背景には、地道な練習を地道に続ける絶え間ない努力があるようだ。

女子プロたちの練習に臨む姿勢、我らアマチュアも見習いたい。

This article is a sponsored article by
''.