米ツアー3勝の丸山茂樹、昨年レギュラーで勝った賞金王2回の谷口徹、マスターズ4位で賞金王2回の伊澤利光、日本ツアー元賞金王の藤田寛之、昨年まで22年連続シードを維持した手嶋多一、そして日本オープンタイトルを持つツアー8勝の深堀圭一郎。彼らは1968-1969年生まれの世代。来月、成田ゴルフ倶楽部を舞台に開催される米シニアツアー「マスターカードジャパン選手権」に出場する深堀圭一郎が、“シニア黄金世代”を語った。

レジェンド級のゴルファーが揃ってシニアへ

1968年早生まれの谷口徹に伊澤利光。1968年生まれの手嶋多一、深堀圭一郎。1969年生まれの丸山茂樹、藤田寛之。

ここ数年、ゴルフ界のビッグネームたちが相次いでシニア入りの年齢を迎え、また迎えようとしている。早速、2019年のシニアツアー開幕戦を手嶋多一が制するなど、シニア界の勢力図が一変しそうな情勢だ。

画像: 左上から時計回りに丸山茂樹、谷口徹、伊澤利光、藤田寛之、手嶋多一、深堀圭一郎

左上から時計回りに丸山茂樹、谷口徹、伊澤利光、藤田寛之、手嶋多一、深堀圭一郎

強さ、人気を兼ね備えた彼らがシニアの舞台で戦うとなればシニアツアーは盛り上がるのは必至。そのきっかけのひとつとなりそうなのが、来月開催され、トム・ワトソン、マーク・オメーラ、コリン・モンゴメリーらが出場する米シニアツアー、マスターカードジャパン選手権だ。

この試合には、深堀圭一郎、伊澤利光の参戦が発表されている。その記者会見に姿を現した深堀圭一郎に同世代について聞くと、こんな答えが返ってきた。

「(同世代の強い選手が)この1、2年で一気にシニアツアーに入ってきます。みんなやる気マンマンですしね、面白くなってきますよね。同窓会じゃないですけど、また一緒に戦えるのも個々に楽しみにしています。シニアの黄金世代みたいになったら面白いですよね」(深掘)

今季の女子ツアーでは勝みなみ、河本結、渋野日向子ら1998年度生まれの“黄金世代”の選手が相次いで優勝するなど大活躍だが、彼女たちより約30歳年上の1968〜1969年生まれが“シニア黄金世代”となる可能性は決して低くない。

最後に、深掘に米シニアツアーへの挑戦は? と聞いてみた。

「私の実力で通用するかわかりませんが、シニアに入る前に尾崎直道さんから『なんで向こうのシニアのQT(予選会)を受けないんだ?』と言われて、可能性があると気づきまして……。今後、QTを受けるための方法を探して、チャレンジしたいと思います」(深掘)

シニアに見えない元気過ぎる“シニア黄金世代”が、これからゴルフ界を盛り上げてくれそうだ。

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