ここ数年、年々厳しさを増す夏の暑さ。だからと言って「夏はゴルフはお休み」というのはもったいない。しっかりと暑さ対策をしておけば、十分快適に、楽しくプレーできるはずだ。暑さ対策グッズが数多く揃ったゴルフ5のショップの協力を得て、最新グッズをプロゴルファーの中村修がテストした。

熱を跳ね返すから暑くない! 「遮熱」ウェアの実力は?

まず、ウェアを見ると「暑さ対策」と言っても「遮熱」「放熱」「冷感」と3つのタイプがあるという。

なかでも注目なのが、外部の熱が体に伝わるのを防ぐ「遮熱」タイプのウェアだとゴルフ5千葉ニュータウン店の澤畑有里子さんが教えてくれた。

「遮熱タイプのウェアは、直射日光に当たっても、その熱を生地が跳ね返してくれるので、体に熱が伝わりにくいんです。日なたにいる時間が長いゴルフにおいては、これはすごく有効な機能です。UVカット機能も備えているので、1日プレーした後の疲れ具合が、劇的に軽減されると思います」(澤畑さん)

画像: 遮熱機能搭載の「ティゴラ」のウェアなら、直射日光の下でも疲れ方が違うという

遮熱機能搭載の「ティゴラ」のウェアなら、直射日光の下でも疲れ方が違うという

澤畑さんがコーディネートしてくれたウェアと、人気のタンブラー、氷のうを持って、中村がコースでテストしてみた。

「なるほど、日なたにいてもジリジリとした暑さを感じにくくて、体温が上がりにくいのがよくわかります。生地もサラサラとしていて心地いいし、汗で張り付くこともないので、スウィングもしやすいですね」(中村)

このウェアに、水分に反応して冷たさを感じられる「冷え冷え機能」のついたグローブやウェアを装着すれば、体感温度は劇的に下がる。

画像: ティゴラの冷え冷え機能つきグローブは、水で濡らすと一気に冷える。もちろん濡れてもグリップ力は十分

ティゴラの冷え冷え機能つきグローブは、水で濡らすと一気に冷える。もちろん濡れてもグリップ力は十分

「自分の汗だけでもヒンヤリ感じますが、それでも暑いときには水でジャバジャバと濡らしてしまえばキーンと冷たくなって快適。グローブは濡れても滑らないので安心ですね」(中村)

また、水に反応して冷える生地を使用したキャップも選びたい。これらはひとつでも効果的だが、いくつも組み合わせることで“遮熱コーデ”が完成し、夏ゴルフを劇的に快適にしてくれるからだ。

画像: キャップの裏側に、水に反応して冷える生地が使われている

キャップの裏側に、水に反応して冷える生地が使われている

そして夏ゴルフの必携アイテムといえるのが飲み物を携行できるタンブラーだろう。ペットボトルと違って氷を入れられるから、ラウンド前には忘れずに用意しておきたい。

画像: 飲み口が大きくて、ガブ飲みしやすいタンブラー

飲み口が大きくて、ガブ飲みしやすいタンブラー

「夏ゴルフは、最近では快適にプレーするどころか、身の危険すら感じる場合があります。それに備えて、少しでも体を冷やすように準備しておくことはとても大切ではないでしょうか」と中村。

スコアと体を守るため、遮熱コーデを積極的に取り入れたいものだ。

熱が籠もらず爽やかにプレー! 「放熱」コーデ

さて、続いて澤畑さんがコーディネートしてくれたのが、「放熱」機能を備えたウェアを中心とした小物も含めたコーディネート。

画像: 熱を逃がすから涼しい、「放熱」コーデの実力は?

熱を逃がすから涼しい、「放熱」コーデの実力は?

「放熱機能は、上がった体温を外に逃がす機能です。服と体の間の空気が熱せられると、気温以上に暑さを感じてしまいますが、その熱を効率よく逃がすことで涼しく快適に感じられます。このウェアを着ていれば、風がないムシっとした日でも爽快にプレーできると思います」(澤畑さん)

コースで「ルコック」の放熱機能付きウェアを試してみた中村によると、ほかのウェアにはないさわやかさが気持ちいいとのこと。

画像: 体と生地の間に熱が籠らずさわやかな着心地

体と生地の間に熱が籠らずさわやかな着心地

「服と体の間に熱がこもらないので、極端に言えば服を着ていないようなさわやかさがあります。モワッとしがちな胸元やわきなどがスッキリして気持ちよく、今日は全然風がないのに爽快です。少し風が吹いたらさらに気持ちよさそうですね」(中村)

また、帽子などは水でひと濡らしし、サッと水を切ってからかぶるとより効果的だ。

画像: 濡らしてサッと水を切ってからかぶるとヒンヤリと快適

濡らしてサッと水を切ってからかぶるとヒンヤリと快適

コース内にはいくつか水道があるもの。そのたびにサッと濡らすことで、体感温度を下げられそう。

ヒンヤリ感が気持ち良い! 「冷感」コーデ

最後は「冷感」ウェアを中心としたコーディネートだ。

画像: ヒンヤリとした着心地の「冷感」コーデ

ヒンヤリとした着心地の「冷感」コーデ

「冷感グッズはいまや定番ですが、このヒンヤリ感はやはり夏場は快適です。濡らして冷たくなるものや、単純に生地の触感が冷たいものなどいろいろありますが、グローブやキャップ、ネッククーラーなど冷感グッズで全身を揃えれば、体感する温度はかなり下がるはずですよ」(澤畑さん)

画像: 肌で触れた部分のヒンヤリ感が体感温度を下げてくれる

肌で触れた部分のヒンヤリ感が体感温度を下げてくれる

実際に体感した中村も、その冷却効果に舌を巻く。

「服が肌に触れた部分が冷たいので、独特の気持ちよさがあります。日なたや暑い場所はもちろんですが、風が吹いたときや日陰などで冷感が強調されるので、氷のうや冷たいドリンクなどと合わせてカートや茶店などでの休息時に効く感じですね。その際に水で濡らせば効果倍増なので急速クールダウンできるのもうれしいです」(中村)

画像: 動いたときに肌に触れるのでスウィングしても快適

動いたときに肌に触れるのでスウィングしても快適

そこに、組み合わせたいのが汗の蒸発を加速する素材を使用したグローブや、全周がメッシュになったルコックの帽子などだ。

極端な話だが、せっかくの冷感ウェアを着ていても、冬用のニット帽をかぶっていては台無しだ。キャップやグローブまで、トータルで暑さ対策をすることが肝心なのだ。

画像: 全周がメッシュになっており通気性抜群のキャップ

全周がメッシュになっており通気性抜群のキャップ

そして、ウェアのみならず、タンブラーや氷のうなどのアイテムも積極的に採用したい。最近は、熱中症対策としてゴルフ場が氷などを用意してくれている場合も多い。午前午後のスタート前に、タンブラーや氷のうにたっぷりと氷を入れておけば、快適な9ホールを過ごせるはずだ。

「驚いたのは、タンブラーや氷のうのデザインが非常に良くなっていて、かつたくさんの選択肢があることです。これなら、その日のウェアに合わせてコーディネートする楽しみも味わえそうです」(中村)

ただの暑さ対策だとちょっと味気ないが、自分のお気に入りの柄やデザインを選べば、暑さ対策も楽しみに変えられるというわけだ。

「こんなに暑さ対策グッズがたくさんあるとは、正直驚きでした。そして最新のウェアは遮熱、放熱、冷感、それぞれの効果が非常に高い。クラブだけでなく、ウェアの進化にも目を見張るものがありますね」(中村)

備えあれば憂いなし。夏ゴルフに挑む前に、まずは暑さ対策をしっかりとしておくことが肝心なのだ。

画像: 夏本番に向けて暑さ対策グッズを用意しよう!

夏本番に向けて暑さ対策グッズを用意しよう!

ゴルフ5では6月14日(金)から6月30日(日)に、対象ウェア・小物・バッグ・シューズを1万円以上購入すると、購入金額に応じて最大20%OFFとなるキャンペーンを開催中だ。各ブランドの暑さ対策ウェアを取り揃えているので、この機会に早速店舗に足を運んで、コーディネートも含めて相談してみよう!

画像: www.alpen-group.jp
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