大きいバウンスはミスを防いでくれる
アプローチのザックリが悩みというアマチュアゴルファー・中居貴司さんは、ナイスショットでグリーン周りに運んでも、そこからスコアを崩すことが多いという。
一緒にラウンドしてそれを見ていたゴルフ5のワークショップ担当波積誠一さんは「もしかすると、ウェッジのバウンスが足りないのが原因かもしれませんよ」と指摘。

アプローチのザックリに悩む中居さん(右)に「もったいない! ちょっとクラブを見直しませんか?」と波積さん(左)
そこでラウンド後、ゴルフ5の店舗で中居さんに各メーカーの全モデルを独自基準で計測してデータ化し、フィッティングによって最適なウェッジを見つけ出すゴルフ5の「ウェッジフィッティングシステム」を受けてもらった。

ゴルフ5のウェッジフィッティングは、試打したスウィングデータを分析し、最適なバウンスのウェッジが見つけられる
普段はバウンスが特段多くないウェッジを使用しているという中居さんだが、実際にウェッジフィッティングを受けてみると、ミズノ「ザ・クラフト」やブリヂストン「ツアーB HB-W」などのバウンスの多いウェッジが合うと診断された。

ミズノ「ザ・クラフト」(左)は、56度がバウンス21度、58度はバウンス23度。ブリヂストン「ツアーB HB-W」(右)は、56度がバウンス18度、58度はバウンス20度。いずれもバウンスの多いウェッジだ
実はこれらのウェッジ、ゴルフ5がブリヂストン、ミズノとコラボレーション制作したニューモデル。ゴルフ5が膨大なスウィングデータを分析した結果、アマチュアにはハイバウンスのウェッジが合いやすい傾向にあることが判明、そこで、アマチュアのためのハイバウンスウェッジを開発。これが、中居さんにもバッチリ当てはまったというわけだ。
「意外だった」と驚く中居さんだが、「アマチュアの多くは、ハイバウンスのウェッジのほうが合いやすく、ミスを防いでくれる傾向があるんです」と波積さんは言う。

ソール下部の出っ張り「バウンス」はウェッジの機能を左右する重要なポイント。自分のウェッジのバウンス、知っていますか?
「バウンスが多ければ、ソールが使えて刃(リーディングエッジ)が刺さりにくいのでザックリせずに抜けてくれます。それに、バンカーやラフでもやさしく打てます。アプローチが苦手な人は、ウェッジのバウンスが足りていないケースが多々あるので、一度ゴルフ5でフィッティングを受けてほしいですね」(波積さん)
バウンスとはソールのふくらみのこと。このふくらみが大きいものをハイバウンスと呼ぶが、これをショップなどの硬い床の上に置いて構えると、リーディングエッジが浮いて見える。このミズノ、ブリヂストンのハイバウンスウェッジは、バウンス角は非常に大きいがリーディングエッジの浮きが気にならない独自のソール形状になっている。それを見て「トップしそう」と感じるのは勘違いで、芝の上でソールするとこのふくらみがちょうどよく地面に当たり、ボールの赤道の下にリーディングエッジが入るように導いてくれる。

ゴルフ5とミズノ、ブリヂストンがコラボしたウェッジは、バウンス角20度前後と大バウンス。これが圧倒的なやさしさにつながっている
また、ボールではなく砂を打つバンカーでは、バウンスがないとリーディングエッジが刺さって砂が飛ばせないということがよくある。1センチ単位でクラブの入れどころをコントロールできるプロならともかく、アマチュアならばバウンスが大きいほうがはるかに抜けやすく、砂も飛ばしやすくなる。
ハイバウンスは、ほとんどのアマチュアゴルファーにとって百利あって一害なしとも言えるのだ。
実際、後日、中居さんが「ツアーB HB-W」を使ってラウンドすると、ザックリは皆無。寄せワンを決めるシーンも見られた。「構えやすいしとにかくミスが少ない! ウェッジってバウンスでこんなに変わるんですね」とその違いに驚いていた。

バウンスが仕事をした結果、ミスが減っただけでなくスピンもしっかりと入るようになった
「コースで構えてみると刃が浮く感じもなく、すごくやさしそうだし、実際にソールの抜けもいいのでミスが減りました。バンカーも気持ちよく打てたし、ラフでダルマ落としになる心配もない。いいことづくしですね!」(中居さん)

パーン! と砂が飛ぶ音が聞こえてきそうなバンカーからのナイスショットも、ハイバウンスウェッジなら楽々打てる
当初、56度で18度、58度で20度という「ツアーB HB-W」の超ハイバウンス設定に尻込みしていた中居さんだが、結果の違いは明らか。56度で21度、58度で23度とさらにバウンス角の大きいミズノ「ザ・クラフト」も試したい! とさらなる意欲を見せていた。
これには、ハイバウンスウェッジをオススメした波積さんもホッと一息。
ゴルフ5のウェッジフィッティングを受けてみよう!
中居さんの例からもわかるように、多くのゴルファーにとってハイバウンスウェッジの採用はスコアアップに直結する可能性が高い。とはいえ、もちろんすべてのゴルファーにハイバウンスウェッジが合うわけではない。
人によって打ち方は千差万別。そして世の中にウェッジは数え切れないほどある。ゴルフ5のウェッジフィッティングがいいのは、市場にあるウェッジをすべてゴルフ5で分析し、独自のデータに落とし込んでいる点。

商品の押し売りではなく、あくまでも「あなたにはこれが合いますよ」ということをデータで示してくれるから安心だ
メーカーごとにバウンス角の計測基準が異なるため、同じバウンス角表示でも角度に差があり、更にソール形状によってもその効果は様々あるため、ゴルフ5では独自の基準で計測しデータ化を行っている。
だからこそ、ゴルフ5のウェッジフィッティングでは、スウィングデータをもとに誰でも最適なバウンスのウェッジが見つけられる。スコアに直結するショートゲームの頼れる相棒を探しに、まずはゴルフ5の店舗に足を運んでみよう!
