力みが取れて球がつかまる！ 美女プロ推薦「3球連続打ちドリル」を試してみよう【動画あり】

ボールを“打ちにいかない”スウィングを作る

「まずゴルフボールを縦に3球並べてもらいます。最初はボール手前で一回素振りして、その流れのまま前に進みながらクラブを戻して打つ、進みながら戻して打つ……というドリルです。1、2球目はハーフスウィングくらいで、3球目はフルスウィングでフィニッシュまで振りましょう」

流れを止めず、続けざまにボールを打っていくことがこのドリルのポイントだ。

「どうしても1球ごとに止まって打っていると、インパクトに向けてクラブを振るイメージを持つ方が多くて、力が入って体が固まりやすいんです。クラブを動かし続けることによってスウィング全体の流れを体感しやすいですし、ボールを“打ちにいく”のではなく、クラブヘッドの通り道に置いてあるボールを打つ、という感覚をつかめます」

「ショット前の素振り」は本気で行こう！ ミスを減らすスウィング前の下準備【動画あり】 - みんなのゴルフダイジェスト

ショットに臨む直前、素振りでスウィングを確認して、いざ！……と、ちょっと待ってほしい。もしかしたらその素振りにミスショットの“危険信号”が出ているかも？ やさしく丁寧なレッスンで評判のゴルフインストラクター・吉本舞に、正しく素振りするためのチェックポイントを教えてもらおう。

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3球連続で打つ、と言われるとなんだか難しそうだが、「クラブヘッドの重さで自然と進んでいけますよ」と吉本。

「まずは素振りだけでいいので右、左、右、左……とスウィングのリズムをつかんでおくとタイミングが取りやすいかなと思います。なるべく同じリズムで、少しゆったりめに振るほうがクラブヘッドの重さを感じやすいのでオススメです」

もちろん、スムーズにスウィングするためのドリルなので、ナイスショットである必要はない。このとき注意したいのが、スウィングに自分で力を加えないこと。

「力を入れずにかる～くクラブヘッドを左右に揺さぶることができると、勝手にフェースローテーションが起こります。この感覚がわかるとボールがつかまらないという方も、必ずボールがつかまるようになりますよ」

ラウンドでスウィングがぎこちなくなったり、つかまりが悪くなるという方は、「3球連続打ちドリル」を試してみては？

協力/東京ゴルフスタジオ

吉本プロがお手本を披露！ 「3球連続打ちドリル」連続写真16