2016年からゴルフフットウェアを展開するニューバランスゴルフ。ゴルフシューズというと、白あるいは黒が主流だが、その最新作は、鮮やかな色彩が映えるビビッドカラーの「MGBF574」だ。プロゴルファー・中村修が、ゴルファー目線でこのニューシューズをチェックしてみた。

ただ派手なだけじゃない! なにしろ機能がしっかりしている

この夏、日差しに映えるスポーティーなスタイルと鮮やかなカラーで人気になりそうなのが、発売されたばかりのニューバランス「MGBF574」だ。

画像: MGBF574はレディースを含めて全5色をラインナップ。鮮やかな色合いがコースに映えそうだ

MGBF574はレディースを含めて全5色をラインナップ。鮮やかな色合いがコースに映えそうだ

「574」といえば、ニューバランスが得意とするランニングテクノロジーのノウハウをつぎ込んだ、履き心地抜群のカジュアルシューズとしてとりわけ人気の高いラインナップ。この「MGBF574」もランニングで培った技術を応用し、ゴルフに必要な機能性を実現している。

画像: もちろん耐水性もバッチリ。雨の日でもノーストレスでプレーできる

もちろん耐水性もバッチリ。雨の日でもノーストレスでプレーできる

今回は、アッパーのフィット性とサポート性を一段と高めるニューバランスのテクノロジー、<FANTOM FIT(ファントムフィット)>をゴルフシューズに初採用。形状の異なる3層の薄いTPUフィルムと、足当たりの良いエアメッシュを圧着させることにより、抜群の軽量性とフィット感を実現する新アッパー構造だ。

画像: ニューバランスおなじみのフィット感を高めるテクノロジー、FANTOM FITをゴルフシューズに初採用

ニューバランスおなじみのフィット感を高めるテクノロジー、FANTOM FITをゴルフシューズに初採用

また、すでに同社のゴルフシューズではお馴染みとなっているミッドソール、<REVLITE(レブライト)>を搭載。こちらは、大きく軽量化しながらも、心地よいクッション性と耐久性を実現するテクノロジーだ。

画像: ミッドソールにはREVLITEを採用。クッション性が高いので18ホール歩いても疲れづらい

ミッドソールにはREVLITEを採用。クッション性が高いので18ホール歩いても疲れづらい

プロゴルファーとして、シューズには強いこだわりがある中村は、シューズ選びの一番のポイントは、ズレないことだという。

「近年は軽量化したシューズが人気ですが、軽いだけではゴルフシューズとして評価はできません。軽くて軟らかいシューズでもフィット感や土台のしっかり感は絶対に必要なんです。」

ゴルフでは、様々な傾斜や芝、悪天候などそのプレー環境は多岐にわたる。その時、足首を柔らかく使うためにも、シューズには足指までも意識が伝わるような感覚が欲しいのだという。

カラーは鮮やかだが、機能は硬派

では、新しい「MGBF574」のは履き心地はどうだろうか。

画像: プロゴルファー・中村修がコースでMGBF574の履き心地をテスト

プロゴルファー・中村修がコースでMGBF574の履き心地をテスト

「まずアッパーは、見た目以上のしっかり感がありますね。それでいて軟らかさのある素材で、屈曲性がしっかりあるのが特徴です」(中村)

この部分の硬さの加減は、ゴルフシューズにとって、とても重要なのだという。

「硬くすれば安定感がありますが、そうすると動きにくさが出るし、場合によっては靴ずれも起きやすくなります。しかし、軟らかすぎてしまうと、プレー中に足が動きすぎてしまい、疲れやすくなります。頑丈さとフィット感が必要なのですが、MGBF574はそこをうまく両立させています。このあたりは、さすがシューズメーカーですね」(中村)

かかと部分のホールド感も良好で、ソール部分の屈曲性もしっかりある。シューズが足周りをサポートしてくれて、前に進みやすく感じられると中村は指摘する。もちろん、それでいてつんのめるような感じはない。

画像: キツめの傾斜地でもしっかり足元をホールド。靴の中で脚が動いてしまうこともない

キツめの傾斜地でもしっかり足元をホールド。靴の中で脚が動いてしまうこともない

実際にプレーしてみると「MGBF574」の機能性は際立ってくる。シューズのサイド部分の硬さが適度にあり、傾斜の強いライで色んな方向に加重しても中の足が動く感じがないという。

「定番のBoa®システムを採用していますが、ワイヤーではなく紐を使っているので、適度な締め付け感がいいですね」(中村)

画像: Boaシステム+靴紐によって、利便性と適度な締め付け感を実現

Boaシステム+靴紐によって、利便性と適度な締め付け感を実現

プロや上級者は、バンカーでは砂質、グリーンでは微妙な傾斜を足裏で感じ取っている。クッション性の高い<REVLITE(レブライト)>だが、適度に硬さがあり、地面からのフィードバックを受けやすいと中村はいう。このあたりの硬さのさじ加減は、ニューバランスの真骨頂だろう。

画像: ソール部はクッション性が高く疲れづらいだけでなく、足裏から地面の状態を感じ取れる絶妙な硬さも併せ持っている

ソール部はクッション性が高く疲れづらいだけでなく、足裏から地面の状態を感じ取れる絶妙な硬さも併せ持っている

テストラウンドではバンカーからナイスアウトするシーンもあったが、足場の悪い砂の上でも足元がグラつかず、それでいて砂質を足裏から感じることもできる。十分にプロユースに耐えられる機能が盛り込まれているようだ。

イエロー、ブルー、レッドの3色展開

機能性に優れた「MGBF574」だが、もっとも特徴があるのがビビッドなカラーが映えるデザイン。メンズはイエロー、ブルー、レッドと3色のカラーバリエーションがあり(レディースは2色)、いずれも鮮やかな色味が目立つこと請け合いだ。

「どの色もゴルフ場の緑に合いますし、夏の明るい日差しにマッチしますね。ウェアとコーディネートするのはもちろんですが、同じ色のカラーボールと組み合わせて使うのも楽しいでしょう」(中村)

今回は白のパンツにイエローを合わせたが、驚くほど自然に見えて、しかも意外とシックに見える。コーディネートをシンプルにして、足元だけビビットにするスタイルは、上品でありながらしっかりとした主張もあり、人気を集めそうだ。

画像: レディースモデルは全2色ラインナップ

レディースモデルは全2色ラインナップ

アッパー部分はシワが寄りにくい素材で、もちろん防水性もしっかり確保されている。派手な見た目だからといって、その機能面に妥協はない。

明るく楽しいカラーバリエーションが特徴の「MGBF574」。その中身は、見た目からは予想もできないほど、ゴルファーを唸らせる作り込みがある。

「歩くときでも、打つときでも足を適切にサポートしてくれますよね。軽いのにしっかりとホールドしてくれて、自分の足にフィットする感じがあります。硬さやフィット感が絶妙で、これが硬すぎたり軟らかすぎたりすると、疲れが増したり痛みが出ることもあります。プレーヤーのフィーリングに寄り添った実力派のシューズです。ゴルフシューズ=白または黒。そんな常識を変えてくれるかもしれませんね」(中村)

派手めのカラーに、たしかな機能性。ゴルフライフがさらに楽しくなりそうな実力派シューズの登場だ。

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