秋の新作ドライバー、評価やいかに
この秋各社から新作ドライバーが発表され、買い替えを考えているゴルファーには悩ましい季節がやってくる。自分の悩みに合わせたドライバーが欲しいと思っていても、なかなか決めかねている人も多いだろう。また、各社プロゴルファーを使ったプロモーションをするが、正直プロなんだからそりゃいい球出るよね、なんて気持ちも……。
そんな人のためにゴルフ用品最大手のゴルフ5が擁する試打軍団がひと足先に試打を敢行。試打軍団というのはゴルフ5各店舗のスタッフから、スウィングやクラブの知識が豊富な試打の達人を厳選して組織されたチーム。我々の気持ちが分かるアマチュアゴルファーだからこれはリアルだ。早速各ドライバーのインプレッションを聞いてみよう。
つかまり系ブリヂストンNEW「TOUR B JGR」は直進性がさらにアップ!

ブリヂストンNEW「TOUR B JGR」
まずブリヂストンのNEW「TOUR B JGR」を打ったのは、「スライサーの代弁者」ゴルフ5浦和店の店長代務・菅谷善廣51歳。平均スコアは100前後のアベレージゴルファーだ。
ブリヂストンNEW「TOUR B JGR」のニューモデルは、ソールに新技術「サスペンションコア」を搭載し、高初速化、高打ち出し化を実現。JGR伝統の高いつかまり性能はそのままに、ミスヒットの許容性と直進性能がさらに向上した。試打したスライサーの菅谷さんはやはり高評価。

新技術サスペンションコア
「搭載されている『サスペンションコア』の効果で、高い初速性能に加えミスへの許容性も高くなり、『飛んで曲がらない』を両立しています。また、ヒール側の後方にウェートを配していること。これによって重心距離が短くなりヘッドがターンしやすいので球がつかまりますね。最後に、グラファイトデザインと共同開発のシャフトは、弾きがよく、飛ばしだけでなく球のつかまりもサポートしてくれています」(菅谷)
やはり直進性のアップとともに、つかまり性能はさすがJGRといったところ。そして、もう一人の試打者であるPR部隊の藤澤は、構えた顔にも安心感があるという。
「シャローすぎずに構えやすいですね。構えた顔が見るからにつかまりがよさそうで安心感があります。シャローフェース過ぎず厚みがあって、しっかり叩いて飛ばせる顔です」(藤澤)

シャロー過ぎず構えやすいと藤澤も高評価
顔良し、つかまり良し。今回の「TOUR B JGR」も仕上がりは上々のようだ。
ヤマハの常識を覆す反発と直進性能「RMX220」

ヤマハ「RMX220」
続いてはヤマハのRMX220。これを試打するのは「理系出身熱血店長」ゴルフ5川口朝日店店長・浅倉隆文41歳。理系出身の理論派ながら熱血接客で有名で、商品知識も豊富なため内外から信頼が篤い。
ヤマハの「RMX220」は小ぶりでシャープというヤマハのドライバーの伝統を打ち破った革新的なモデル。投影面積の大きい深重心・大慣性モーメントモデルで、初速性能と直進性能にこだわった「飛ばせるクラブ」に進化している。

慣性モーメントが5760g㎠の圧倒的な直進安定性
「慣性モーメントが5760g㎠というだけあって、圧倒的な直進安定性がありますね。深重心で大慣性モーメント。操作性よりも許容性と直進性を重視した、ある意味ヤマハらしくないクラブだと言えると思います」(浅倉)
と、操作性のイメージがあるヤマハにしては飛距離に特化したものだと評価。PR部隊の藤澤も
「フェース周囲を取り囲むように内蔵された『ブーストリング』で高い反発を実現。かなり飛ばせるクラブですね」(藤澤)

『ブーストリング』で高い反発を実現
とその飛距離性能を評価した。とはいえヤマハといえば飛距離性能よりも操作性という人のために、モデル違いの「RMX120」というアスリートモデルも同時発売。455㏄のディープで締まった顔は、従来のヤマハらしい顔に高い飛距離性能と直進性を共存させているそうだ。
全然曲がらないから思い切り振って飛ばせるプロギア「NEW egg 5500」

プロギア「NEW egg 5500」
続いてプロギア NEW egg5500(エッグ・ゴーゴー)を打つのは「ゴルフ5の安打製造機」ゴルフ5ショップス市川店クラフトマンの川上武志50歳。飛距離は出ないほうだが、コツコツとフェアウェイをキープして行くプレーが身上だ。
プロギアの「egg5500」は、その名のとおりおよそ5,500g㎠の慣性モーメントを持ったドライバー。ミスヒットへの許容性は図抜けて高く、多少のことでは曲がらないから振って飛ばせる。

スウィートエリアが広くミスしても曲がらない
「スウィートエリアが広くミスしても球が曲がらないですね。大慣性モーメントだけあって、とにかくミスヒットには強く抜群の直進安定性を誇る。音は『egg』にしては低めに感じます」(川上)
とミスヒットへの強さと直進性を評価した。

重心角が大きく球もつかまる
「重心角が大きいから大慣性モーメントでもつかまります。慣性モーメントが大きいクラブはつかまりが悪い場合がありますが、これは重心角が大きくしっかり球もつかまります」(藤澤)
と藤澤もその直進性には驚きを隠せない。また、長さが1インチだけ短い44.25インチの「PRGR NEW egg5500 impact」も同時発売。ミスヒットが多くドライバーが苦手な方にはこちらのモデルを使えばミート率がアップし飛距離が伸びそうだ。
つかまえて飛ばせるやさしいドライバー。HONMA「ツアーワールド XP-1」

ホンマ「XP-1」
最後にホンマの「XP-1」を打つのは「結果重視のリアリスト」ゴルフ5江戸川春江店のクラフトマン・ 一ノ清賢治49歳。ショット力でゴルフを作るタイプだが、感性よりも結果を重視するリアリストだ。
ホンマの新シリーズ「XP-1」は、抜群の扱いやすさ、やさしさが特徴。ある程度スピンが入って球が浮いてくれて、つかまりもよく、直進安定性も高い「結果が出る」ドライバーだ。

振りぬきやすさを評価
「シャフトは軽量ですが、先から中ほどがスムーズにしなって振り抜きやすいですね。球のつかまりもよく、飛距離も出ます。また、ヒールにウェートの入った『ドローバイアス設計』でフェースがターンしやすく、自然と球がつかまってくれます」(一ノ清)
とそのやさしさを評価。

ソール前方のダブルスリット
「ソール前方に刻まれた『ダブルスリット』の効果でボール初速が出ています。飛距離性能の高いクラブだと思います」(藤澤)
藤澤はその飛距離性能を評価した。
(XP-1の試打クラブは8月23日入荷予定です)
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