大手量販店で軒並み売上の上位に顔を並べる、キャロウェイ「エピック フラッシュ スター」。2月発売のドライバー、フェアウェイウッドに続いて、8月30日にはユーティリティが発売される。多くのゴルファーが注目するニューモデルの性能やいかに? 「ゴルフバカイラストレーター」を自称する野村タケオさん(ハンディ9)に試打をお願いした。

見た目は球が「上がりそう、やさしそう、つかまりそう」の三拍子

さっそくエピック フラッシュ スター ユーティリティを手に取る野村さん。「フェース面がよく見えるので上がりそう」というのが野村さんの第一印象。5Hのロフトは23度だ。

画像: エピック フラッシュ スター ユーティリティ。今回試打したのは5番で、ロフト角は23度だ

エピック フラッシュ スター ユーティリティ。今回試打したのは5番で、ロフト角は23度だ

「これくらいロフトのあるUTは使わないので、どれくらい上がるんだろう。それに、ヘッドが大きいからクラブが実際以上に短く感じて、とにかくやさしそう」

カーボンクラウンや、ヘッドに装着したタングステン・インナーウェイトとソールウェイトにより、徹底した低重心化に成功。ミスヒット時の飛距離ロスを大幅に軽減する360フェースカップ テクノロジー。ロフトや長さのほかにも、上がりやすさとやさしさに貢献する機能が満載だ。

「構えたときの顔は非常に好きですね。つかまりそうな感じがします」

キャロウェイのユーティリティといえば、やや角張ったヘッド形状が特徴だったが、エピック フラッシュ スター ユーティリティはウッドのように丸みのあるフォルムを採用。構えやすさが大きく向上した。

ロースピンの強弾道で、高く出て止まる

どれほど上がりやすく、やさしいのか。そして飛びは? 太平洋クラブ成田コース2番パー4のフェアウェイに弾道計測器「フライトスコープ」を設置。正確なデータを計測した。

画像: シングルハンディの腕前を持つゴルフバカなイラストレーター・野村タケオが、コースでエピック フラッシュ スター ユーティリティを試打、その模様をフライトスコープで計測した

シングルハンディの腕前を持つゴルフバカなイラストレーター・野村タケオが、コースでエピック フラッシュ スター ユーティリティを試打、その模様をフライトスコープで計測した

打ち方を探りながら試打を重ねること数球、アイアン的に潰して打つよりも、ウッドのように払い打つほうが結果が良さそうだと気付いた野村さんが放った一打の飛距離は会心の195.5ヤード!23度ロフトのクラブの飛距離としてはちょっと破格の飛びだ。

「もっとロフトの立っている自分の4Uと一緒か、ちょっと飛んでる感じです。とにかく球が上がる! ほぼキャリーでいってて、高さが出てるからグリーンで止まります」

画像: 打ち出し角20.6度の高弾道でまっすぐ飛んだ。キャリー191.5ヤードに対しトータル飛距離195.5ヤードと、しっかり高さで止まっている

打ち出し角20.6度の高弾道でまっすぐ飛んだ。キャリー191.5ヤードに対しトータル飛距離195.5ヤードと、しっかり高さで止まっている

約195ヤード飛んで、ランはわずか4ヤードに過ぎない。飛んで・止まる。ユーティリティに求められる二大要素をハイレベルに実現していることがわかる。

また、飛距離とともに、フィーリングにも納得。

「ちょっと硬めで、打感がしっかりあります。弾くけど、当たった瞬間にバーン! と出ていく感じではない」

23度のユーティリティには「飛ばしたい」と「狙いたい」の両方の良さがほしい。弾き一辺倒の打感だと狙う感じは出にくいが、きちんと狙っていけるような打感も残しているのは、キャロウェイのクラブ作りの巧さだろう。

画像: 「これ、球高いわ〜」あまりの球の高さと飛びに、ポカンと口を開けて弾道を見つめる野村

「これ、球高いわ〜」あまりの球の高さと飛びに、ポカンと口を開けて弾道を見つめる野村

さらに野村さんは方向性のよさも指摘する。

「重心距離が長いからなのか、フェースの開いたり閉じたりがない。普通に振ると持ち球のフェード、つかまえにいってドローになりますけど、曲がり幅は少ないですね。ソールが滑るのでライを選ばないのも実戦ではありがたいですね」

キャロウェイの最先端テクノロジーをこれでもかっ! とてんこ盛り

ちなみにこのユーティリティ、エピックシリーズのドライバーではすっかりおなじみになったフェース裏側の“2本の柱”でボール初速を上げる「ジェイル ブレイク テクノロジー」を搭載している。

画像: フラッシュ フェース+ジェイル ブレイクがボール初速を高め、高弾道で勢いのある球を生み出している

フラッシュ フェース+ジェイル ブレイクがボール初速を高め、高弾道で勢いのある球を生み出している

「上がっているわりには強い球なのは、ジェイル ブレイクのせいかもしれませんね。ロースピンで飛んでいくイメージで、風の影響を受けずに、高く出てしっかり止まる」

「ジェイル ブレイク」に「フラッシュ フェース」「フェースカップ テクノロジー」と、ユーティリティながら最新ドライバーと同じテクノロジーがこれでもか! と盛り込まれているのも、エピックフラッシュ ユーティリティの大きな特徴。これらの相乗効果で、かつてないボール初速と強弾道を生み出すのだ。

試打したシャフトは、カーボンに近い飛距離と、スチールならではの方向性・強弾道を兼ね備えたゼロス7ハイブリッドだったが、野村さんは「振りやすいシャフトです。あと、上がりすぎるくらい球が上がる!」と評価。女子プロたちも注目するモデルとあって、女子プロに人気のシャフトとの相性もバッチリのようだ。

200ヤード近く先のグリーンを、ロースピンの強・高弾道で狙い打ちできる「エピック フラッシュ スター ユーティリティ」。スコアアップの即戦力となるだろう。

協力・太平洋クラブ成田コース(千葉県)

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