シード権をかけた緊張感と賞金女王を狙う若手たち
女子ゴルフの場合、30勝を挙げた選手には「永久シード」が与えられる。30勝にはそれだけの価値があるということだが、樋口久子の通算勝利数はなんと“69”。そんな日本の女子ゴルフのレジェンドの名を冠した樋口久子 三菱電機レディスが、今年も武蔵丘ゴルフコースを舞台に11月1~3日の日程で開催される。
樋口は、今大会についてこう話す。

2018年大会優勝のささきしょうこ(右)と樋口久子(左)
「大会名に私の名前を入れて頂くようになってから、今年で23年。年号も平成から令和へ変わり、渋野日向子さんの全英女子オープン優勝を始め、女子ゴルフ界も大きな変化が起きているように思います。黄金世代やプラチナ世代と呼ばれるフレッシュな選手の台頭が目ざましく、今年もニューヒロインが次々と誕生しています。また、賞金ランキングのトップ20に20代前半の選手が10人(8月15日取材時)と若手が活躍を見せ、シーズン終盤に向けて繰り広げられる、シード権の行方や熾烈な賞金女王争いの緊張感が見逃せません」(樋口)
樋口が話すように、この大会が開催される頃には残り5試合。賞金女王レースをはじめ、賞金シードが獲れるか獲れないかの狭間にいる選手たちの最後の追い上げからも目を離せない。また、2020年6月に決まる東京五輪の代表枠を巡る争いもますます激化する。

タイガー・ウッズが日本で初めてプレーしたのがここ武蔵丘ゴルフコースだ
「本大会開催コースの武蔵丘ゴルフコースは、豊かな自然を活かした戦略性の高い難コース。特に上がり3ホールで選手たちが見せる妙技や様々な攻め方は大会の見所のひとつです。会場内18番ホールには、国内ツアー最大の迫力あるオーロラビジョンを設置しており、臨場感のある映像もお楽しみいただけます。都内から約1時間とアクセスが良いので、是非、会場へお出掛け下さい」(樋口)
会場となる「武蔵丘ゴルフコース」は、広大な面積に18ホールがゆったり広がり、各ホールとも距離、フェアウェイの幅がたっぷり。タイガー・ウッズが日本で初めてプレーしたコースとしても知られ、ヒロインを決めるにふさわしい舞台である。

昨年は最終日の2打差を追い上げささきしょうこが優勝。勝負を決めたガッツポーズ、ヒロイン誕生の瞬間だ
樋口が話すように、本大会はアクセスの良さも大きな魅力。最寄り駅は西武池袋線「飯能駅」で、特急なら池袋駅から約40分。駅からは3日間とも無料のギャラリーバスが運行されていて、コースまでは約10分。合わせても都心から約1時間という近さは、首都圏のトーナメントのなかでも抜群だ。なお、ギャラリー駐車場は用意されていないので公共交通機関の利用を。
選手たちのプレーをより鮮明に見守るためのオーロラビジョンはツアー最大級を誇る。スタートホールや上がりホールなど、コース内9箇所に三菱電機製のオーロラビジョンを設置。他のホールで展開されているプレーの状況も確認できる。とくに18番グリーン横に設置されるのは637インチ(幅約15m)の大迫力で臨場感も抜群だ。

人のサイズと比べてもその大きさがよくわかる18番のオーロラビジョン
その他にも、思い思いの「ナイスショット」を撮影できるフォトスポットも。三菱電機のWi-Fiプリントシステムを使ってその場でプリントしてもらえるのも嬉しいサービスだ。
アクセスも良く、終盤戦ならではの熱気にあふれる樋口久子 三菱電機レディス。賞金女王の行方は? 応援する選手は賞金シードを獲得できる? そんな気持ちを込めての観戦が楽しめるこの大会。ぜひ足を運んでみては?
賞金/賞金総額8000万円、優勝賞金1440万円
アクセス/西武池袋線「飯能駅」より3日間無料ギャラリーバス随時運行
チケット/前売り券5000円(消費税別・3枚つづり・各日通用)全国のコンビニエンスストア他にて発売中
テレビ放送/11月2日(土)BS朝日17:00~18:00(予定)
11月3日(日)テレビ朝日系24局ネット16:00~17:25(予定)

樋口久子 三菱電機レディス2019 大会HP
mitsubishielectric.higuchi-ladies.jp