「ゾッとするほど、やさしい」というその性能で、年齢や腕前を問わず多くのゴルファーの支持が広がっているプロギアの新作「NEW egg」シリーズ。その性能をたしかめるべく、シングルハンディの腕前を持つゴルフ大好きイラストレーター・野村タケオが“エグいほど”打ちまくった!

「eggはシニア向け」その印象は250ヤード先へと吹っ飛んだ

じつはこの日、テスターの野村(HC9)には、どのクラブを打つかは知らせずにロケ現場へ来てもらった。そして、コースに到着するなり試打クラブを見ると「えっ!? 今日はあのeggだったんですか? 確かに『飛ぶ』というウワサはよく聞くけど、なんとなくシニア向けのイメージがあるし……。正直なところ、ボクにはまだ早いんじゃないかな」といぶかしげな表情を浮かべる。

画像: どうしてもシニア向けのイメージがあると話す野村だが、まずは実際に打ってもらう

どうしてもシニア向けのイメージがあると話す野村だが、まずは実際に打ってもらう

そんな及び腰な野村に、すかさず「NEW egg」シリーズの強みを紹介。「NEW egg 5500」ドライバーの2モデルは“ギョーカイ最大”をウリにする重心角37度を達成(一般的なドライバーの重心角は平均23度)。ヘッドがオートマチックにターンして球をつかまえてくれると同時に“プロギア史上最大”という大慣性モーメントも叶えた。

一般的なドライバーの慣性モーメントに比べて123%も大きいことで、フェースの上下・左右に打点を外しても飛距離ロスや曲がり幅がグンと抑えられる。

ちなみに、モデル名の「5500(ゴーゴー)」とは、ルールのギリギリに迫る極めて大きな慣性モーメントの数値。「NEW egg 5500」ドライバーの2モデルはその実、トゥからヒール方向の慣性モーメントを5350g・㎠まで高めることに成功した。

画像: 一般的なドライバーの慣性モーメントに比べて123%数値の大きい大慣性モーメントでやさしく飛ばせる「New egg 5500 ドライバー」

一般的なドライバーの慣性モーメントに比べて123%数値の大きい大慣性モーメントでやさしく飛ばせる「New egg 5500 ドライバー」

「そういう機能やデータは興味深いですね。だからといってクラブを打ってみなきゃ、言うほどのメリットがあるかどうかはわかんない。せっかくだからテストしてみますか」(野村)

ゴルフ好き・ギア好きの血がちょっぴり騒いだのか、野村はデモクラブを持ってそそくさと練習場へ向かった。

球が強い! しかもボールが勝手につかまってくれる!?

まずは、45.25インチのモデル「NEWegg 5500」ドライバー(10.5度)から。ウォーミングアップがてらに打ち始めたつもりが、次第に顔つきは本気モードになっていく。

「フェースのハジきが強いし、インパクト音が高めだから“飛んでる感”があります。もちろん、イヤな感触じゃない。ボクはもともとフェード打ちだけど、このドライバーはヘッドが自然に返るしシャフトのしなり戻りもあって、軽く振ってもカンタンにドローが打てるんです。しかも、フェースの先っぽに打点を外しても、当たり負けてフェースが開かないのでスライスしません」(野村)

画像: 完全に本気モードの野村。打っているうちにどんどん気持ちよくなってきたようだ

完全に本気モードの野村。打っているうちにどんどん気持ちよくなってきたようだ

続いては、兄弟モデルであり44.25インチの短尺モデル「NEW egg 5500 インパクト」ドライバー(10.5度)を手にした。

「おっ、クラブが短くて構えたときにヘッドが近く感じる。それでも、ヘッド後方の外周をマットな仕上がりにして、大きすぎないように見せてますね(『NEW egg 5500』も同じ)。このようにクラブが短いと、ヘッドをシャープに振り抜きやすいし、ミート率が高まるんです。しかもこのモデルは、叩きにいっても頼りなさがないしクラブが球をつかまえてくれるから、振り遅れや右へのミスがありません。それから、ヘッドがやや重いのか、球が重くて強い感じがして風に負けなさそう」(野村)

画像: シャフトが1インチ短いことでより“正面衝突”させやすいNEW egg 5500 impact ドライバー

シャフトが1インチ短いことでより“正面衝突”させやすいNEW egg 5500 impact ドライバー

スタッフが「ドライバーはかなり良さそうですね」と水を向けると、野村はまんざらでもない表情を見せたが「イヤイヤ、まだわかんない」と言う。従来のやさしいドライバーは得てして、コースで打つと曲がらないけど飛ばなかったり、つかまりすぎて左に引っかかったりすることがあるなど、懐疑的なスタンスは崩さなかった。

そこから野村は、ドライバーの感触が良かったこともあって「NEW egg」シリーズのアイアンもたまらず手を伸ばした。7番アイアンで25度という超ストロングロフトの「NEWegg」を打つと「これ、ホントに7番ですか?」と、その飛びにビックリ。さすがは“ぶっ飛びアイアンのパイオニア”と言われる「egg」だ。

画像: アイアンもそれぞれの特長を堪能した

アイアンもそれぞれの特長を堪能した

「ボクはいつも7番でキャリー155ヤードくらいですが、このアイアンは明らかにぶっ飛んでます。それでいて、飛び様を見ると打ち出しから上がって、7番なりの高さが出てるからグリーンで止まりそう。シャフトがしなってつかまりやすいし、当たりが悪くても球が曲がりません。軽く振っても、ミスがなくてこれだけ飛んでくれたら、ゴルフが楽になっちゃいますね」(野村)

画像: ドライバーだけじゃなくアイアンの飛びにも驚いた野村

ドライバーだけじゃなくアイアンの飛びにも驚いた野村

“プラス3番手の飛び”をウリにするこのディスタンスアイアンは、バックフェースグルーブを搭載した薄肉フェースとパワーグルーブ(溝)が反発力をUPさせ、さらにタングステンウェートによって重心を低く・深くしている。フェースの“下目”で打っても、十分な初速と高さが得られてキャリーを稼げるのだ。

画像: +3番手を標榜する飛距離だけではなく、高さもしっかり出るNEW egg アイアン

+3番手を標榜する飛距離だけではなく、高さもしっかり出るNEW egg アイアン

続けざまに「NEW egg フォージド」アイアンを持つと「飛び系なのに顔がキレイ」と見入った野村。

「『NEW egg』よりもトップブレードやソールの幅がシャープだし、構えたときにヘッド後方の膨らみが見えなくて違和感がありません。アスリートもフツーに構えられる顔つきですね。しかも、打球音を抑えたしっかりした打感でキモチいいし、球が強い感じがする。ストロングロフト(7番アイアン=26度)でかなり飛ぶけれど、7番の高さがしっかり出るし、球の高さを抑えて打つこともできます。スチールシャフトを入れても面白そうだなぁ」(野村)

画像: よりシャープな顔つきで構えやすく、打球の操作性も申し分ない。そしてもちろん飛ばせるのが「NEW egg フォージド」だ

よりシャープな顔つきで構えやすく、打球の操作性も申し分ない。そしてもちろん飛ばせるのが「NEW egg フォージド」だ

この「NEW egg フォージド」は、ボディは軟鉄、フェースはニッケルクロムモリブデン鋼によるLカップ仕様の薄肉フェースを用いて、高い反発性能と低重心化を図っている。アマチュアの平均的な実打点でも、高い初速が得られて飛ばせるのだ。

ここまで「NEW egg」シリーズのドライバーとアイアンをテイスティングした野村だが「ポテンシャルの高さはわかった気がします。でもやっぱり、芝の上で打ってみないとホントの良さはわからないし、初速やスピン量、キャリーや飛距離が実際にどれだけ出ているかも知りたい。ここまできたら、コースで打ってデータを計測しなきゃ気が済まない!」と、一も二もなくコースへ向かった。

コースで打っても実力発揮! むしろコースのほうがさらに“いい球”出てます

パー4ホールのティイングエリア、フェアウェイの幅が絞られてプレッシャーがかかる上に、アゲンストが吹いてちょっとしたミスが大ケガにつながる状況だ。できるだけ球を曲げたくない心理がはたらいたのか、野村は「当てやすい」と話していた「NEW egg 5500 インパクト」から打ち始めることに。弾道計測器「フライトスコープ」でデータを測りながらテストを行った。

ドライバーを3球、4球と立て続けに打つが、ストレートからドローの“同じような球”で全てフェアウェイをキープした。

「もともとミートしやすいクラブだけど、芯を外しても曲がり幅や距離の落ち込みが少ない。フェアウェイが狭くても安心して振りにいけるし、叩いても振り遅れません。球が逃げずにつかまるんです。こうやって振り切れるからこそ、クラブが短くてもヘッドスピードが落ちないし、安定して飛ばせる。とくに、この『インパクト』はヘッドが重いようなので、ミスヒットをしてもフェースの向きがブレにくくて大したケガになりません」(野村)

画像: 打った球はそれも同じような軌道でフェアウェイをキープ。これには野村も驚いた

打った球はそれも同じような軌道でフェアウェイをキープ。これには野村も驚いた

同じ状況で、1インチ長い「NEW egg5500」を打つも「決してクラブが長いわけじゃないので違和感はありません」と言う。

「それでも、さすがにヘッドスピードは少し上がりますね。返りやすいヘッドとしなって戻るシャフトで、打ち出しが高くて球がつかまる“ハイドロー”で飛ばせます。しかも弾道データを見ると、スピン量が少なめだから、アゲンストに強いしランが伸びる。ドロ~ンと飛んでからゆるやかに落ちていく飛び方です」(野村)

「NEW egg 5500」ドライバーの2モデルを打ち、計測した野村はこう振り返る。

「フェードヒッターのボクがドライバーでミスするときは、フェースが開いて球がちょい右へ出ていき、そのまま真っすぐ飛ぶかスライスする感じ。でもこのドライバーは2モデルともに、右へのミスが一発も出ませんでした。スウィートエリアが広いので、いつもならコスって右ラフへ行くようなミスが、軽いフェードでフェアウェイに収まるし、飛距離が伸ばせるんです。何より嬉しいのは、いつものスウィングのままで、球がつかまり曲がり幅が収まって飛ばせることですね」(野村)

画像: 芯を外したミスへの強さにも言及した

芯を外したミスへの強さにも言及した

今どきドライバーのトレンドである大慣性モーメントのヘッドは、打点ミスをカバーしてくれる半面、重心距離が長くなってヘッドが返りづらいというデメリットがついて回った。どれだけ慣性モーメントが大きくても、フェースがスクェアに戻らず開いて当たったら、打球は右へすっぽ抜けてそのまま真っすぐ飛んでしまう。

しかし「NEW egg 5500」ドライバーの2モデルは、慣性モーメントを大きくしながらヘッドを返しやすくして“正面衝突インパクト”を促すことで、ターゲットへ真っすぐに効率よく飛ばせるのだ。

弾道データ:
【NEW egg 5500】(ドライバー)
HS 43.3m/s   ボール初速 60.8m/s  打ち出し角 15.9度  
スピン量 2840rpm  キャリー 237.3ヤード  飛距離 246.5ヤード
【NEW egg 5500 インパクト】(ドライバー)
HS 42.7m/s    ボール初速 60.1m/s  打ち出し角 14.4度  スピン量 2973rpm  
キャリー 228.6ヤード  飛距離239.1ヤード

今度は、フェアウェイのセカンド地点、左足下がりのライから「NEW egg」シリーズのアイアン(7番アイアン)2モデルを計測しながら打ち比べた。徐々にアゲンストが強くなってきており、番手を2番手は上げないとグリーンを捉えることが難しい状況だが、「NEW egg」アイアンから打つと、球が飛ぶのはもちろん“7番らしい弾道”でグリーンをキャッチした。

「左足下がりのライからとは思えないほど弾道が高い。こういうライだと、どうしても上からカット気味に入るのに……。球が真っすぐグリーンへ飛んでいく“ストレートキャリー”ですね。しかも、フライヤーみたいな飛び方じゃなくてスピンがそこそこ入ってるし、前後(タテ距離)と左右(曲がり)のブレが少ない。コースで打ってわかったのは、ソールの幅がかなり広くてダフリ気味に入っても滑ってくれるし、ソールのフェース側とバックフェース側が落とされているから刺さりにくいし抜けやすいんです」(野村)

画像: アイアンをコースで打ったときの実力に野村も思わずこの笑顔

アイアンをコースで打ったときの実力に野村も思わずこの笑顔

休む間もなく「NEW egg フォージド」アイアンを打つと、打球がグリーンへダイレクトに着弾してからピタッと止まった。

「弾道データを見ても、やっぱり球が高いし、スピンが6000回転台半ばとしっかり入っているのがわかります。まさに“飛んで止まるアイアン”ですね。しかもハーフトップ気味に当たっても、グリーン手前のガードバンカーを越えた。アゲンストの風が吹いているのに……。それでいて、状況によって球の高さを抑えてライン出しもできます。

何より“飛び系なのにカッコいい”ところがたまりませんよね。かつての飛び系アイアンっていかにもな“異形”で、キャディバッグに入っていると『あ~、飛ぶアイアンを使ってるんだね』という感じでした。でも、飛ぶけど顔がオーソドックスな『フォージド』なら、そんなこと気になりません」(野村)

弾道データ:
【 NEW egg 】(アイアン)
HS 37.5m/s   ボール初速 52.1m/s  打ち出し角 16.2度  
スピン量 6038rpm  キャリー 161.1ヤード  飛距離 163.8ヤード
【 NEW egg フォージド 】(アイアン)
HS 38.2m/s   ボール初速 53.8m/s  打ち出し角 16.8度  
スピン量 6498rpm  キャリー 159.3ヤード  飛距離 160.4ヤード

今までにない発想とアイディアで“卵の殻”を破り続け、進化をやめないプロギアの「egg」。同じモデルのタイプ違いをラインナップして、ゴルファーのキメ細かなニーズに対応していることも強みだ。このやさしい飛びを一回でも体験したら、病みつきになっちゃいそう。

シニアゴルファーが使えるのは間違いないが、このアイアン、ご覧の通りシニア向けではまったくない! スコアを伸ばしたいすべてのゴルファーが、手にとるべきクラブなのだ。

撮影協力/寄居カントリークラブ(アコーディア・ゴルフ)

This article is a sponsored article by
''.