グローバル戦略モデル「ミズノSTシリーズ」の発売(3月20日)を機に、ミズノは全国各地で大規模な試打イベントを予定している。今回はそれに先立って行われている先行試打会に、ゴルフ大好きイラストレーターの野村タケオが参加。その模様をレポートする。

米ツアーや米国市場で話題先行! ミズノの世界戦略モデル「ST200」が上陸!

ミズノといえば、軟鉄鍛造アイアンが米国市場でも絶大な支持を得ているイメージだが、実は他にも大きな話題となっているゴルフクラブが存在した。それが「ミズノSTシリーズ」ドライバーだ。とくに現行モデルである「ST190」ドライバーは、キース・ミッチェルが使用し、2019年の米ツアー「ホンダクラシック」に優勝。

その精密な弾道コントロール性能と高いディスタンス性能を大絶賛しているモデルだ。その性能の高さから米国市場では密かに話題となっていたのだが、残念ながら日本未発売。情報ツウの野村タケオも、その存在は知らなかったという。

しかし、2020年モデル「ST200」からついに日本を含め、全世界で展開されることが決定。「ミズノST200」ドライバー、「ミズノ ST200X」ドライバーの2ラインナップ体勢で、幅広いゴルファーに進化したディスタンス性能を提供する。

先行試打会に参加した野村は、まず軽量のオリジナルシャフト M FUSIONが装着された「ミズノ ST200X」ドライバーから試打してみることにした。

リズムよく振れ、加速が気持ちいい! 進化した軽量モデル ミズノST200Xドライバー

「思ったよりもオーソドックスなヘッド形状で違和感なく構えられていいですね」。ST200Xドライバーを構えてみて、第一印象をそう語った野村。米国で人気のグローバル戦略シリーズと聞いて、海外ブランドに多い大型扁平ヘッドを予想。しかし、バランスのいい丸型形状に仕上がっていたため、打つ前から好印象を抱いた様子だ。

画像: まずはST200Xを構えてみての印象を話す野村

まずはST200Xを構えてみての印象を話す野村

「構えるとほぼスクエアなフェースに感じますが、個人的にはこれが大きな安心感に繋がります。460ccのフルサイズヘッドはつかまりにくい印象がありますし、実際に右にプッシュしやすいモデルも多いですから」(野村)

では、実際に打ってみるとどうだろう? アイアンでのウォーミングアップ後ドライバーショットを開始。その一発目から、野村は弾道計測器「トラックマン」の計測結果に驚きを隠さない。

画像: 実際のデータ画面。スピン量も減り大きなキャリーとランが出ているのが分かる

実際のデータ画面。スピン量も減り大きなキャリーとランが出ているのが分かる

「最初なので8割程度でと思って振りましたが、自分でも驚くほどいいスピードで振れました! トラックマンはヘッドスピードもシビアに出ますが、それでも40m/s出ていますし、何と言ってもボール初速が60m/sを超え、いきなり250ヤード。これなら言うことはありません(笑)」(野村)

自然なつかまり感があり、思った以上に軽快に振れるため、打球はやや左に打ち出されたというが、その後もねじれのないストレートボールがことごとくフェアウェイをとらえた。普段はバックスピンが多く、飛距離を損している野村だが、ST200Xでは平均して2000回転/分を下回る最適スピンを獲得。これが大きなキャリーとランを実現する要因になった。

テストしたのはM FUSION D49シャフトの硬度S。長さは45.75インチ仕様。ロフトは10.5度だった。M FUSIONシャフトは、ミズノが国立研究開発法人NEDOと共同研究を行い開発した、軽量・高強度の新素材を使用したオリジナルシャフトである。

画像: 8割のつもりで振って250ヤード超えには野村も思わずにっこり

8割のつもりで振って250ヤード超えには野村も思わずにっこり

「聞くと45.75インチは長いなって思いますが、振っているぶんには何も違和感がなかったですね。タイミングを取りやすいですし、これだけしっかりつかまれば長くても全然OKです。多少総重量が軽い感じはしますが、これは慣れの問題かなぁと思います」(野村)

60m/sを下回らないST200X高いボール初速性能に、驚きを隠せない野村。「ミズノのドライバーってこんなに飛ぶの!?」と、大いに見直したようである。

抜群の安定感! 強い弾道! 競技で使いたい「ミズノST200ドライバー」

ST200Xドライバーの高いディスタンス性能に、満足していた野村。「もう、僕に合うのはST200Xで決まりじゃないですか?」と言いながら、ST200ドライバーの試打に突入。ST200ドライバーは、ややオープンフェースでつかまり過ぎを抑えた仕様。ロフトは9.5度。シャフトはオリジナルのツアーAD GM-200Dで硬度S。長さは45.5インチである。

「やはりST200Xに比べると、フェースが右を向いている感じがしますね。ワッグルした感じもしっかりしている。ただ重さ的にはこっちの方が違和感はないです。普段使っているドライバーと変わらないので安心感があります」(野村)

先ほどのST200Xは総重量292g(45.75インチ)、今回のST200の総重量は約301g(45.5インチ)で、総重量としては約10gの差だが、フェースの向きや長さの違いもあって、こちらの方がアスリート向けの印象になるようだ。

画像: ST200XとST200の違いを話す野村とミズノスタッフの矢島明樹さん

ST200XとST200の違いを話す野村とミズノスタッフの矢島明樹さん

「実際に打ってみても、球筋が全然違います。ST200Xはやや左方向へのストレート弾道。ST200ではややフェードの落ち着いた弾道になりました。球筋の違いでST200の方がややスピンが多く、最大飛距離ではST200Xの勝ちでしたが、ボール初速はST200でも60m/sをずっと超えていましたし、何より狙った方向に安定して飛んでいってくれる。実際、ラウンドで使いやすいのはこっちか!? と思い始めています。とくに競技ではST200の安定したフェードは魅力です」(野村)

ST200X・ST200ともに、高い反発性能をフェースの広範囲で発揮するβ系チタン(2041Ti)をフェースに採用。独自のコアテックフェースデザインとウエーブテクノロジーソールによって、驚きのボール初速を生み出すのは両モデルに共通したSTドライバーのベネフィットである。どちらのモデルでもボール初速は60m/s超えを連発した。

最大飛距離をマークしたST200Xで“飛ばし屋”イラストレーターに転身するのか? 安定の強弾道を生み出したST200ドライバーでクラブチャンピオンを目指すのか? 悩みに悩んだ野村の決断はいかに!?

画像: 「いい球」の連続で野村も笑顔が止まらない

「いい球」の連続で野村も笑顔が止まらない

「ちなみに原英莉花プロは、どっちのモデルなんですか?」(野村)

「原英莉花プロは、ST200Xを選びました」(ミズノ・スタッフ矢島)

「じゃあ、僕もST200Xにします!(笑)」(野村)

冗談のような決め方だが、試打比較、計測データだけでは甲乙付けがたい魅力がSTシリーズにはある。ちなみに時松隆光も現時点ではST200Xを選択しているという。

画像: それぞれの良さをプレースタイルに活かせるSTシリーズ。ぜひ一度打って確かめてみよう!

それぞれの良さをプレースタイルに活かせるSTシリーズ。ぜひ一度打って確かめてみよう!

シャフトの選択次第で米ツアーのトッププレーヤーから一般ゴルファーまでを幅広くカバーする、ミズノのグローバル戦略モデル ST200・ST200Xドライバー。あなたもぜひ、その驚きのディスタンス性能と振りやすさを「ミズノSTドライバー試打会」で体験してみてはいかがだろうか。

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