「アイアンはミズノユーザー」のアマチュアも納得の飛びと打感
ミズノのアイアン(ミズノプロ918)を使う大田勝さん(48歳、平均スコア100、ゴルフ歴4~5年)は、興味津々で「ST200X」を打ち始めた。ドライバーの平均飛距離は200ヤードくらいと言うが、計測データを見ると1球目からいきなり218ヤード。そこからもコンスタントに210ヤード台をマークしており、いつもより10ヤード以上は飛距離が伸びたことになる。

アイアンはミズノを愛用していたものの、ドライバーは別メーカーのものを使っていたという大田さん
「持ち球はフック系ですが、このクラブを打つと(曲がりが収まって)ドロー系が多くなりました。ドライバーには直進性を求めているので、それに適ってますね。スピンが少ないんですか?(2000rpm以下) それで球が強くなって、ランが増えたのかもしれません」(大田さん)
それは「ST200」シリーズのドライバーが、カーボンをコンポジットしたヘッドであることが大きい。軽量のカーボンをクラウンに用いることで重心が低くなり“高打ち出し&低スピン”の効率的に飛ぶ弾道が出るのだ。

見た目や打感は「さすがミズノ!」といったところ。飛距離も10ヤード以上アップしてご満悦だ
一方で、カーボンコンポジットのヘッドは「音がこもる」「打感が今イチ」と言われがち。しかし、大田さんは「打感・打音が心地良いし、フェースのどこに当たったかがわかりやすい」と太鼓判を押す。クラブ作りのフィロソフィ(哲学)として「打音・打感」にこだわり抜くミズノは、独自の「ハーモニックインパクトテクノロジー」によって“フィーリングがいいカーボンコンポジット”を仕上げた。
「これまで“外ブラ”のドライバーをいろいろ使いましたが、見た目が玉にキズで……。でも『ST200X』は顔がイイし、460㎤というデカさを感じません。さすがミズノですね」(大田さん)

ミズノの良さを知っている大田さんも納得の“ミズノ顔”
“飛ぶ・曲がらない”という機能を求めつつ、ゴルファーの感性を満たす“顔・打感”を両立したドライバーということだ。
ドライバーが苦手なアマチュアがST200Xで開眼⁉ 思わずバッグに入れたくなっちゃった
続いて、試打ブースを訪れたのは「ドライバーは苦手で使っていません。ティショットは3番ウッドです」と話す松野誠一郎さん(58歳、平均スコア100、ゴルフ歴30年)だ。それでも、ムリを承知でドライバーのテストをお願いすると……。「ST200X」を手にした松野さんは、口にしていたドライバーへの不安がウソのように一発目からバシバシと当てた。計測データによると、HSが徐々に上がっていき、スピン量は2000rpm台で安定。そして、ドローボールを連発した!

ドライバーが苦手でキャディバッグから抜いているという松野さんにも打ってみてもらった
「これは打ちやすいですね~。『ST200X』を打つと、振り遅れ気味でも右へすっぽ抜ける感じがないし、スライスが一発も出ません。曲がっても“一方通行”だから安心して打てますね」(松野さん)
球が左右どっちに曲がるかわからないと、コースでは狙いが定まらないし、そういう不安がスウィングに悪影響を及ぼす。でも、球の曲がり方がどちらか一辺倒ならば、打ち出すラインやティイングエリアの立ち位置などを工夫すれば、コースの幅を広く使えるし球が曲がっても“大ケガ”はなくなる。

「バッグに入れたくなるドライバーが見つかった!」と嬉しそう
その“つかまり球”を生んでいるのは「ST200X」の作りにある。ソールのヒール側にウェートビスをインサートして重心距離を短めにしたり、アップライトなライ角(59.5度)により、ヘッドがターンしやすくてスクエアにインパクトできるのだ。
「このドライバー、顔やデザインがカッコいいし、フィーリングも上々です。ドライバーをバッグに入れちゃおうかな(笑)」(松野さん)
今どきの大型ドライバーが苦手で打てないと嘆いている人にも、ぜひ試してもらいたいモデルだ。
「芯を外しても飛ぶ!」を試打で実感!
「ST200X」と「ST200」の2モデルを試打して「どちらも芯を外したのに飛びます」とニンマリの金杉隆元さん(44歳、平均スコア87、ゴルフ歴3年)。とくにお気に入りは「ST200」で、持ち球のストレート~フェードを立て続けに飛ばしていた。

金杉さんが特に気に入ったのはST200
「フェースがゆるやかに返るのでヒッカケが出にくいし、開閉をしないで真っすぐ打っていくイメージが合います。ボクはフェースの上っ面に当てやすいんですが、このドライバーは打点が真ん中に集まる、芯を喰いやすいんです」(金杉さん)
それが証拠に、ミート率が1.45と高いレベルでそろっていた。そして4球目には、ストレートボールで256ヤードをぶっ飛ばす。このとき、打ち出し角14.6度&スピン量2500rpmという、理想的な“高打ち出し&低スピン”のデータをはじき出した。
「もともとスピン量が多いタイプで、3000~4000rpmあって球が吹き上がるのが悩みでした。でも『ST200』を打つと、スピンが抑えられるんですね」(金杉さん)

フェースターンのしやすさも見抜いた金杉さん
続いて打った「ST200X」については、シャフトを両手のひらで挟んで竹とんぼのようにヘッドをクルクル回しながらこう話す。
「これは明らかにフェースがターンしやすい。しかも、クラブが長めだしシャフトの先がしなる感じで、ヘッドが走ります。しなり・戻りのタイミングが合えば、かなり飛ぶでしょう」(金杉さん)
実際のところ、HSを見ると「ST200」は42~43m/sだったが「ST200X」は45m/sにハネ上がった。
「総じて2モデルともに、弾きすぎなくて好フィーリングです。それから、クセがない顔つきで長く使えそう。スウィートエリアが広いから、コースでも曲がりを気にしないで安心して振り抜けるでしょう」(金杉さん)
ミズノのドライバーは初体験なのに自分のドライバー+10ヤードを実現!
「ST200」を打って、いま使っているドライバーの平均飛距離よりも“プラス10ヤード”をモノにした那須善昭さん(56歳、平均スコア80台前半、ゴルフ歴3年半)。よじれないストレートボールをコンスタントに飛ばした。

今使っているエースドライバーより「+10ヤード」を実現した那須さん
「いつもは打点がフェースの上下にズレることがあるのに『ST200』を打つと芯を喰うし、しっかり振り抜けるんです。しかも、飛びざまが安定している。よく使う“外ブラ”のドライバーよりも、顔つきと打感がイイね。構えたときに大きさが気にならないし、ターゲットへ素直にセットしやすいです。それからフェースが開いて見えるから、球が左へ行きそうにありません」(那須さん)
それもそのはず。「ST200」のヘッドは、フェースアングルがオープンだし、ライ角がフラット(56.5度)だから、左のミスを気にせず叩きにイケるのだ。

ST200は芯を食って振りぬけるとかなりの好印象
そういった打ちやすさや心地よさが、計測データにも如実に表れた。同じところで打った他のドライバーに比べて、ボール初速は61m/s→62m/s、打ち出し角は14度→15度、スピン量は2300rpm→2100rpmと“飛びの三要素”が軒並み向上。本人が「芯で打ちやすい」と言うように、ミート率も1.39→1.45にアップした。これで飛距離が伸びないほうがフシギというものだ。
「ST200」シリーズのドライバーの初速性能については、フェースに強度としなやかさを合わせ持つβチタン合金を用いつつ、フェースの肉厚を中央部は厚めに周辺部は薄くしてたわみを大きくする「コアテックフェースデザイン」といったテクノロジーが、反発力をルールの限界まで高めている。

金杉さんが気に入ったST200
「実を言うと、今までミズノのドライバーを打ったことがありませんでしたが、今日『ST200』を試打したら良さがわかりました」(那須さん)
ミズノの未体験者もすぐさまトリコにするポテンシャルの高さを見せつけた。
腕前も飛距離も持ち球もまちまちな一般アマチュアゴルファーが、準備も心構えもナシにいきなり打って好結果&好フィーリングを得た「ST200X」と「ST200」のドライバー。国境さえも飛び越えて、世界中のゴルファーが心地よく飛距離アップをGETできるモデルと言えそうだ。
なお「ST200」シリーズは発売に先がけて、全国の取り扱いショップで先行試打ができる。洗練されたフィーリングと世界がシビれたディスタンス性能は、早く体験したもん勝ちだ!
(注釈)
※計測データは5球の平均値