ショートゲームのミスは技術ではなく、クラブが合わないから
ショートゲームはスコアメークの要。しかしアマチュアにとっては、ザックリなどのミスで大叩きしたり、短い距離でも寄せられなかったりするなど、むしろスコアを崩す原因になるケースも多い。そのため、ショートゲームを苦手にしている人も少なくないのが実情だ。
ゴルフ用品販売最大手のゴルフ５は、アプローチに悩みを抱えるアマチュアの大半が、技術以上にウェッジ選びに問題を抱えているという点に注目。近年ウェッジフィッティングに力を入れている。
そこで、このウェッジフィッティングの詳細を再確認すべく、ゴルフ5のPR担当「ざわざわコンビ」の藤澤心之助さんが、ゴルフ5大治店に行って、自らウェッジフィッティングを体験してみた。
「ウェッジの距離感が合わないんです……」と悩む藤澤さん（写真左）に、「ウェッジが合っていない典型的な症状です！」と一刀両断する木邨さん（写真右）
対応してくれたのは、大治店のクラフトマン、木邨亨（きむらとおる）さん。フィッティングの実績豊富で、とくにウェッジに関しては、ボールを打ったときのソールの接地音で適性がわかるというほどの、腕利きだ。
「最近、ウェッジショットの距離感が合わずにスコアを取りこぼすことが多い」と悩みを話す藤澤さんに、それはウェッジが合っていない典型的な症状だと木邨さんは診断する。
「ウェッジの距離感は、スウィングの振り幅やヘッドスピードだけでなく、ボールの打ち出し角とスピン量が重要です。ウェッジが合っていないと同じように振っているつもりでもこれらが安定せず、距離がバラいてしまうんです」（木邨）
スウィングによって必要なバウンス角は違う！
ゴルフ5のウェッジフィッティングでは、悩みをヒアリングするとともに、使っているウェッジの計測も行う。またPWのロフトを計測し、AW、SWなどのロフトチョイスへのアドバイスも可能だ。
ゴルフ5ではスウィング診断をして適正バウンス角を算出し、マッチするソールを持ったウェッジを提案する。全メーカー・全モデルの実行バウンス角を自社で実測してデータ化しており、メーカー横断的に統一基準でバウンス角を管理している
さっそく計測用のウェッジで試打。スウィングを測定して、ヘッドの入り方やボールのとらえ方をチェックする。
「スウィングデータを取り、ヘッドの入射角とインパクト時のハンドファースト具合などから『入射角』を算出します。藤澤さんは少し鋭角に入り気味で打点が安定しないのが、距離感が合わない原因のようですね」（木邨）
この分析に藤澤さんも思い当たる節があるようだ。
「なるほど。たしかにちょっと上から入っていますね。スピンが多すぎて戻りすぎてしまったり、逆にちょっとポッコン気味になることが多かったんですが、これが原因かもしれません」（藤澤）
藤澤さんだけでなく、アマチュアの多くは入射角が鋭角なので、打点がバラつくミスは多い。こういったミスは技術的なものと思われがちだが、実際はクラブによってかなり大きく改善することが可能だと言う。
バウンス角が適正なら、ソールの面から接地できるので、跳ねたり刺さったりすることなく気持ちよく抜けて、打ち出し角もスピン量も揃う
「技術的なミスというよりも、スウィングとクラブが合っていないことがおもな原因なんです。具体的には、入射角に対してバウンス角が適正ならこういったミスはかなり軽減できます。藤澤さんの場合は、入射角に対してバウンスが少ないので、ソールがうまく滑らずに抜けてしまったり、フェースの上めに当たってしまっていました。反対にバウンス角が多すぎると、ソールが跳ねてトップしたり飛びすぎるようなミスが出ます」（木邨）
藤澤さんのスウィングデータから導き出した適正バウンスを持ったウェッジで試打してみる。すると、飛距離がバラつく縦のミスが激減。スピン量や打ち出し角も安定してきた。
「ソールの抜けが、明らかに違う！ 打ってみてこんなに違うなんて……」と驚きを隠せない藤澤さん
さらに、毛足が長い専用のラフマットからも試打を行う。
「ソールの抜けが明らかに違いますね。インパクトの当たりも厚くなって、いいときの感じを思い出しました。ウェッジにソールが大事だということは知っていたつもりですが、打ってみてこんなに違うなんて、あらためて驚きです」（藤澤）
「その人のスウィング、それは入射角やハンドファーストの度合いによって必要なバウンス角は違います。ゴルフ5では、そこを重視してフィッティングを行うため、必ず自分のスウィングに合ったソールを持ったウェッジが見つかりますよ」（木邨）
「さらに今、タイトリストの注目モデルSM8ウェッジが新発売しています。ゴルフ5ではシャフト、ロフト、バウンスの豊富な種類の中から、ウェッジフィッティングでぴったりのウェッジをお探しします！」（木邨）
ゴルフ5のウェッジフィッテイングで、自分の適正バウンス角のウェッジを手に入れ、気持ちよくソールの抜ける感覚を味わってみては？
