ターゲットまでの残り距離を正確に知ることができる距離計測器。目測ではわかりづらい長めの距離を把握できるのも便利だが、「ショットの質を高めるには、100ヤード以内のショットで計測器を活用してみてください」というのは、業界屈指のギアオタクでクラブフィッターの小倉勇人。詳しく話を聞いてみよう。

計測器で100ヤード以内のショットが良くなる!?

みなさんこんにちは、ギアオタク店長の小倉です。先日、久々にゴルフに行ってきました! 天気にも恵まれ、とても楽しかったです。

さて、私は普段レーザータイプの距離計測器を愛用しているのですが、これを使うようになってからゴルフの内容で確実に良くなっている部分があります。それは100ヤード以内のショットです。

画像: 距離計測器は短い距離のショットでこそ使うべきだと小倉氏は言う(写真はイメージ)

距離計測器は短い距離のショットでこそ使うべきだと小倉氏は言う(写真はイメージ)

もともと私は電子ガジェット的なアイテムはあまり使わないほうでした。どうせ大した練習もしないし正確な距離が分かってもその通りに打てないだろうと。それがルール改正により、一部の試合などで使用が認められるようになり、ルール違反にならないのなら使ってみようかなと思い、購入しました。

使い始めた当初は、使っても使わなくても大して結果に差は生まれませんでした。あるとき、とあるゴルフ場に大きめの生芝アプローチ練習場があり、ウェッジ片手に喜び勇んで向かったところ、そこには10ヤード刻みで60ヤードまで杭が打たれたエリアがありました。これは距離感の練習になる! と10ヤード刻みで打ち分ける練習をみっちりやったんです。

その日のラウンドの60ヤード以内のアプローチがまぁ楽なこと! レーザー距離計で正確な残り距離を知ることができ、なおかつ距離の打ち分けを練習した後でしたからほとんどをワンピン以内に寄せられたんです。

それ以来コースボールで練習できるアプローチ場を見つけると適当な目標を定めては歩測したり、レーザー距離計で測ったりして正確な飛距離を把握してから練習するようになりました。とはいえそういった施設はなかなかありません。ゴルフ練習場などにも距離が書かれたプレートが置いてありますが、あれは練習場によって微妙に違っていて、正しい距離で計測した位置に置いているケースとレンジボールとコースボールの違いを考慮した位置に置いているケースと様々です。

そもそもコースボールの中でもスピン系やディスタンス系と様々な種類があるのですから自分の使用しているボールだけで練習しないと細かい距離感は養えません。だからこそ本番での100ヤード以内のショットの結果と感覚を大事にしたいところ。できるだけ精密な距離感を養うためにも目標までの距離は正確に知っておいて損はありません。自分のショットの質を高めたいと考えているならば持っておくべきアイテムですよ~。

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