新型コロナウイルス感染拡大の影響で、1月のSMBCシンガポールオープン以来、8月の今日にいたるまでのすべての試合が中止となっていた国内男子ツアーが、ついに幕を開ける。日程は9月3日から。舞台は山梨県の富士桜カントリー俱楽部だ。

日本の男子ツアーは1月の「SMBCシンガポールオープン」ですでに開幕している。しかし、国内でのツアー競技はここまで開催されておらず、9月末の「パナソニックオープン」、10月初週の「バンテリン東海クラシック」、10月末の「THE TOP」、11月初週の「マイナビABC」といったベストシーズンの試合も中止が決まっていた。

そんななか、「48thフジサンケイクラシック」でついに、国内の開幕を迎えることが決まった。日程は9月3日から6日の4日間。舞台は山梨県富士河口湖町の名コース、富士桜カントリー倶楽部。昨年は、パク・サンヒョンが制している。

画像: 2019年のフジサンケイクラシックはパク・サンヒョンが制した(撮影/姉崎正)

2019年のフジサンケイクラシックはパク・サンヒョンが制した(撮影/姉崎正)

ただし、ギャラリー、選手、関係者の安全確保への配慮から、大会は無観客での開催。選手・キャディ・関係者全員にPCR検査を実施し、「日本国内プロゴルフトーナメントにおける新型コロナウイルス感染症対策ガイドライン」に則って、できる限りの完成予防対策をとるという。そして、政府や自治体の見解、感染状況の推移によっては大会開催の可否も含めて変更の可能性はある。

女子では「アース・モンダミンカップ」が6月末に開催されて成功を収め、来週には「NEC軽井沢72ゴルフトーナメント」、「CATレディース」の中止を挟んで「ニトリレディス」「ゴルフ5レディス」と開催が予定されている。男女を問わず、これらの大会が順調に開催されれば、国内のゴルフも盛り上がっていくはずだ。

無事かつ安全に大会が開催され、プロたちのダイナミックなプレーが見られる日を、楽しみにしたいものだ。

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