シャフトメーカー、グラファイトデザインのニューモデル「ツアーAD HD」が発表となった。どのような性能になっているのか、リリース情報から紐解いてみよう。

近年の大MOIヘッドを活かす性能

グラファイトデザインの2021年ニューモデル「ツアーAD HD」は、近年主流となっている大型・高慣性モーメントのヘッド性能を最大限に活かす新しいシャフト。

画像: グラファイトデザイン「ツアーAD HD」(提供/グラファイトデザイン)

グラファイトデザイン「ツアーAD HD」(提供/グラファイトデザイン)

キックポイントは中調子で、2種類の高剛性の新素材カーボンをそれぞれ先端部、そして先端~中間部に採用することでヘッドの挙動がより安定し、インパクト時のパワーロスを軽減。打点のバラつきも抑えられ、安定したスピン量を得られ、叩ける弾き系シャフトに仕上がっているという。

メーカー発表の過去シリーズとの比較によると、ツアーAD HDはやや高弾道でフェード系の弾道を打つのに適したモデルとなっているとのことだ。

画像: ツアーAD歴代シリーズの特性を一覧にした図(提供/グラファイトデザイン)

ツアーAD歴代シリーズの特性を一覧にした図(提供/グラファイトデザイン)

重量は40~80グラム台をラインナップ。アマチュアゴルファーのスタンダードとも言える50グラム台の「HD-5」でR2、R1、S、Xの4フレックスが用意されている。発売予定日は2020年9月10日、価格は4万円(税別)となっている。

ちなみに三菱ケミカル「ディアマナTB」、フジクラ「スピーダーエボリューションVII」も同じく9月の発売。大手カスタムシャフトメーカーの3社の最新モデルが一斉に出そろう、シャフトがアツい9月となりそうだ。

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