新型コロナウイルスの影響でゴルフ界でも市場の縮小が懸念されるが、新商品は続々と発売されている。なかでも今秋の注目商品の1つが、ブリヂストンから発売される新クラブ「TOUR B シリーズ」。その性能を飛ばし屋で知られる今野一哉プロがテストした。

やさしさと飛ばしを両立した、新しい「TOUR B」シリーズ

現在、300ヤードは当たり前という、恐るべき飛距離戦争がUSPGAツアーで繰り広げられている。コンピュータを駆使し、飛ぶ弾道を徹底的に分析。そのデータを基にしたクラブ開発はプロだけにとどまることなく、アマチュアゴルファーにも大きな飛距離をもたらしている。特にドライバーは飛びの性能がハッキリと感じられ、買ったゴルファーを十分に満足させるものだ。

でも、どうだろう……。ウワサのドライバーを手にして、確かに飛距離は伸びたのだが何かが違う、飛ぶのはわかるのだけれどもなぜかしっくりこない。そんな違和感を感じるゴルファーも少なくはないだろう。飛距離の魅力に取りつかれ、使い始めたドライバーも、違和感を感じながらのセットアップを繰り返すたびに心地よく振れなくなり、次第に能力は発揮されず飛ばなくなってしまう。

この違和感に気づき始めていたアスリートたちは、早々にシグナルを発信していた。「アドレスで強い弾道がイメージでき、構えやすく、飛ぶドライバーがほしい」と。そんなアスリートの意見を反映し、上級者が求めるやさしさと飛びを融合したのが新しい「TOUR B X ドライバー」だという。

さらに真っすぐ遠くへ!強弾道を生むテクノロジーがさらに進化

「いやあ、とにかく顔がいい!ヘッドの座りがいいですね!」という今野一哉プロ。最近のドライバーは飛ぶがアドレスでフェースがスクェアにセットしにくく、トップラインとフェースの下のラインが別々の方向を向いているものが多く構えにくかったという。

画像: 座りが良く小ぶりな上級者好みのヘッド形状

座りが良く小ぶりな上級者好みのヘッド形状

「とにかく座りがいいですね! アドレスでヘッドをポンッと置くと、フェースがスクェアな状態で目標を指す。これならアドレスでもじもじすることなく構えがビシッと決まります。また、フェースのトップラインの部分がスクェアで微妙に外に逃げている。これがつかまるのにつかまりすぎないイメージにつながって、上級者好みの顔つきになっています。アスリートの気持ちがわかっていますね」(今野プロ)

実際に打つと強い弾道でボールはグングン伸びていく。

「いやあ、飛びますね。アドレスでイメージしたボールの高さ、方向へ強い弾道で向かっていきます。フェース面の操作もしやすい。左へのミスが出ることなく、ドロー、フェードを打ち分けることもできます。これはアスリートゴルファーにとって嬉しいポイントです」(今野プロ)

画像: クラウン部分にはたわみの復元力が強い新設計を採用

クラウン部分にはたわみの復元力が強い新設計を採用

従来モデルにも搭載されている、ソールの剛性は高く、クラウンの剛性は低くし、クラウンをたわませることで飛距離を生み出す「ブーストパワーテクノロジー」。今回、そのブーストパワーテクノロジーをさらに進化させた、従来にない新しい発想のテクノロジーが搭載されている。

画像: 新たに変形ハニカム構造のカーボンクラウンを搭載

新たに変形ハニカム構造のカーボンクラウンを搭載

まず、カーボンクラウンのたわみをコントロールする金属線がハニカム(六角形型)へと進化。トウ・ヒール方向のたわみを抑え、フェース~バックへのたわみを生み、ねじれない強弾道を生み出している。

ウェートの位置をひとつ変えることで重心距離が0.6ミリも変わるウェートポートも搭載。これによってフェースのコントロールが明らかに変わる。標準ではヒール側から2番目の位置に設定されている。

画像: 5つのウエイトポートでスウィングに合わせた弾道調整が可能

5つのウエイトポートでスウィングに合わせた弾道調整が可能

「インパクトでは確かな手ごたえがありながら、キンキンせず、心地よい打感のなかにわずかな金属音がありますね。遠くのターゲットまでボールを運んで飛ばすイメージが出せます」(今野プロ)

画像: ボールの滑りを制御し、低スピン化を促進する粗いミーリングを採用

ボールの滑りを制御し、低スピン化を促進する粗いミーリングを採用

フェース面にはインパクトでボールが滑るのを防いで、余分なバックスピンがかかるのを抑える「パワーミーリング」を施すことでボールの落ち際のひと伸びを実現している。

画像: 標準シャフトは先端の剛性を高めることで、当たり負けを解消している

標準シャフトは先端の剛性を高めることで、当たり負けを解消している

「Sシャフトを試打しましたが、ヘッドスピード42~46m/sくらいまではこのスペックでいいですね。ヘッドとの相性は抜群でカスタムシャフトを考える前にまず打ってみてほしいですね」(今野プロ)

FW&UTにも「サスペンションコア」が搭載

「サスペンションコア(SP-COR)」が搭載されたFWとUTもプロの評価は高い。

「僕、UTが苦手で使っていないのですが、これはいいですね。構えやすくて、しっかりスピンが入ってくれる。遠くのグリーンを狙えますよ」(今野プロ)

今モデルから、ドライバー以外で初めて「SP-COR」をヘッド内部に搭載。ねじれない強い弾道でフェアウェイから驚きの飛距離を叩き出してくれる。またUTにも「SP-COR」を搭載することで、やさしく初速の速い弾道でグリーンが狙えて、ピタリと止めることができる。

“構えた時に感じる「イメージ通り」を実現するクラブでありたい”との想いを込めて作られた新しい「TOUR B」シリーズ。驚きに「ねじれない」弾道を体験してみてはいかがか。

たった3球で合ったクラブだけでなく、ボールまでわかる新「ゴルファーズドック」

今回の「TOUR B」シリーズの試打にあたり今野プロが体験したのが、ブリヂストンが展開するフィッティングサービス「ゴルファーズドック ボール&クラブ」。ブリヂストン独自の解析アプリケーションにより、スウィングの特徴を数値化・診断することで、クラブだけでなくボールも推奨される他にはないフィッティングサービスだ。

画像: スウィングの特性から導き出した、最適なクラブ・ボールを提案してくれる

スウィングの特性から導き出した、最適なクラブ・ボールを提案してくれる

クラブにインパクトシールを貼り、計測器によりデータを分析。球数はなんとたった3球で終了。採取したデータより、推奨ボールと、ピッタリのヘッドとシャフトのスペックが表示される。今回の「TOUR B シリーズ」でドライバーであれば、マッチするウェートの位置まで教えてくれるという。

既にブリヂストンのクラブ・ボールを使用している人も、これからの購入を検討している人も、一度体験してみてはいかがだろうか。

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