米男子ツアーのサンダーソンファーズム選手権でセルヒオ・ガルシアが2017年のマスターズ以来3年ぶりの優勝を飾った。

大会前の注目はガルシアが20年間キープしてきた世界ランクトップ50の座からついに陥落したというニュース。全米オープンでも予選落ちに終わり、ゴルフ番組の特集で「1000週以上トップ50を守った選手は5人しかない。そのなかのひとりガルシアが今週返り咲きを目指す」と大々的に報道していた。

「最近の戦績を見てもこのままズルズル後退する可能性がある」というのが大方の専門家の予想。ところがその予想に反しガルシアはサンダーソンファームズで躍動した。

3日目首位に並ぶと最終日は途中追う展開になったものの14番パー5で第2打をピンそばにつけイーグル奪取に成功。トップタイで迎えた最終18番はフェアウェイ左サイドから8番アイアンでピンそば70センチつけるスーパーショットを炸裂させ、バーディで締めくくって3年ぶりの勝利を達成した。

画像: 今大会トータル19アンダーで勝利を掴んだセルヒオ・ガルシア(写真は2020のWGCメキシコ選手権 撮影/姉崎正)

今大会トータル19アンダーで勝利を掴んだセルヒオ・ガルシア(写真は2020のWGCメキシコ選手権 撮影/姉崎正)

「最高の気分だね。ヨーロッパでは勝っているけれどアメリカでは勝てていなかったから本当に感無量」と満面の笑みを浮かべたスペインの第一人者。

そして大会中もう1つ話題になったのがパッティングの際に目を閉じて打つスタイルだ。

「なんか急に注目されたけれどじつは3年前から目を閉じて打っているんだ。マスターズで勝ったときもすべてのパットを閉じて打っていた」と打ち明けたガルシア。

ラインを読み素振りをしてイメージを出し構えたらテークバックの瞬間目を閉じ球を打ったあと目を開ける。なぜそんなことをするのか?

「その方が自分のフィーリングを活かせるから。目を開けて打つとボールをカップに入れることに一生懸命になりすぎてしまう。こうしなければいけない、ではなくナチュラルなフィーリングに任せて自分の感性を信じてパッティングできる」と説明。

「目を閉じて打ってもうまくいかないこともある。だから、まぁ臨機応変に閉じたり閉じなかったりしていたけれど、今週はハマったね」

19歳でプロデビューするやいきなりメジャーの全米プロゴルフ選手権でタイガー・ウッズと優勝争いを演じたヤングガンも今年で40歳。昨シーズンは優勝争いもなくプレーオフシリーズ進出さえ逃したがこの復活優勝で今季は面白い存在になりそう。二児の父となったガルシアはまだまだ健在だ。

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