秋が深まるにつれてゴルファーを悩ますのがボール探し。落ち葉の積もるラフに落ちてボールを見つけられずにロスト……。そんな事態を防ぐためのボールを見つけ出すコツとは?

球の落ち際をしっかり見ておこう

ラウンドの際、とくにボールが曲がるなどしてラフへ飛んで行ってしまったときに起こりがちなアクシデントのひとつが、ロストボール。特にこの時期は落ち葉も降り積もり、見つけにくさは増している。

もしOBだったのであれば諦めもつくが、ラフに落ちたのであれば打ち直しで打数がかさませないためにもボールをしっかりと捜し出したいと思うもの。ただ、ラフに入るとボールの視認しづらくなるため、なくなるはずがない、と思うような場所でも見つからないことも多々ある。

しかも、ボールを捜索する時間のぶんプレーには遅れが生じてしまうし、ルール改正によって創作時間は3分に短縮されたこともあり、スムーズにボールを見つけることが求められるわけだ。

画像: ラフに入ったボールをスムーズに見つけ出すコツとは?

ラフに入ったボールをスムーズに見つけ出すコツとは?

ラフに落ちたボールを見つけ出すコツ、その前提は弾道の行方、その落ち際までをしっかり把握しておくこと。弾道から目を切らず、落ち際の最後の最後までをみ続けることで、捜索範囲を絞ることができるだろう。

その際に重要なのが、コースの木など、落ち際の付近に目印を見つけておくこと。「背の高い木と低い木の間」などと、捜索範囲を狭めておくことが重要だ。傾斜などでもし落ち際が見えないときは、真っすぐ飛ばせた際の自分の飛距離を基準に、曲がったぶんの飛距離ロスを考慮して、コースのヤード杭と照らし合わせながら手前のラフから探していこう。

次に気を付けたいのが、着弾後のボールの跳ね方だ。左に曲がったなら着弾後ボールは左に、右曲がりなら右に跳ねることが多い。また、弾道が高いのか低いのかも、着弾したあとの跳ね方に影響する。弾道が低いほどボールは着弾地点から遠くへ跳ねてしまうので、それを考慮して捜索範囲を広げると良いだろう。ラフの深さや風も考慮する必要がある。

そして何より効果的なのが、上で述べた点に気を付けて自分でも落ち際を確認しつつ、他者にも自分のボールの行方を確認してもらうこと。ハウスキャディ付きで回る場合はキャディさんが確認してくれるが、セルフプレーの際も同伴競技者のボールの行方にしっかり注目しておき、どのあたりに落ちたのかを伝えてあげることが一番の対策となる。

弾道の落ち際さえわかっていれば、あとはその付近を捜すだけ。ルール改正によって探しているときにボールを蹴るなどして動かしてしまった場合のペナルティがなくなったので、ラフが深い場合はクラブを使って漁ると良い。

また、カラーボールを使うという手もある。意外なことに「緑色」のボールは見つけやすいという声もあるから、ボールをしょっちゅう見失うという人は、様々な色のカラーボールを試してみるといいかもしれない。

繰り返しになるが、しっかりとボールの落ち際を確認してボールの捜索範囲を絞ること。これがボールを見つけ出す一番のコツだ。

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