今、ものすごい勢いでギア市場を席巻しているクラブがある。それがタイトリストの「TSi」シリーズだ。登場と同時にツアープロが我先にとスイッチし、その勢いはアマチュアゴルファーにも波及。いわばTSi現象とでも呼ぶべきムーブメントが巻き起こっている。これは一体なぜなのか!? 緊急調査を開始した!

メジャーを含むPGAツアー前半戦すべてで使用率NO.1を独占

“予兆”はPGAツアーで起こった。9月のメジャー直前のタイミングでツアーに投入されたTSiドライバーに、契約選手はもちろん、契約外の選手までもが手を伸ばし、こぞって使用を開始。2020-2021シーズンの開幕戦で使用率1位を獲ると、メジャーを含むシーズン前半戦の使用率1位を独占したのだ。

画像: プロ・アマ問わず2020年後半に多くのゴルファーがスイッチしたTSiドライバー。その理由を調査!

プロ・アマ問わず2020年後半に多くのゴルファーがスイッチしたTSiドライバー。その理由を調査!

例年ならこの時期はオフシーズン。「そういうこともあるだろう」という話で済むが、言うまでもなく2020年は異例尽くしのシーズンで、メジャー2試合を残すオンシーズンもオンシーズンのタイミングで、選手たちがこぞって変えたことは大きな話題となった。しかも、話はツアーだけにとどまらない。

アクシネットジャパン調べによると、TSiドライバーが発売された11月はタイトリストのドライバーが店頭販売数1位を獲得。20%を超えるシェアを獲得している。つまり、プロだけでなくアマチュアも、すさまじい勢いで“スイッチ”しているというわけだ。

画像: 高い許容性とストレート弾道の打ちやすさが魅力の「TSi2」

高い許容性とストレート弾道の打ちやすさが魅力の「TSi2」

なにかイノベーティブな製品が出現した際、それにいち早く食いつく嗅覚の持ち主のことをアーリーアダプターと呼ぶが、プロをはじめ、ゴルフ界のアーリーアダプターたちがこぞってTSiを手にしているということになる。これは一体なぜなのか?

その答えは、やはり「パフォーマンス」という一言に集約されるだろう。現代の目の超えたゴルファーたちを満足させる性能がなければ、このような“現象”は起こらない。

画像: オーソドックスな形状で思い通りの弾道が作りやすい「TSi3」

オーソドックスな形状で思い通りの弾道が作りやすい「TSi3」

TSiの特徴は「ただ飛ぶだけではない」ということだ。タイトリストというメーカーのポリシーは極めてシンプルで、噛み砕いて言うならば「自分たちのギアを使うゴルファーに、1打でもいいスコアを出してもらいたい」ということ。

ドライバーでいえば、いいスコアを出すためにもちろん飛距離は最重要だ。しかし、同時に曲がりの少なさも同じくらいに重要だし、圧倒的な飛距離がありながら、じゃじゃ馬ではなくしっかりコントロールできることも欠かせない。

画像: TSi2はソールに配されたウェートの影響もあり慣性モーメントが大きく、許容性が高い

TSi2はソールに配されたウェートの影響もあり慣性モーメントが大きく、許容性が高い

飛距離、方向性(=やさしさ)、コントロール性のすべてがハイレベルであること。それこそが、TSiが評価された理由。また、アスリート専用モデルというのは大きな誤解で、スペックを適性に選べば、すべてのゴルファーの使用が可能なこともTSiの人気の秘密と言えるだろう。そうでなければ20%を超える店頭販売シェアはとるのは難しいはずだからだ。

画像: TSi3はプレーヤーの打点に重心位置を近づける「SureFit® CGトラック」を搭載。思った通りの弾道を打てる

TSi3はプレーヤーの打点に重心位置を近づける「SureFit® CGトラック」を搭載。思った通りの弾道を打てる

以上のような理由から、TSi2、TSi3のどちらがプロ向け、アマチュア向けということはない。だがもちろん特徴の違いはあり、より許容性が高く、ストレート弾道が打ちやすいのがTSi2。より操作性が高く、思い通りの弾道を作りやすいのがTSi3だ。両モデルを試打したプロゴルファー・中村修は言う。

「TSi2は慣性モーメントが大きくて、オートマチック。ターゲットに対して真っすぐに構えやすいのも特徴です。TSi3は弾道をコントロールしながら打てるのが魅力で、可変ウェートが装着されていることから、より細かな自分仕様にできる楽しさがあります」(中村)

TSiのテクノロジーに目をやれば、高い飛距離性能を支えているのがゴルフ業界では初採用となる新フェース素材だ。しかも、ただ新素材を採用しただけでなく、スーパーコンピュータにより設計されたフェースはモデルごと、ロフトごとに肉厚をすべて複雑にコントロールして最適化。それにより初速性能を最大限に引き出している。しかも、それをフェースの広範囲で実現していることが、ゴルファーに圧倒的ともいえる“飛躍”をもたらしている。

画像: フェースの広い範囲で高い反発性能を引き出してくれるのがTSiドライバーの大きな魅力だ

フェースの広い範囲で高い反発性能を引き出してくれるのがTSiドライバーの大きな魅力だ

物体と物体が衝突した際の理論上の最適値というだけでなく、ゴルファーという“人”が使ったときにもっともいい数値が出せるように設計されているところが、タイトリストらしさと言えるかもしれない。前出の中村も「初速性能の高さは実際に打っても実感できる」と言う。

そして、フェースの肉厚がロフト別に最適設計されているため、フェースの広範囲でより速いボールスピードを体感できるようになっている。要するに、芯を多少外してもそのことに気がつかないほど飛ぶ。さらにはヘッドの空力性能を高めたことも、スピードアップに寄与している。TSとは「タイトリスト・スピード」の頭文字であることを改めて実感できる性能となっているのだ。

画像: 多くのゴルファーを魅了するTSiドライバーの勢いは、2021年も止まりそうにない……!

多くのゴルファーを魅了するTSiドライバーの勢いは、2021年も止まりそうにない……!

結果、圧倒的なボール初速とともに、狙ったところまでボールを運んでくれるドライバーにTSiはなっている。そして、手にしたゴルファーの「これはいい」という口コミが波のように広がったことが、今の“TSi現象”を引き起こしているのだ。

最後にひとつだけ注意点。タイトリストのドライバーは、説明してきたように狙ったところにボールを正確に運べるのが持ち味。だが、TSiはその狙ったところよりも少し、ことによってははるか先までボールが飛んでいってしまうかもしれない。このドライバーを手にするときは、どうかご注意を!

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