ツアーのトーナメント中継では、ときにピン奥に着弾したボールが強烈なバックスピンでピンに寄る……といったシーンを見ることがある。さすがプロ!と思う瞬間だが、プロゴルファー・石井忍は「アマチュアゴルファーでも『4つの条件』が揃えば打てますよ」という。詳しく教えてもらおう。

PGAツアーの公式ツイッターが、こんな動画をアップしている。

打っているのはハリー・ヒッグス。ウェッジでピンを狙ったショットで、グリーン奥のカラーに着弾した球が強烈なバックスピンがかかり、ガチャン! とピンに当たるまで戻ってきているという1打だ。

Twitter: @PGATOUR tweet

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この1打、グリーン奥の、それも下り傾斜に着弾しておきながらまるで物理法則に逆らうかのように戻ってきているのがすごい。アマチュアでもたま〜にキュキュッと戻る球を打つことができるが、やはりこれだけ強烈なスピンはプロだからこそ……かと思いきや、プロゴルファー、石井忍はこう言う。

「アマチュアゴルファーにバックスピンを効かせることはできないのかといえば、そんなことはありません。『4つの条件』が揃えば、誰でも強烈なバックスピンを効かせることはできると思いますよ」

画像: バックスピンを効かせるために必要な4つの条件とは?(撮影/増田保雄)

バックスピンを効かせるために必要な4つの条件とは?(撮影/増田保雄)

条件が揃えばできる、と言われたら挑戦したくなってしまうものだ。一体、その4つの条件とはどんなことだろうか?

「まず打つ前の条件が2つあります。1つ目はボールがスピンタイプであること。そして2つ目はクラブフェースに砂が挟まっていたり、水滴がついていない、キレイな状態であることです」

表面のカバーがカチカチのディスタンス系の場合やフェースが汚れてしまっているとボールが滑ってしまいスピンがかかりづらくなるようだ。まずこの2つの条件が揃っていることでバックスピンをかける条件。では、あと2つの条件はなんだろう?

「ダウンブローでインパクトして、しっかりとロフトを起こす(立てる)こと。そして、バックスピンをかけるためにはある程度のヘッドスピードが必要のため、30ヤードくらいの距離ではなく、60~70ヤードほどの距離であれば比較的バックスピンはかかりやすいはずです」

ヘッドスピードが速いければ速いほど、ボールの高さも出るため、落下角度が鋭角になる。そのため、よりボールが戻ってきやすくもなる。

ただ、これら4つの条件のうち、ダントツで難しいのが「ダウンブローでロフトを立てながら当てる」ことだろう。ほかの3つはイケそうだが……具体的に打ち方のコツはあるのだろうか?

「ボールを右足かかと前において、時計の針でいうとフェースが1時を向くように開きます。そのままバックスウィングしてインパクトのときにフェースをグッと12時まで戻しながらつかまえる感覚で打っていきましょう。そうすることによってフェースに乗ってバックスピンを効かせることができますよ!」

もちろん要練習。だが、バックスピンがかかれば自分も嬉しいし、カッコいい!春のゴルフシーズン、密かに磨いたスピン技で、ゴルフ仲間を驚かせてみては?

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