見た目はベーシックだけど細部へのこだわりはハンパない!
ゴルフ界のファッションリーダーである石川遼プロ。かねてから、センスや着こなしには定評があったが、今回は機能性、ファッション性ともに自身のこだわりを最大限に詰め込んだウエアを企画した。ブランド名は「ツアー プロ エディション」。コンセプトは、ズバリ“男がカッコ良く見える服”。常に、魅せるゴルフを意識している石川プロらしいコンセプトだ。
シャツ(左上)¥17,600、モックネック(右上)¥15,400、パンツ¥27,500、ベルト¥16,200のラインアップ
「シャツもパンツも一見ベーシックですが、実際着てもらうと、めちゃくちゃ細部までこだわっていることが分かるはずです。素材、シルエット、ポケットの位置や深さ、ステッチに至るまで…、ゴルフをする上で、どれが一番カッコいいか。担当の方と、時間をかけて話し合いました」と石川プロ。
確かに、奇をてらったデザインではない。カラーもホワイト、ネイビー、ブラックが中心で、落ち着いた印象だ。これなら着る人を選ばないし、飽きもこなそうだ。石川プロが熱い思いを語っているインタービューはキャロウェイアパレル公式HPで見られるので、興味のある方はチェックしてみよう。
TOUR PRO EDITION(ツアー プロ エディション)| RYO ISHIKAWA TALKS about TOUR PRO EDITION
www.youtube.comトップスのきれいなシルエットには、これまでにない機能が隠されている
では、具体的にどういう部分にこだわったのか。まずはシャツから見ていこう。
「シャツは当然、ストレッチ性が重要です。ただ、体のラインが出やすいのが難点。そこをカバーするために、カッティングや素材を工夫しています」と石川プロ。特徴的なのは前身ごろだ。一般的なセットインスリーブだが、後ろ身ごろは動きやすいラグランスリーブになっていること。これにより、正面からの見た目や、ジャケットを羽織ったときのキレイ目な印象を保ちながら、スウィングもしやすさを両立させている。
そこで実際に「ツアー プロ エディション」をアマチュアゴルファーに着ていただき、随所に施されたこだわりのディティールを紹介しよう。

袖の付け根に注目。フロント部分はシルエットのきれいなセットインスリーブだが…

背中側をラグランスリーブにすることで動きやすとスポーティな見た目を実現
また、運動量の激しい腕周りや体側部は独自の3Dカッティングに。さらに、スウィング時の動きを考慮し、パーツごとに素材も変えている。ここまで、こだわるのは、年間何百日とラウンドをして、何百着もゴルフウェアを着ている石川プロならではだろう。シャツは定番のポロ襟のほかに、モックタイプもある。パーツごとに素材は変えていないが、その他の機能はシャツと同様。動きやすさは石川プロのお墨付きだ。

脇からサイドを立体的な3Dカットにすることで腕を上げやすく、激しい運動量に対応
これはデザインと履き心地を徹底追及した究極のパンツだ!
「ゴルフってスウィングはもちろんですが、意外と注目を集めるのがアドレス時ですよね。ですから、そこをとにかく、カッコよく見えるようにつくりました」と言う石川プロの言葉通り、このパンツ、とにかくシルエットがカッコいい。スリムだが、決して窮屈そうではない。その秘密は、カッティングと適所に入ったダーツにある。まず、カッティングはシャツ同様、3Dカットなので、体のラインにほどよくフィット。すっきりしたシルエットと動きやすさを両立させている。

スリムなパンツだが動きやすさは抜群。アドレスの姿も美しい
よく見ると、ヒップ・膝・ふくらはぎにダーツが入っているのが分かる。これにより動きやすさはもちろん、スタイルアップ効果があるという。特に、アドレス時にお尻がキュっと上がって見えるのがいい。しゃがみの動作もスムーズになり、立った時に裾がふくらはぎにひっかかりにくいので、所作がスマートになるだろう。

膝やふくらはぎに施されたダーツによってしゃがみやすく、立った時には膝も出にくい
マン振りしてもシャツが出にくい。これも石川プロのこだわりだ
極めつけはシャツが出て、それをしまうパンツにたくしこむ動作が美しくないという石川プロの美学によって実現した「カーブベルト」だ。パンツのウエスト部分の背中側をフロント部より高く(カーブベルト)し、さらにシャツの裾とパンツのウエスト部、それぞれの背中側にシリコンテープを施すことで、激しい動きをしてもシャツが出にくくなっているのだ。

美しくプレーするための工夫がパンツのウエスト部やシャツの裾にも隠されている
同時に開発されたベルトは、重くてゴツイ、真鍮のバックル部分とは異なり、軽量でスタイリッシュなのが特徴。つけたときの軽快感とウエストにしっかりフィットする仕上がりに、石川プロも満足しているという。
アマチュアが検証。「ツアー プロ エディション」なら、さらにアスリート感がアップ!
最後に「ツアー プロ エディション」は本当に動きやすくて、カッコよく見えるのか。アマチュアゴルファーで検証してみよう。着てもらったのは相馬裕二さん(48歳)。ゴルフ歴21年。アベレージ75のアスリートゴルファーだが、何故か周りから「ゴルファーっぽくない」と言われてしまうのだとか。まずは「キャロウェイ」、その後「ツアー プロ エディション」を着てもらい、見比べてみる。

まずはキャロウェイを着ていただく。とてもよく似合っているが…

ツアー プロ エディションを着るとよりスマートに。アスリート感もアップ!
もちろん「キャロウェイ」も似合っているが、「ツアー プロ エディション」のほうがよりシュッとしていてカッコいい!スポーティさも増し、まるでプロのような雰囲気だ。
相馬さん自身も「ツアー プロ エディション」を着た瞬間、「すごく軽くいいですね!」と驚きの表情に。さらにスウィングをしてもらうと、「普段からストレッチ性のあるウェアを好んで着ていますが、これは、群を抜いて動きやすいです。パンツのシルエットもキレイなので、スタイルがよく見えますね。ゴルフだけでなく、普段も着たいくらいです」と満面の笑顔で語ってくれた。

実際に球を打ってもらうと、その動きやすさにビックリしたという相馬さん

さりげない赤のアクセントが男前度数をさらにアップ!
デザインはシンプルだが、随所に赤のワンポイントアクセントが効いていて、石川プロのセンスのよさが感じられる。そんな彼がとことんこだわって作った「ツアー プロ エディション」。“より動きやすく、よりカッコよく”と、常に向上心を忘れないゴルファーにぴったりではないだろうか。
※「ツアー プロ エディション」は限定店舗での販売となる。取り扱いショップは下記より。