グリーン外からより安全に乗せたい場合打ち方の選択肢に入ってくるのが、パターを使ったアプローチ。“テキサスウェッジ”とも言われるこの打ち方をする際に気を付けるべきことを、業界屈指のギアオタクでクラブフィッターの小倉勇人に教えてもらおう。

みなさんこんにちは、ギアオタク店長の小倉です。ようやく芝も青くなりはじめ、花粉も少しずつ落ち着いてきました。いよいよ本格的なシーズンインといったところでしょうか。先日私もラウンドしてきたのですが、その時にご一緒させて頂いた方がグリーン外からパターを使ってめちゃめちゃ上手く寄せてくるんですよ。いわゆるテキサスウェッジってやつです。

実は私も結構多用します。特に冬の枯れ芝の時期から芝が完全に生えそろうまでは、ウェッジだとシビアなボールコンタクトを要求されるのでパターを持つことが多いですね。

テキサスウェッジのコツは、ボールの状況と転がっていくライの見極めができるかどうか。ウェッジやチッパーはある程度ボールをキャリーさせますが、テキサスウェッジはほぼずっと転がして寄せるので、どのくらいボールが芝に抵抗を受けるのかはもちろん、ボールがあまり芝に沈んでおらず、フェースでちゃんととらえられるかどうかを確認することが重要です。

画像: 主にグリーン上で使われるパターだが、もちろんアプローチでも有効。ただしその際には気を付けるべきこともあると小倉氏は言う

主にグリーン上で使われるパターだが、もちろんアプローチでも有効。ただしその際には気を付けるべきこともあると小倉氏は言う

打ち方のコツは、インパクトの強弱で距離を調整しないようにすることでしょうか。パターはクラブのなかでもっともヘッドが重いため、等速でボールを打ち抜いたほうが安定した転がりが得やすいです。芝の抵抗に負けないようにとインパクトを強めた打ち方だとインパクト直後にボールが浮いてしまい、着地直後の芝の状況で転がりが大きく変化しやすいので飛ぶ距離のバラつきが大きくなりがちです。

それ以外にパターをグリーン外から使うことで気を付けている点は、グリーン内のパッティングと同じ打ち方にしないということ。普段私はグローブを外してパッティングしているのですが、テキサスウェッジのときは着けたままにしたり、握り方を変えたりして打っています。そうすることでグリーン内のパッティングと別物感を出して、距離感やフィーリングに影響を与えないようにしているのです。

「おまじない」的な要素もありますが、これが結構効果があるんですよ。どうしてもグリーン外からだと見た目より大きくストロークするので、その感覚を引きずったままグリーン内のパッティングをするとインパクトでパンチが入ってしまったり、反対にゆるんでしまったりしやすいんです。この別物感を出すことで安心してグリーン外からでもパターを持つことができるようになりました。

みなさんは、グリーン周りのアプローチをどのクラブでどんな寄せ方をしていますか?

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